帯広にご納車させていただいた後、飛行機に乗るため
とかち帯広空港へ。
しかし、もたもたしていた私は空港連絡バスに乗り遅れ。
空港への手段は電車がなく、バスか車のみ。
仕方なく駅前でタクシーを捕まえ、空港へ向かいました。
そういえば、帯広の近くには幸福駅があったよな?
「運転手さん、幸福駅って通り道ですか?」「そうですよ、寄りましょっか?」
お願いします…
ということでちょっと寄り道を。
タイトルにあります「愛の国から幸福へ」は今から38年前にNHKで放送された
「新日本紀行」の「幸福への旅~帯広~」で一躍有名になり観光スポットになった場所。
当時の国鉄広尾線の幸福駅と愛国駅が廃線となった今でも残っています。
まずはじめに愛国駅に。
プラットホームに駅舎、そしてSLに線路。
今にも動き出しそうなその光景は、当時を知らない私でもわくわくしちゃいます。
駅舎の中は交通記念館になっていて、広尾線の歴史や使われていた制服などが
展示されていました。
時間がないので、中は見ずに幸福駅へ。
幸福駅はさらに規模がすごく、駅舎と線路、プラットホーム、ディーゼル2両が展示。
マニア心のボルテージが最高潮へ。
駅舎の中には訪れた観光客の方が貼った名刺やプリクラが所狭しと。
よーくみると全国各地の方の名刺があるので、もしかしたら知ってる人がいるかも・・
幸福駅ではウエディング体験のできるハッピーセレモニーを開催。
幸せの鐘をならし記念撮影のできる観光スポットにもなっているそうです。
(ちなみに私の十八番はあの鐘を鳴らすのはあなたですが・・なにか?)
www.city.obihiro.hokkaido.jp/shoukoukankoubu/kankouka/c030301happy_ceremony.jsp
もっとゆっくり観光していたいところですが、今度は飛行機に乗り遅れたら
大変なことになるので、この辺で空港へ。
親切なタクシー運転手さんは、写真を撮っている最中、メーターを止めて待っていてくれました。
全国色々な場所へ納車にお邪魔しますが、ほとんどとんぼ返り。
帯広3回目にして、バスに乗り遅れたため見学ができた観光スポット。
全国には素晴らしいところがたくさんありますね。
今度はどこのお客様がご購入いただくかで、我々の行き場所が決まります。
まさにサイコロの旅。
久々にDVDでも見よっかな?