認定中古車.comの人気コンテンツ『今週の大穴グルマランキング』は、今回からご覧のように体裁を若干変更してお届けしたい。これまでのランキング方式を進化させて、同タイプに属するクルマを3つのカテゴリーにセグメントし、それぞれ認定中古車.comが推奨する認定中古車をズバリ1台ずつ紹介する。まずは3つの「賞」の選考基準を説明しておこう。
■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離の少ないデビューから間もない個体が一般の中古車店には流通しない傾向にあるのでぜひチェックいただきたい。
つまり、『大穴グルマ』とはプライスボードに並ぶ数字だけが評価基準ではないということだ。認定中古車をあらゆる角度から考察して『大穴』を探し当てれば、クルマ選びをより楽しむことができるし、購入した後に後悔することもないだろう。
今週は、春・秋の季節モノと呼ばれる2座オープンカーの特集だ。クルマも季節をハズせば安く買えるのは服と同様。夏に購入するのが賢い買い方なのである。
今週は、春・秋の季節モノと呼ばれる2座オープンカーの特集だ。クルマも季節をハズせば安く買えるのは服と同様。夏に購入するのが賢い買い方なのである。
グッドプライス賞
BMW Z4 2.5i
BMW Z4 2.5i
¥ 2,898,000
後期型2.5iの極上モノが200万円台で登場!
■モデルの概要
今年の春に二代目となるニューモデルが登場しているZ4。もちろん中古車はまだ流通していないから、認定中古車の主流は2003年にリリースされた先代モデルだ。ロングノーズ・ショートデッキというコンセプトはZ3より継承しているものの、内外装の高級感とメカニズムの完成度を飛躍的に高めているのがトピック。特にボディとシャシーの剛性感は世界のトップレベルにあると言っていいだろう。2006年にマイナーチェンジが実施され、2.2リッター直6の2.2iがカタログから姿を消し、2.5i(2.5リッター直6)と3.0si(3リッター直6)の二本立てとなった。ロードスターらしい軽快な身のこなしが真骨頂。
今年の春に二代目となるニューモデルが登場しているZ4。もちろん中古車はまだ流通していないから、認定中古車の主流は2003年にリリースされた先代モデルだ。ロングノーズ・ショートデッキというコンセプトはZ3より継承しているものの、内外装の高級感とメカニズムの完成度を飛躍的に高めているのがトピック。特にボディとシャシーの剛性感は世界のトップレベルにあると言っていいだろう。2006年にマイナーチェンジが実施され、2.2リッター直6の2.2iがカタログから姿を消し、2.5i(2.5リッター直6)と3.0si(3リッター直6)の二本立てとなった。ロードスターらしい軽快な身のこなしが真骨頂。
■市況情報
2006年に実施されたマイナーチェンジ以降の後期型2.5iが認定中古車の主流で、前期型や上級グレードの3.0siは流通量がグッと少なくなる。後期型2.5iの相場は、高い人気に押されるかたちでなかなか300万円の大台を割り込んでこなかったが、今年の5月あたりから200万円台後半のプライスタグを付ける認定中古車も登場し始めている。諸費用込み300万円以内でロックオン可能だ。取り上げた物件はナビパッケージやレザーシートなどの高価なオプションを装着していて289万8000円!買い得感は非常に高い。
2006年に実施されたマイナーチェンジ以降の後期型2.5iが認定中古車の主流で、前期型や上級グレードの3.0siは流通量がグッと少なくなる。後期型2.5iの相場は、高い人気に押されるかたちでなかなか300万円の大台を割り込んでこなかったが、今年の5月あたりから200万円台後半のプライスタグを付ける認定中古車も登場し始めている。諸費用込み300万円以内でロックオン可能だ。取り上げた物件はナビパッケージやレザーシートなどの高価なオプションを装着していて289万8000円!買い得感は非常に高い。
■こんな人におススメ
『グッドプライス賞』を獲得したこの2.5iの特徴は、深いグリーンのボディとベージュ・レザーシートの組み合わせにある。すごく大人っぽくてスタイリッシュなのだ。気軽に遊べるセカンドカーを探している40-50代の方に自信を持っておススメできる。
『グッドプライス賞』を獲得したこの2.5iの特徴は、深いグリーンのボディとベージュ・レザーシートの組み合わせにある。すごく大人っぽくてスタイリッシュなのだ。気軽に遊べるセカンドカーを探している40-50代の方に自信を持っておススメできる。
■SPECIFICATION(Z4 2.5i)
●全長×全幅×全高 4100×1780×1285mm ●車重 1400kg ●エンジン 2.5リッター直6DOHC ●最高出力/最大トルク 177ps/23.5mkg ●トランスミッション 6段AT
BMW Premium Selection世田谷
03-3703-4613
03-3703-4613
イマがチャンス賞
MERCEDES-BENZ SL350
MERCEDES-BENZ SL350
¥ 5,980,000
憧れのSLを手に入れる好機!
