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オープンカー アーカイブ

2009年04月06日

今週の大穴グルマ スポーツカー編 ロードスター特集

今週の大穴グルマランキング

第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

BMW Z4 2.2i 
¥2,280,000
ロードスターの入門編に好適!
 桜前線が首都圏を通過していよいよ本格的な春がやってきた。で、クルマ好きにとってこの季節にハズせない楽しみといえば、オープンエア・モータリングだろう。ゆったり走るもよし、ストイックに峠道を飛ばすのもいい。とにかく「やっぱりクルマは楽しい」と思わせる理屈抜きの魅力に溢れている。今回の大穴グルマは、まさにいまが旬の2シーター・オープン「ロードスター」を特集してみよう。
1位を獲得したのは、BMWの人気ロードスター“Z4”だ。導入されてすでに6年余りが経過しているモデルだから、趣味性の強いスポーツカーにしては認定中古車の流通量も多く「探しやすい定番のロードスター」と言っていいだろう。正規ディーラーには、ボディカラーやパワーユニット、装備などを自由に選べるだけの数が揃っている。最も流通量が多いのは2.5リッター直6の2.5i、次いで3リッター直6を積む3.0iだ。で、認定中古車.comが大穴グルマとして注目したのは、2003年から約2年半しか導入されていなかったZ4の末っ子・2.2リッター直6を搭載する2.2iだ。2006年のマイナーチェンジの際にカタログから落ちているので前期型しか存在しないわけだが、非常に買い得感が高いから注目してほしい。なんと、200万円前後が認定中古車の平均価格帯になっているのである。前期型でも2.5i/3.0iは250万円?300万円、後期型になると両者とも300万円中盤付近のプライスタグを付ける個体が多くなる。大穴度の高い2.2iは、「ロードスターは初めて」「セカンドカーだからそんなに贅沢はできない」という方にピッタリの入門モデルなのである。
170psを発揮するストレートシックスは決して非力なユニットではなく、1380kgのボディをスムーズに軽々と加速させる実力を持つ。3.0iより格段に鼻先が軽いから、むしろワインディングロードではロードスター本来の楽しみを味わえるのだ。特に、意識的に高回転を使って走らせれば「手に入れてよかった」と思わせてくれるはず。それは、オーナーにとって至福の時となるだろう。
取り上げた物件は228万円。セカンドカーとしても買いやすい価格帯だ。しかも走行距離は1.4万km。ぜひ、チェックしていただきたい。
BMW Z4とはこんなクルマ

Z3の後継モデルとしてZ4が上陸したのは2003年。ロングノーズ・ショートデッキという基本的なデザイン・コンセプトは先代より継承しているものの、新世代BMWのエクステリア・デザインと上質なインテリアを採用しているのがトピックだ。BMWは当時、プレミアム・セグメントに移行した新しいロードスターだと強調した。実際、Z3と比較するとボディの剛性感やシャシーのクオリティなどはレベルが数段上だ。特に捻れ剛性値はZ3の3倍近くに向上しているという。この頁の主役2.2iは、2.5i/3.0iより半年ほど遅れて2003年10月に導入されている。ところが2006年にマイナーチェンジが実施された際、カタログから姿を消した。認定中古車は、2.5iに比べるとグッと少なくなるものの、ボディカラーを選べるだけの流通量はあるからじっくり探していただきたい。
Z4 2.2i ★全長×全幅×全高 4100×1780×1285mm ★車重1380kg ★エンジン 2.2リッター直6DOHC ★最高出力/最大トルク 170ps/21.4mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 417万9000円

BMW Premium Selection愛媛
089-905-0050

第2位

AMG SLK55 AMG  
¥5,400,000
360psの超弩級ロードスター
 電動開閉式のバリオルーフによって、オープンカーとクーペを使い分けることができるメルセデス・ベンツのSLKをベースにAMGがモディファイを施したスーパー・ロードスターがSLK55 AMG。搭載される5.5リッターV8ユニットが叩き出すパワーとトルクは360ps/52.0mkg! まさに異次元のオープン走行を楽しめるハイパフォーマンス・モデルだ。初期型の新車価格は959万7000円だが、取り上げた物件が掲げるのは540万円のプライスボード! 狙い目だ。
メルセデス・ベンツつくば 下館中古車センター
0296-21-0600

第3位

PORSCHE BOXSTER  
¥4,750,000
走行5000kmの現行型ボクスターが400万円台で登場!
 鮮やかなイエロー・ボディがスタイリッシュでスポーティな雰囲気を醸す「いい感じ」のポルシェ・ボクスターを紹介しよう。何と言ってもこの物件のポイントはトランスミッションにある。稀少なマニュアル仕様なのだ。ゆえに、走行5000kmのビカモンながら、相場より若干低めの475万円というプライスタグが付く。「ロードスターはMTこそ本来の姿」と信じる硬派なクルマ好きにぜひおススメしたい。
ポルシェセンター京都
075-691-1621
 

