シトロエンDSパラス動画撮影のために訪れていた京都「アウトニーズ」の店舗前、その片隅に、すごく珍しいステーションワゴンを見つけました。シトロエン CXの「ファミリアール」です。
CXのステーションワゴンは、3列シートを備え7人乗りとなるのがその名の通り家族向けの「ファミリアール」、ブレークの名を持つスタンダードモデル(5人乗り)は基本的に商用と考えていいでしょう。サスペンションはもちろん「ハイドロ」です。
このようなクラシカルなルックスですが、1989年にセダンが後継のXMにスイッチするなか、ステーションワゴンは1991年まで生産が続けられました。つまり、1975年から16年に渡り販売されていた長寿モデルなわけです。ライバルとなったのはやはりメルセデスのW124ワゴンでしょう。
同社のメカニックに訊ねたところ、次のオーナーさんの希望によって仕上げるとのことですから価格は未定ということになります。
全長4950×全幅1770mm、アッパーミドルクラスですからやはり大きい! でも、あらためて眺めてみると、かなりスタイリッシュだと思います。湘南のサーフポイント、または東京・青山あたりが似合うステーションワゴンですよね。
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アウトニーズ
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