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2008年11月12日

今週の大穴グルマ 番外編

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

PORSCHE 911 CARRERA(TYPE993) 
¥5,880,000
エンスー度満点! 空冷最終のMT車!!
 スタートから4週目を迎える新コンテンツ『今週の「大穴グルマ」ランキング』。今回は番外篇をお届けしよう。番外篇とは、認定中古車.comがフリーに立案したコンセプトをもとにランキングを決定するカテゴリーだ。で、初回はご覧の顔ぶれ。ちょっと古めでエンスー度の高いモデルのトップ・スリーである。認定中古車の枠からは外れる車両が多いものの、どれもコンディションは抜群! さらにディーラー・メカニックの手により徹底した納車整備が施される。そう、低年式の輸入車こそ「信頼と安心」の正規ディーラーで購入することのメリットは大きいのだ。クルマ好きの皆さんを納得させる個体、そして後悔させないアフターサービス、これを常識として持っているのが正規ディーラーなのである。認定中古車.comが「番外篇」をお届けするポイントはここにある。さて、クルマ好き必見! 各ディーラーが隠し持っていたとっておきの3台を紹介しよう。
激戦を制して1位を獲得したのは、ポルシェセンター西宮 甲子園認定中古車センターがストックしていた993カレラだ。993と言えば、911ファンには特別な意味を持つ空冷フラットシックスの最終版である。しかも稀少価値の高いマニュアル・トランスミッション! ティプトロニックではなく、MTの993カレラが正規ディーラーの展示場を飾るのは非常に珍しい。というか、奇跡と言っても過言ではない。964や993のMT車は市場に出る前に予約者の手に渡ってしまうからである。ではなぜ出てきたのか? 答えはいたってシンプル。株安による景気低迷の恩恵だ。いつの時代も不景気になると趣味性の強いクルマの“動き”はパタリと止まる。だから、エンスーモデルを探している人にとってはこの時期が好機なのだ。
とはいうものの、993カレラの相場は販売終了から10年以上が経ったいまも高値安定が続いている。450万円前後を下限として、モデル末期に登場したワイドボディのカレラSなら800万円前後のプライスタグを付ける個体も珍しくない。さすが空冷ラストモデル、後継の996カレラとほとんど同じ価格帯で推移している。完全なプレミア相場と言えよう。そして、ティプトロニックとMTは、新車時の価格差が逆転しているのも特徴のひとつ。MTが100万円くらい高いと思っていい。MTは数が少なく、需要が供給を上まわっているからである。
正規ディーラーでは二度と出てこない可能性もあるマニア垂涎の993カレラ・MT。認定中古車.comが太鼓判を押す大穴グルマだ。
PORSCHE 911カレラ(TYPE993)とはこんなクルマ

964型カレラの後継モデルとして993型カレラが登場したのは1993年秋。上段でも触れたように空冷フラットシックスの最終版となったモデルだ。それまで911のアイコンになっていた“カエル顔”を刷新、フロントフェンダーは前方に向かって緩やかに下降し、ヘッドライトは溶け込むように配置されている。とはいうものの、ウィンドスクリーンの角度は相変わらずきついし、5連メーターを始めとするダッシュボードのデザイン、そしてオルガン式ペダルも、993終焉までの33年間、ついに手が入ることはなかった。最大のトピックとなるリアサスペンションは、ナロー以来のセミトレーリングアームからマルチリンクとなったことでスタビリティを大幅に向上させている。1996モデルから、パワーユニットにヴァリオラム(可変吸気機構)を搭載、またターボ用の4WDシャシーとボディが与えられたカレラ4Sも追加設定された。さらに1997年モデルではターボ・ボディにRWDを組み合わせたカレラSも登場している。
★全長×全幅×全高 4245×1730×1300mm ★車重1370kg ★エンジン 3.6リッター水平対向6気筒DOHC ★最高出力/最大トルク 285ps/34.7mkg ★トランスミッション 6段MT ★新車価格 ¥10,762,500

ポルシェセンター西宮 甲子園認定中古車センター
0798-45-0911

第2位

RENAULT AVANTIME  
¥2,520,000
個性のカタマリは禁断の魅力!
 万人にはウケないけれど、響く人には深~く響くクルマの代表格。フランス車ブランドの得意技“近未来系”エクステリア&インテリアを持つニューコンセプト・クーペ「アヴァンタイム」。正規ディーラーにあることが珍しいモデルだ。2002~2005年までしか販売されていなかった稀少車だけに高値が続いていたものの、最近になり相場は下落傾向、ついに252万円で登場した物件がこれ。初期モノだがコンディションはすごくいい。とりあえず、大きなドアは長さ1.4mほどもあります。
ルノー東京有明
03-3527-5656

第3位

BMW Z3 2.2i
¥1,685,000
走行3万km以下の現行モデルだけが認定中古車じゃない!
 認定中古車と言えば、登録から3年以内/走行3万km以下の現行モデルというイメージが強い。しかし、こんなタマもある。後継のZ4がリリースされたいまも根強い人気があるZ3! 走行5.5万kmだが認定中古車なのだ。言うまでもなくコンディションはすごくいい。2.2リッター・シルキーシックスとコンパクトな2座オープンカーの組み合わせは、クルマ好きに至福の時をプレゼントしてくれるだろう。手ごろな価格だからセカンドカーにいいかも!
BMW Premium Selection水戸
029-304-1331


 

2009年07月31日

今週の大穴グルマ ステーションワゴン編

今週の大穴グルマランキング

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今週の大穴グルマは、スポーツカーやSUVのセールスが記録的な落ち込みをみせているなか、逆にブームが再燃しているステーションワゴンの特集をお届けしよう。消費者がモノの価値を厳しい目で判断するようになったいま、便利で長く使える「欧州製ステーションワゴン」の価値が見直されている。たしかに、まじめに作られたステーションワゴンは日常生活のあらゆるシーンで大活躍してくれるし、好感度が高いから自粛ムードが漂ういまの時代に合っているのかもしれない。もちろん認定中古車も活発に動いているので、ぜひチェックしていただきたい。

■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離が少なくデビューから間もない個体も一般の中古車店には流通しない傾向にあるので要チェック。

 

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