最近、正規ディーラー・認定中古車の低走行距離化が加速しています。というか、行きつくところまで行ってしまった様相を呈しているといったほうが良いかもしれません。それを牽引しているのは言うまでもなくデモカー(展示車、試乗車、社有車など)なのですが、いまや走行500kmなんて普通で、100km以下の車両もあります。そうなると、もう使用感はほとんどありません。なかには、シートやシートベルトを保護するビニールのカバーなどがそのまま付けられている車両もあったりしますから、誰が名付けたのか、「新古車」とは良く言ったものですね。まっ、それはそれで中古車選びの幅が広がって良いことなのだと思います。
例えば、メルセデス・ベンツ西東京サーティファイドカーセンターの展示場で見つけた現行型Aクラスの最終版となる2018年モデルのメルセデス・ベンツ A250シュポルトの走行距離はなんと50km! もう中古車にカテゴライズするのが申し訳ない気がします。
ちなみに、A250シュポルトは、Aクラスラインナップのなかで上級グレードに位置するモデルで、ハイパフォーマンスモデルのAMG A45 4MATICに次ぐ動力性能(218ps/35.7kgm)と豪華装備を持っています。また、他のスタンダードモデルに付いていない電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムが採用されていること、また、AMGと同じデザインのフロントグリルが装着されていることもポイントです。
さて、この現行型最終版のA250シュポルト4MATIC、走行50kmで、398万円のプライスタグが付けられています。新車価格が500万円を超える高級スポーツコンパクトですし、Aクラスでは珍しいパノラミックスライディングルーフを備え、何といっても4輪駆動モデルということを考えると安いかもしれません。ほとんど新車の状態なのですから。
新型車の導入が間近に迫っているいま、買い手市場なのは間違いありません。相談すると、もうちょっとがんばってくれる可能性もあります。それも含めこの「新古車」、お宝に認定します。
フロントスポイラーに走る赤いラインがポイントです。
ボディサイズは、全長4355×全幅1780×全高1420mm。
AMGA45と同様、なかなか「やる気」のある内装です。
ボディカラーはマウンテングレーという「ガンメタ」です。大人っぽい雰囲気。
メルセデス・ベンツ A250シュポルト4MATIC
初年度登録2017年12月 走行50キロ
マウンテングレー レザーシート パーキングアシスト リアビューカメラ パノラミックスライディングルーフ 右ハンドル 車両本体価格398万円
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