フィアットが誇る偉大なロングセラーモデルといえばこれです。最近、ほとんど見かけなくなった「パンダ」。登場したのは1980年、オイルショックの影響から経営的に厳しい状況にあったフィアット社からの委託により、ジウジアーロ率いるカロッツェリア・イタルデザインが開発を担当しています。そして、「パンダ」は大ヒットを記録、1999年まで生産が続けられ、世界中の人に愛されるモデルとなります。
ジウジアーロらしい直線的なラインで構成されたボディは、全長3380・全幅1460・全高1445mm、スズキ・ハスラーよりも若干小さいサイズとなります。写真のクルマは、1998年式1100セレクタですから、1.1リッターエンジンを搭載、トランスミッションはCVT、前輪を駆動します。
ところで、希少車、人気のWサンルーフ、6.8万kmという走行距離、内外装のコンディションを考えると非常に安い! 実は、パンダはこのあたりが相場なのです。同じ時代のVWゴルフⅠ/Ⅱ、クラシックミニなどの程度良好車は、とても88万円では買えません。やはり、パンダは中古車になっても大衆の味方なのでしょう。泣かせます。それはさて置き、残していかなければならない名車であることは間違いないと思います。
フィアット パンダ 1100セレクタ
初度登録:1998年 車検:2年付き 走行:6.8万km 外装色:グリーン Wサンルーフ スポルティーバ用アルミホイール CVT 左ハンドル 車両本体価格:88万円
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