欧州御三家のCクラスや3シリーズ、A4に真っ向勝負を挑むモデルとして、ジャガーが放った気鋭のミドルクラスセダン「XE」。日本に導入されたのは2015年6月のことでした。当初はガソリン仕様のみを用意していましたが、約1年後にディーゼル仕様が追加設定されラインナップを充実させています。
ということで、ジャガーXEは登場から2~3年が経つわけですが、認定中古車の価格はといえば、春頃までは新車とそれほど変わらないプライスタグが付いていました。ほとんど走っていないデモカーが主体でしたから無理もありません。
ところが、夏に入り、再販車両が現れはじめ、ようやく値ごろ感が出てきました。注目したいのは、2016年モデルのデモカーのプライスも下がってきていることです。おそらく、2017年モデルから標準装備となった10.2インチ静電式タッチスクリーンのインフォテインメントシステムが要因になっているのでしょう。ということは、ズバリ!狙い目は2016年モデルのデモカーということになります。
そこで、首都圏屈指の規模を誇るジャガー・ランドローバー・アプルーブド足立に、ターゲットとなる車両を探しにいってきました。そして、やはりあったのです。2016年登録のXE 20d ピュア、358万円のプライスボードが掲げられています。走行5,000kmですから、おそらくデモカーでしょう。細部をチェックしましたが、ほとんど新車の状態、使用感は見事にありません。新車価格は約500万円でしたから、安いです。
20dピュアは、ジャガーが完全自社開発した2リッター直4ターボディーゼルエンジンを搭載、180psのパワーと43.8kgmの最大トルクを発揮、8速ATを介して後輪を駆動します。 どんな走行感覚を持っているのか、気になる方も多いでしょう。一言でいえば、このクルマ、かなりの実力を持っている通好みのスポーティセダンです。決して、Cクラスや3シリーズに負けてはいません。というか、勝っている部分も少なくないと思います。ポイントはフットワークの良さ。その滑らかで気持ちの良い荷重移動は、おそらくクルマの好きな方々を納得させてくれるでしょう。実力派のミドルクラスセダン、ジャガーXE 20d ピュア、お宝に認定します。狙い目です。
全長4680×全幅1850×全高1415mm。ライバルのCクラスよりひと回り大きいボディを持ちます。
ジャガー XE 20d ピュア
初年度登録2016年 走行5,000km
アンモナイトグレー ジェットプレミアムクロスシート シャドーパック アダプティブクルーズコントロール リアパーキングカメラ フロントカメラ ナビゲーションシステム フルセグTV 右ハンドル
車両本体価格358万円
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ジャガー・ランドローバー・アプルーブド足立
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