■モデルの概要
R230のコードネームを持つ現行型SLが上陸したのは2001年のこと。R129まで採用されていた脱着式のメタルルーフを備えるソフトトップではなく、全車に電動開閉式のメタルトップ“バリオルーフ”が装備されている。また、アルミやマグネシウムを使用するなどして徹底した軽量化が図られているのもトピック。そのため、豪華装備を満載する大型のロードスターとは思えない軽快な走行感覚を持つ。前期型のパワーユニットは3.7リッターV6/5リッターV8/5.5リッターV12の3種。2006年に行われたマイナーチェンジの際に、5リッターV8が5.5リッターV8へと進化している。
R230のコードネームを持つ現行型SLが上陸したのは2001年のこと。R129まで採用されていた脱着式のメタルルーフを備えるソフトトップではなく、全車に電動開閉式のメタルトップ“バリオルーフ”が装備されている。また、アルミやマグネシウムを使用するなどして徹底した軽量化が図られているのもトピック。そのため、豪華装備を満載する大型のロードスターとは思えない軽快な走行感覚を持つ。前期型のパワーユニットは3.7リッターV6/5リッターV8/5.5リッターV12の3種。2006年に行われたマイナーチェンジの際に、5リッターV8が5.5リッターV8へと進化している。
■市況情報
SLの認定中古車は昨今の経済状況を反映して流通量が激減している。2006年に実施されたマイナーチェンジ以降の後期型はさらに少なくなるから、探しやすいのは2005年モデルまでの前期型SL500(V8)かSL350(V6)だろう。相場は昨年の秋から徐々に下がり始めて、SL350なら走行距離の少ない極上モノでも500万円台の予算でOK。SL350の新車価格は素の状態で1100万円を超えているのだから非常に買い得だ。紹介する物件も走行距離が僅か6000kmで598万円! しかも豪華な装備を満載している。SLはいまが好機!
SLの認定中古車は昨今の経済状況を反映して流通量が激減している。2006年に実施されたマイナーチェンジ以降の後期型はさらに少なくなるから、探しやすいのは2005年モデルまでの前期型SL500(V8)かSL350(V6)だろう。相場は昨年の秋から徐々に下がり始めて、SL350なら走行距離の少ない極上モノでも500万円台の予算でOK。SL350の新車価格は素の状態で1100万円を超えているのだから非常に買い得だ。紹介する物件も走行距離が僅か6000kmで598万円! しかも豪華な装備を満載している。SLはいまが好機!