2009年04月16日

今週の大穴グルマ オープン4シーター編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

MINI Cooper Convertible
¥ 2,250,000
クルマの楽しさを教えてくれる名車
 長い冬が終わって輝く陽光とフレッシュな空気をオープンエア・モータリングで存分に味わえる季節がやってきた。おススメなのは、気軽に楽しめ且つ実用性も高い4座のオープンカー。欧州やアメリカでは非常にポピュラーな存在だから、各セグメントには必ず魅力的なオープンモデルが用意されているのだ。でも、クローズドボディに比べて新車価格が割高なのはご存じのとおり。ところが中古車になるとその差がグッと縮まるのが市場の法則、ぜひ注目してほしい。今週は大穴グルマの宝庫、4座オープンカー編をお届けしよう。
さて、圧倒的な強さで1位を獲得したのは、ミニ・クーパー コンバーチブルだ。このモデルは年式による価格差がほとんどなく、あくまでコンディションで値が決まると言っていい。走行距離が1万km以下の個体は200万円~250万円付近、それ以上走っているものは150万円~200万円付近が目安になる。そう、クローズドボディとの価格差がほとんどないのだ。取り上げた物件は、走行5000kmで225万円! しかも、パッケージオプションなどの高価な装備も満載しているから買い得感は非常に高い。ちなみに、よりスポーティなクーパーS・コンバーチブルはクーパーの20万円~30万円高で推移している。
ミニは、エクステリアやインテリアが醸すスタイリッシュな雰囲気に加えて、カート的な走行感覚が真骨頂。もちろんコンバーチブルもそのフィーリングが変わることはない。サスペンションのストロークが短いからコーナーでもほとんどロールを感じないし、ハンドリングもかなりクィック。これこそが楽しさの根源となる。そして、高速走行ではとても1.6リッタークラスのコンパクトカーと思わせない重量感たっぷりのクルージングを披露してくれる。とにかくドライバーを退屈させることはないだろう。
オープンカーとしての特徴は、キャビンの開口部が非常に大きく開放感に満ちているということ。太陽と風を全身で受け止めるための設計はミニが英国のDNAを持っている証拠かもしれない。
200万円台前半の予算でライフスタイルを変えるだけの魅力を持つスタイリッシュなオープンカーが手に入るのだ。価格以上に価値あるクルマと高く評価していいだろう。
ミニ・クーパー コンバーチブルとはこんなクルマ
ミニのオープンモデル“クーパー・コンバーチブル”と“クーパーS・コンバーチブル”は2004年に上陸を果たした。ともに1.6リッターユニットがベースになるものの、クーパーが自然吸気(116ps)+5段MT/CVT、クーパーSがターボ(170ps)+6段MT/6段ATの組み合わせになる。クローズドボディは2007年に新型へとスイッチしたが、コンバーチブルだけは先代ボディのまま現在も生産が続けられている。ソフトトップの開閉は、ルームミラー上部のボタンを押すだけ、15秒ほどで完了する。さらに前端部だけを開くこともできるのでサンルーフとしても使える。幌はブルーとグリーンの2種が用意され、作りは非常にしっかりしていて耐久性にも問題はない。認定中古車は買い得感が高く、人気は非常に高い。
クーパー・コンバーチブル(2005年)★全長×全幅×全高 3650×1690×1415mm ★車重1270kg ★エンジン 1.4リッター直4DOHC ★最高出力/最大トルク 116ps/15.2mkg ★トランスミッション 5段MT/CVT ★新車価格 293万円
MINI NEXT 小牧
0568-75-7523

第2位

BMW 330i Cabriolet M-sport 
¥ 3,937,500
小粋な大人のオープンカー
 セダンなどが2005年にE90型へとスイッチするなか、2007年までE46型ボディのまま生産が続けられた330iカブリオレ。つまり、18インチタイヤが装着され、非常にスポーティでスタイリッシュな雰囲気に仕上がっているこの物件は、E46の最終版ということになる。高価なオプションを満載しているから新車価格は800万円前後に達しただろう。393万7500円は買い得! どんな高級車にも負けないオーラを放つ「いい感じ」のオープンカーだ。
BMW Premium Selection 江戸川
03-3680-6211

第3位

Volkswagen Eos 2.0T 
¥ 3,580,000
電動ハードトップのCCモデル
 5分割開閉式のルーフシステムが特徴のVWイオス。スライディングガラスルーフ機能も備える「至れり尽くせり」のCCモデルだ。この物件は、ディーラーが試乗車として登録した車両で、マイレッジはなんと5000km! もちろん使用感はまったくない。で、358万円! まさにバーゲンプライスだ。ボディカラーがすごくスタイリッシュだから、ぜひ展示場に足を運んで実車を見ていただきたい。
フォルクスワーゲン東名横浜Uカーセンター
042-796-9906

 

2009年07月10日

今週の大穴グルマ ロードスター編

今週の大穴グルマランキング

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認定中古車.comの人気コンテンツ『今週の大穴グルマランキング』は、今回からご覧のように体裁を若干変更してお届けしたい。これまでのランキング方式を進化させて、同タイプに属するクルマを3つのカテゴリーにセグメントし、それぞれ認定中古車.comが推奨する認定中古車をズバリ1台ずつ紹介する。まずは3つの「賞」の選考基準を説明しておこう。
■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離の少ないデビューから間もない個体が一般の中古車店には流通しない傾向にあるのでぜひチェックいただきたい。
つまり、『大穴グルマ』とはプライスボードに並ぶ数字だけが評価基準ではないということだ。認定中古車をあらゆる角度から考察して『大穴』を探し当てれば、クルマ選びをより楽しむことができるし、購入した後に後悔することもないだろう。
今週は、春・秋の季節モノと呼ばれる2座オープンカーの特集だ。クルマも季節をハズせば安く買えるのは服と同様。夏に購入するのが賢い買い方なのである。

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