君の名は~♪
古いですね、ご存知の方は私より上の世代の方でしょう。
昔はやった曲のワンフレーズです。
今日はその歌の話ではなく、名前のお話。
この週末、大型の台風12号が西日本に接近中で、各地に大雨を
降らせていて警戒が必要な状況です。
皆さん十分ご注意ください。
ところで、台風12号ってあっさり書きましたが、日本では毎年1月1日以降、
発生した台風を順番に1号、2号と名前?をつけ識別しています。
しかし、アメリカなどで発生するハリケーンは何号ではなく
名前が付いていますよね。
先日ニューヨークを震撼させたハリケーンは「アイリーン」という名前が付いており
台風とはネーミングが異なっています。
ハリケーンは固有名詞がつくのに台風は何号となるのはどうしてでしょうか?
気になって調べてみると、日本国内では通常何号と呼んでいますが、
実は固有名詞があるようです。
台風は主に太平洋や南シナ海で発生するので、国際的呼称としてアジア名が
存在するのです。
アメリカやアジア各国が加盟する台風委員会なるものがあり、そこであらかじめ
140個も名前が準備されており、発生順に名前が割り与えられているのです。
命名もそれぞれの国が行い、順番に使用し、例えば一番目が
カンボジア命名の像という意味の「ダムレイ」や、19番目の日本が命名の
「ヤギ」などの名前が存在しています。
アジア名の動植物の名前は当たり障りがないような気がしますが、
「アイリーン」などの、まさに人の名前を付けるのはどうなんでしょうか?
大きな被害もたらしたりしたら、その名前の人がいじめられたりしないか
少し心配です。
ちなみに今回日本に接近中の台風12号はアジア名「タラス」
フィリピンが命名の鋭い!という意味の名前だそうです。
鋭い被害をもたらさないようお願いしたいもんです。
だって、この週末に飛行機で西日本から来店される方が3組も
いらっしゃるから困るんですよ。