■こんな人におススメ
SLは子供が独立したご夫婦が二人で楽しむのに好適なロードスターだ。高級セダン並の快適な乗り心地を持っているし、バリオルーフを閉めれば静粛性も非常に高いから、ロングドライブでも疲れないのである。そして、リゾート地でオープンエアモータリングを満喫すればきっと手に入れてよかったと思えるはず。メルセデス・ベンツが本気で仕立てた内装のクオリティもマル。1台で10年以上楽しめることを考えると経済的かも。
SLは子供が独立したご夫婦が二人で楽しむのに好適なロードスターだ。高級セダン並の快適な乗り心地を持っているし、バリオルーフを閉めれば静粛性も非常に高いから、ロングドライブでも疲れないのである。そして、リゾート地でオープンエアモータリングを満喫すればきっと手に入れてよかったと思えるはず。メルセデス・ベンツが本気で仕立てた内装のクオリティもマル。1台で10年以上楽しめることを考えると経済的かも。
■SPECIFICATION(SL350)
●全長×全幅×全高 4535×1830×1300mm ●車重 1730kg ●エンジン 3.7リッターV6SOHC ●最高出力/最大トルク 245ps/35.7mkg ●トランスミッション 5段AT
メルセデス・ベンツ品川 サーティファイドカーセンター
03-5479-1700
03-5479-1700
エンスー賞
ASTON MARTIN V8VANTAGE ROADSTER
ASTON MARTIN V8VANTAGE ROADSTER
¥ 15,000,000
フェラーリも良いがアストン・マーティンもある
■モデルの概要
2006年のLAショーで公開されたV8ヴァンテージ・ロードスター。クーペとほぼ同一のディメンションを持つもののメカニズムを大幅に進化させてのデビューだった。鋭いスロットルレスポンス、高回転域でのシャープな吹けあがり、豪快なエグゾーストノートなど、走行感覚はまさにピュアスポーツカーそのもの。4.3リッターV8ユニットが叩き出す0-100km/h加速は5.0秒!フェラーリ430やポルシェ911ターボと肩を並べる第一級の動力性能を誇る。
2006年のLAショーで公開されたV8ヴァンテージ・ロードスター。クーペとほぼ同一のディメンションを持つもののメカニズムを大幅に進化させてのデビューだった。鋭いスロットルレスポンス、高回転域でのシャープな吹けあがり、豪快なエグゾーストノートなど、走行感覚はまさにピュアスポーツカーそのもの。4.3リッターV8ユニットが叩き出す0-100km/h加速は5.0秒!フェラーリ430やポルシェ911ターボと肩を並べる第一級の動力性能を誇る。
■市況情報
高価な高級パーソナルカーだけに流通量は少ないものの、正規ディーラーには常時2-3台のストックがあるようだ。価格は1400-1500万円が目安。さすがに買い得とは言えないものの、1年くらい前に比べ相場は200万円近く落ちている。いま注目の存在!
高価な高級パーソナルカーだけに流通量は少ないものの、正規ディーラーには常時2-3台のストックがあるようだ。価格は1400-1500万円が目安。さすがに買い得とは言えないものの、1年くらい前に比べ相場は200万円近く落ちている。いま注目の存在!
■こんな人におススメ
家族を乗せて近くのスーパーマーケットまで買い物に行くクルマではない。ガレージの奥にそっと収めておいて、たまの休日に引っ張り出し、お忍び感覚で切れ味の鋭い加速感を味わいたい。フェラーリやポルシェなどを卒業したクルマ好きにおススメ。間違いなく一生モノ!
家族を乗せて近くのスーパーマーケットまで買い物に行くクルマではない。ガレージの奥にそっと収めておいて、たまの休日に引っ張り出し、お忍び感覚で切れ味の鋭い加速感を味わいたい。フェラーリやポルシェなどを卒業したクルマ好きにおススメ。間違いなく一生モノ!
■SPECIFICATION(V8 ヴァンテージ・ロードスター)
●全長×全幅×全高 4380×1865×1265mm ●車重 1710kg ●エンジン 4.3リッターV8DOHC ●最高出力/最大トルク 385ps/41.8mkg ●トランスミッション 6段セミAT
ATLANTIC CARS LIMITED
03-3583-8611
03-3583-8611