目的別ヤングタイマーの選び方/第14回/日常+週末ドライブ編
目的別ヤングタイマーの選び方/第14回
日常+週末ドライブ編
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はじめに/ヤングタイマーとは?
ヤングタイマーは、初度登録から15~30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。
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「ヤングタイマー」を「趣味車」もしくは「実用車」として楽しむ際の注意点について
初度登録から15~30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「旧くても楽しめる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。
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フォルクスワーゲン カラベルとは?
趣味車にも日常の足にもなるオールラウンダーとして、いまでも各方面で重宝されているクルマがフォルクスワーゲン カラベルです。今回ピックアップした外装色がブルーツートンのカラベルは、フォルクスワーゲンが1950年からラインナップしてきたタイプ2シリーズ(トランスポーターシリーズ)の3世代目にあたるモデルで、リアエンジン/リアドライブ(RR)方式を採用。T3とも呼ばれています。
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第1世代のT1は1950~1967年、第2世代のT2は1967~1979年、第3世代のT3は1979~1992年、第4世代のT4は1990~2003年、第5世代のT5は2003~2015年、第6世代のT6は2016~2019年に新車がデリバリーされ、T6のフェイスリフト版(T6.1)が2019年に登場しています。第4世代のT4から、車体前部の小さなボンネット内にパワーユニットを積んだフロントエンジン/フロントドライブ(FF)方式となっています。
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カラベルという名は、大航海時代のはじまりに活躍した小型帆船のキャラベル船(カラベル船)に由来するといわれています。フォルクスワーゲンは、このキャラベル船に由来するカラベルという名前を第3世代となるT3の乗用モデル以降で採用しました。
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なお、カラベル(CARAVELLE)はヨーロッパでのネーミングで、北米ではヴァナゴン(VANAGON)として知られています。南米地域ではマイクロバスと呼ばれ、世代別の呼称であるT3は北米ではあまり使われることがなく、英国では型式が「25」であることからT25と呼ばれています。
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T3は、当時ヤナセが日本への正規輸入を行い、カラベルとして販売されましたが、1991年モデルのみヴァナゴンという名でデリバリーされました。日本仕様はスライドドア開閉時に昇降をサポートするステップが取り付けられた点が特徴です。
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アウディ&フォルクスワーゲン専門店として25年以上の販売/メンテナンス実績があるユーロマチックによると、T3は熱心なマニアがいて、直す人が多いため、再生産されたパーツを比較的容易に入手することができるそうです(インターネットを活用し、海外からパーツをゲットすることもあるため、入手するまでに時間がかかるケースもあるとのこと)。
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1990年式のクルマなので、購入後にさまざまなトラブルが発生するとは思いますが、ユーロマチックが親身かつ万全の体制でケアしてくれるので、このT3も安心して乗ることができます。内外装のコンディションがよく、走行距離も年式相応なので、この機会に購入しておくといいでしょう。
■プライス&店舗インフォメーション
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■フォルクスワーゲン カラベル GL 91年モデル
税込車両本体価格:248万円
年式:1990年
走行距離:14.1万km
車検:2022(R04)年11月
修復歴なし
特記事項:ディーラー車・最終、ヤナセ記録簿多数、3オーナー、2100ccエンジン
■販売店舗
ユーロマチック
住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4-18-17
TEL:03-3290-9001
FAX:03-3290-9041
営業時間:10:00~19:00
定休日:年末年始を除き年中無休
HP:http://www.euromatic.co.jp
E-mail:info@euromatic.co.jp
■文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典
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