モータートリップライター「ハッサン」のブログ、ということで、記念すべき第一回目のアップは分かりやすいように北海道に行った際の話にしましたが、一度初心に帰り、そもそも20年前になんでまたアルファロメオを買ったのか?という話をこのタイミングでしておきましょう。
ハッサンことワタクシ高桑は現在47歳なのですが、オヤジ(戦後生まれ)が大のクルマ好きで、スーパーカーブーム全盛時に近所の百貨店にカウンタックが展示された際には、小学校1年生のワタクシを連れ、510ブルーバードでわざわざ現場まで行ってくれたりしました(本当に感謝カンシャです)。
そんな感じの家庭環境だったので、小学校3年生ぐらいでアリタリア・カラーのランチア・ストラトスかマルティニ・カラーのポルシェ935を買うことを決意し、ワタクシも順調にクルマ好きとして成長しました。それで中学生時代にテレビか自動車雑誌で見たアルファロメオ・ジュニアZのカッコよさにひと目惚れしてしまい、今度はソレを買うことを決意。結局、27歳になるまでジュニアZ熱が冷めることなく、某編集部在籍時代に貯めた軍資金を持って『ミラノオートサービス』というアルファロメオ専門店に行きました。
で、そこの社長さんが非常に優しい人で、旧いアルファロメオを初めて買うのであればジュニアZよりも105/115系のクーペ、ベルリーナ、スパイダーとかのほうが維持しやすいよ、と、しっかり説明してくださったので、店頭に置いてあった1974年式のアルファロメオGT1600ジュニアを1998年に買いました。
そのGT1600ジュニアはそもそも赤色だったのですが、この20年間で白になって、水色になってというカラーチェンジ(鈑金塗装のたびに違う色でオールペイント)を繰り返してきました。現在はハッサンの愛車=水色号というイメージが一部のクルマ好きの間で定着しているので、今後はラッカー塗装で仕上げられた水色のボディを大切にしていきたいと思っています。