実用車にもなるヤングタイマーはコレ
実用車にもなるヤングタイマーはコレ
パーツが豊富なクルマは旧くても足になる/第1回
ヤングタイマーとは?
ヤングタイマーは、初度登録から15~30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージ。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴です。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップすることにしました。
BMW Z3とは?
BMW Z3は、E36型3シリーズの3ドアハッチバック車と共通部品が多い派生モデルで、BMWとしてはZ1以来となる2シーターオープン(=ロードスター)でした。日本に導入されたのは1997年からで、まず1.9リッター/直列4気筒エンジン搭載車(最高出力140ps)がデビュー。翌年に2.8リッター/直列6気筒エンジン搭載車のZ3ロードスター 2.8が追加設定されました。