« 2019年08月 | メイン | 2019年10月 »

2019年09月 アーカイブ

2019年09月12日

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第5回

カーデザイン至上主義 

足グルマこそカッコよさにこだわりたい/第5回

はじめに/ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15~30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

---------------------------------------

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15~30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

アルファ・ロメオ アルファ159 2.2 JTSとは?

アルファ・ロメオが日本において新型セダンの「アルファ159」を発売したのは2006年2月のこと。GMと資本提携を結んでいるときに開発されたプラットフォームにジョルジェット・ジウジアーロ/アルファ・ロメオ・スタイリングセンターの手による美しいボディを組み合わせ、随所にアルファ的な演出を施した新世代のサルーンという成り立ちでした。全体のプロポーションを簡単に総括すると、キャビンの部分がグッと絞り込まれ、タイヤがその外側に張り出したフォルムは、まるで獲物を狙う肉食動物のような洗練されたスタイルになっていました。長きにわたってアルファ・ロメオのデザインを手がけてきたジウジアーロは、アルファのなんたるかを熟知し、その本質を余すところなく理解していたわけです。基本コンポーネンツを共有するクーペ版のブレラも同時期にラインナップされました。エンジンブロックもGMとの提携時に開発されたもので、オペル・ベクトラなどに積まれていた2.2リッターをベースとし、アルファ・ロメオが設計したヘッドを組み合わせた痛快なパワーユニットでした。メカニカルチューニングにこだわったサスペンションは、懐の深さを特徴としています。アルファ159のボディは前身にあたるアルファ156と比較するとかなり大きくなりました。大幅に拡大されたボディサイズは、全長×全幅×全高=4690×1830×1430mm、ホイールベース=2705mmで、アルファ156比で、それぞれ+255、+65、-15、+110という寸法です。サイズアップのおかげで、室内は横方向とリアシートまわりに余裕ができ、同クラスのセダンに負けない広々とした空間を手に入れました。

---------------------------------------

MT仕様は2007年登場の2.2 JTS ディスティンクティブまで

アルファ159は、2005年に発表され、2011年まで生産されました。2006年2月に、まず日本に導入されたのは、直噴2.2リッター直4のJTSエンジン(185ps、23.4kgm)と6段MTを組み合わせたFFモデルの2.2 JTS(左ハンドル)で、これに続き、2006年の春に2.2 JTSの右ハンドル仕様、新しい直噴3.2リッターV6 JTS(260ps、32.8kgm)と6段MT、フルタイム4WDシステムのQ4を載せた3.2 JTS V6 24V Q4(左ハンドル)が追加設定されました。2.2リッターモデルには、2006年12月からオートマチックモードの付いた2ペダル式MTのセレスピード仕様が設定され、3.2 JTS V6 24V Q4には2007年3月に6速AT仕様が追加されました。また、ステーションワゴン・タイプのアルファ159スポーツワゴンが2007年4月から発売されましたが、こちらはすべて右ハンドル仕様で、コンベンショナルなMTの設定はありませんでした。セダン・タイプのMT仕様は、2007年登場の2.2 JTS ディスティンクティブまではチョイスすることができました。

整備ポイント

パッゾオートモービルスは、P-TEC(ピーテック)と呼ばれる自社ファクトリーを完備しており、ここで各車をきっちり整備してからユーザーに販売車をデリバリーしています。ということで、現車は走行距離が5.5万kmですが、安心して乗ることができます。取説保証書やスペアキーも付いています。この機会に是非!

 

プライス&店舗インフォメーション

 ■アルファ・ロメオ アルファ159 2.2 JTS

税込車両本体価格:108万円

年式:2006年

走行距離:5.5万km 

車検:なし

修復歴:なし

 ■販売店舗

パッゾオートモービルス

住所:〒363-0013 埼玉県桶川市東1-10-11

TEL:048-770-0333

FAX:048-770-0334

営業時間:10:00~20:00

定休日:水曜日(レース・イベント開催日)

HP:http://www.pazzo.jp/

Email:info@pazzo.jp

文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典

 

 

 

2019年09月26日

実用車にもなるヤングタイマーはコレ/第5回

 実用車にもなるヤングタイマーはコレ

パーツが豊富なクルマは旧くても足になる/第5回

ヤングタイマーとは?

