今回の「お宝」アストンマーティンからエントリーモデルでありながら、新生アストンマーティンの旗印になるべく投入された二代目ヴァンテージ。導入されるボディカラーにもそのポジショニングが反映されています。アストンマーティンと言えば、黒や白、シルバーなどの落ち着いた外装色がイメージカラーとなっていますが、新型ヴァンテージには、明るいブルーやグリーン系、またレッド系などの新色が用意され、これがすごく似合っているのです。そこで、今回はアストンマーティン東京さんからボディカラーの異なる4台(4色)を動画にてご覧いただこうと思います。色でがらりと変わって見えるヴァンテージお楽しみ下さい。
ヴァンテージ 豆知識
ヴァンテージのスタイリッシュなデザインは、あるプロトタイプがモチーフになっているという開発秘話が残っています。そのプロトタイプとは、2015年12月に公開された映画「007」シリーズの「スペクター」に登場したボンドカー、DB10なのです。生産台数は僅か10台と云われるスペシャルモデルです。当時、アストンマーティンは、サメをイメージしたロングノーズ、ステルス戦闘機的性質を示唆するフロントグリルデザイン、DB5をイメージさせるサイドビューと、デザインコンセプトをアナウンスしています。DB9とはまったく異なるキャラクターだったことをうかがわせ、そのデザインは2代目ヴァンテージに受け継がれたと言っていいのかも知れません。
下の写真はヴァンテージとDB10のリアビュー。如何です似ていますでしょう!