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TOYO TIRESが新低燃費タイヤを発表

NEW TIRES

TOYO TIRESが、独自のナノテクノロジーを採用する新開発の低燃費タイヤを発表した。記者会見の席で同社の中倉健二 代表取締役 社長は、新技術への挑戦を未踏峰の山頂に挑む登山家にたとえ、「私たちは、転がり抵抗性能『AAA』、ウェットグリップ性能『b』という新たな最高峰の到達に成功した」と力強く語った。

 

同社では、独自のナノ技術から創出された新タイヤを「NANOENERGY(ナノエナジー)」と名付け、乗用車用タイヤの新たなブランドとして位置づけ展開を図るという。その第1弾となるのが、転がり抵抗性能『AAA』、ウェットグリップ性能『b』を実現した来年2月発売の「NANOENERGY 1」、そして来年6月発売を予定する『AAA-c』の「NANOENERGY 2」だ。

NANOENERGYシリーズは、ナノレベルでの分析/解析/素材設計/加工といった4つの技術要素を横断的に体系化することにより、低燃費タイヤの弱点でもあったウェットグリップ性能を大幅に向上させているのがポイント。同時に快適性と摩耗性能でも高いレベルを達成。まさに夢のタイヤと言っていいだろう。ちなみにナノレベルと言われてもイメージできない方が多いと思うが、同社が採用したのはたとえばパチンコ玉を地球サイズにまで拡大して素材分析を行う技術だという。つまり、分子レベルの素材設計と加工を行っているわけだ。中倉社長が「未踏峰の山頂に到達」と話したのも頷ける。

NANOENERGY 1 195/65R15 91H

NANOENERGY 2 185/65R15 88H、195/65R15 91H、205/65R15 94H、205/65R16 92H、

         215/60R16 95H、195/55R16 87V、205/55R16 91V、215/55R17 98V[XL]、

         215/50R17 95V[XL]、215/45R17 91W[XL]