ヤングタイマーは、初度登録から15~30年ほど経過しているクルマのことで、一番旧いモノで'80年代後半に発売された国内外の車両といったイメージです。この頃に生産されたクルマといえば、デザイン性の高さや品質のよさをアドバンテージとしていました。いま見てもカッコよく、しかも実用性が高くって安価な点が特徴だといえます。本特集では、ヤングタイマーならではといえるそれらの魅力に着目し、毎月、車 市場 名車館 編集長の筆者(高桑)が気になるヤングタイマーをピックアップ。記事をアップしています。

「ヤングタイマー」を「実用車」として楽しむ際の注意点について

初度登録から15~30年ほど経過しているので、やはり、ヤングタイマーも年々良質なクルマが減ってきています。ショップ側の立場(視点)から申し上げると、販売車両の仕入れが困難な状況になってきているわけです。クルマに詳しくない方の中には、ヤングタイマーを最新の国産車を扱うような気軽な感覚で足として使用し、保管やメンテナンスも疎かにして、わずか数年で廃車にしてしまう心無い人もいます。ヤングタイマーに対する正しい知識とクルマへの愛情があってこそ「パーツが豊富なクルマは旧くても足になる」という記事が成立するので、これからヤングタイマーをゲットしようと思っている方は少しだけ心して購入に臨んでください。

アウディ S4 2.7T クワトロとは? 

プレミアム・パーソナルセダンとして知られるアウディ A4をベースとしたホットモデルで、パワフルなエンジン、スポーティな味つけのサスペンション、そして、クワトロと呼ばれるアウディ自慢のフルタイム4WDシステムなどを装備。最高出力265psを発生する2671ccのV6DOHCツインターボエンジンには6速MTが組み合わされ、ドライバーの意に沿った自在な動きを実現してくれる優れた動力性能を誇っていました。そして、ベースとなったA4セダンと変わらぬ実用性の高さも特徴としており、まさに一台でなんでもこなせるオールラウンドプレーヤーとして、いまでも違いの分かるファンの間で、もてはやされています。

ユーロマチックで伺った話によると「一般的にヤングタイマーは現在のクルマと全く同じような感覚では乗ることはできません。'80~'90年代のクルマは、やはり、やせ我慢して乗る車両も多く、実際に、皆さん、エアコンが弱いとか、ハンドルが重いとか、安全&快適装備が無いなどさまざまなことをガマンしながら乗っている方も多いかと思います。しかし、このアウディ S4 2.7T クワトロは、そのような点もなく特にガマンすることなく乗ることができます(もちろん、テスターによる故障診断も可能です)。エンジンは中間域のトルクが凄いという特性になっており、制御も現代のそれに近いものなので、乗りやすいんですね。とはいえ、通勤通学の足として毎日乗るというのではなく、週末を共に過ごす相棒として楽しんでくだされば、この年式のアウディ S4はベストパートナーになるでしょう」とのことでした。

また、海外では20年落ちぐらいまでの自動車も「普通の旧いクルマ」として走っているので、いまでもパーツを容易に入手することが可能らしいのですね。今回ピックアップしたアウディ S4 2.7T クワトロは、ちょうど20年落ちですが、ブレーキペダルのゴム製カバーやサンバイザーのクリップといった細かな補修用部品を社外パーツではありますが容易に入手することができたそうです。アウディ S4 2.7T クワトロと聞くと専用パーツの塊のようなイメージですが、実はそんなことはなく、アウディの他モデルに使われているパーツを使えるケースが多々あるらしいのですよ。そう聞くと、一気にハードルが低くなるので、我こそは!と思った方は、この機会にゲットしてみてください。

プライス&店舗インフォメーション

■アウディ S4 2.7T クワトロ

税込車両本体価格:149万円

年式:1999年

走行距離:8.6万km

ミッション:6MT

車検なし

修復歴なし

装備:D車、左H、黒革、ナビ

■販売店舗

ユーロマチック

住所:〒156-0057 東京都世田谷区上北沢4-18-17 

TEL:03-3290-9001

FAX:03-3290-9041 

営業時間:10:00~19:00

定休日:年末年始を除き年中無休

HP:http://www.euromatic.co.jp

E-mail:info@euromatic.co.jp

文&写真/車 市場 名車館 編集長:高桑秀典

 

 

 

 

 

 

 

About 2019年09月

2019年09月にブログ「今月の特集(主治医を探せ→)」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2019年08月です。

次のアーカイブは2019年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。