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サンプロテクトはここまで進化した

住友スリーエムの自動車窓ガラス用オートフイルムのお話です。

太陽光線を大別すると、以下の3種に分類されます。

                                    図版等ピュアカット89カタログから抜粋

UVと言われる紫外線。IRと呼ばれる赤外線。そして可視光線と呼ばれる物を見るための明るさ。

自動車窓ガラス用フイルムは自動車走行時の安全性を確保する為に、前面ガラス・運転席及び助手席側面ガラスに張る場合、オートフイルムを貼った状態で”道路運送車輌の保安基準”によりその可視光線透過率が70%以上無くてはならないと定められています。

上記の理由により今までのフイルムを貼付した車輌に関して車検不対応となっておりました。もともと何故フイルムを貼るのかといえば紫外線対策が主な理由だったと、考えられます。

市販の日焼け止めローションやクリームも紫外線(SPF200相当となります)の侵入を防ぎます。これらの製品では、「SPF値」「PA」と呼ばれる紫外線防御効果が記載されているのはご存知ですね。 SPF値はSun Protection Factorの略で主に日焼けの原因であるUVBの遮断率を表しています。SPF25の場合は、無対策の場合と比較して紫外線が1/25になり、SPF100は1/100になる事を意味します。PAはProtection of UVAの略で、UVAの遮断に対する効果を表しています。(ウイキペヂアより転載)上記が化粧品による紫外線を防ぐ効果の表記です。

それでは自動車の場合はどうでしょうか?UPF値というので表しています。UltraviolentProtectionFacterと言い紫外線防止指数で「どのくらい、日焼けを防ぐか」を示す値です。これは紫外線対策先進国のオーストラリアやアメリカなどで一般的に使われています。このUPF値は高いほど日焼け防止効果が高くUPF50以上は全てUPF50+と表記されます。住友スリーエムで換算するとこの商品はUPF160相当!!だそうです。SPFで換算すると200となるような効果だそうですが、化粧品とは異なりますので一概には言えません。

 

一般的に目にする現象として夏場に長い手袋+大きなサンバイザーの女性ドライバーを目にすると思います。彼女達は各々理由があるかとは思いますが運転する為に上記装備をして大変ですね。

たとえばこのフイルムを貼れば99%の紫外線をカットするので上記装備は不要です。

また、赤外線ですがこれは皮膚の中に入り込んで電子レンジのように皮膚内で発熱しますので、ジリジリ厚くなりますが、これも67%カットしますので、車内温度の上昇が抑えられ、エアコンの効きもよくなります。

他方可視光線についてはガラスが90%に対して89%の透過率を持っています。

上記理由により車検対応のフイルムであり、合理的なカーライフが可能となります。

実際にはすべての車の運転席・助手席に貼れるものではありませんが、国産車のおよそ70%の車には可能と思われます。(可視光線に関し)施工される場合には、事前確認をおすすめします。

「ピュアカット89」が商品名です。

また、皮膚の日焼け、シミや内装の褪色の原因とされる紫外線は99%以上カットしますが、
金属膜を含まないためETCやカーナビゲーションシステムなど室内で使用する電子機器類の
電波環境に悪影響を及ぼしません

3M><スコッチティント>オートフィルム ピュアカット89についてのお問い合わせは、
住友スリーエム カスタマーコールセンター ℡0570(012)123

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