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2009年01月 アーカイブ

2009年01月08日

今週の大穴グルマ SUV篇

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

LAND-ROVER RANGE-ROVER 4.4HSE
¥4,980,000
レンジはBMWユニット版に注目!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、スキーやスノーボード、温泉に行く方の頼れる相棒となるSUVを特集しよう。今シーズンはどのゲレンデもけっこう雪に恵まれているようだからオフィスにばかりいるのはもったいない。ぜひ自分のライフスタイルに合うSUVを賢く選んでロングツーリングを楽しんでいただきたい。
さて、1位を獲得したのは、2002年にデビューを果たした第3世代のレンジローバーだ。取り上げた物件は2005年の初度登録だから、BMW製のパワーユニットを搭載する最終型。レンジローバーは、ランドローバー社がBMWからフォードの傘下へ移行したことにより、この年に実施されたマイナーチェンジでジャガー製のエンジンに換装されている。
とりあえず、価格と走行距離の欄に並ぶ数字を見て驚いた方が多いと思う。走行1.1万kmで498万円! なのである。2年ほど前なら、第2世代の価格帯だ。この個体は高額なオプションを満載しているから、新車価格は軽く1000万円を超えているはず。理屈抜きに安い! そうなのだ。景気の後退にともない新世代レンジローバーの中古車相場もじりじりと値を下げていたのである。特にBMWエンジンを積む2002年~2005年式は、SE/HSE/ヴォーグともに、500万円台の予算でコンディションが抜群にいい認定中古車にらくらく手が届く。大穴度は非常に高いと思って間違いない。
クルマ好きの方ならわかると思うが、エクステリアとインテリアに漂う上品な高級感、上質な乗り心地、そして高速道路での高い安定性などを総合的に考えれば、500万円というのはまさにバーゲンプライス!
ちなみに、ジャガーエンジンを搭載する2006年モデル以降のレンジローバーは、流通量がぐーんと増えるものの相場はさすがに700万円台前半~1000万円付近から落ちてこない。やはり「大穴」を狙うなら初期型のBMW版だ! 根気強く探せば、必ず「一生モノのレンジ」に出逢えるはずである。
レンジローバー(2002~2008)とはこんなクルマ

レンジローバーは1970年に登場したランドローバーのフラッグシップモデル。初代から英国王室御用達のクルマに選ばれていることからもわかるように、オフロードの走破性とオンロードの快適性を高い次元で両立させた高級SUVのランドマークとなっているクルマだ。3世代目はBMWが開発を行い2002年に登場。パワートレーンは4.4リッターV8と5段ATの組み合わせで、もちろんともにBMW製である。装備により、SE/HSE/ヴォーグの3グレードが用意された。そして、2005年に実施されたマイナーチェンジでエンジンをジャガー製の4.4リッターV8と428psを叩き出すスーパーチャージャー付き4.2リッターV8に換装。トランスミッションもZF製の6段ATを採用、同時にフロントマスクにも若干の手が入っている。現在、ランドローバーブランドはフォードの傘下からも外れているものの、「レンジローバーらしさ」は、“親会社”がどこになっても脈々と受け継がれているのである。
HSE(2004)★全長×全幅×全高 4950×1955×1900mm ★車重2420kg ★エンジン 4.4リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 286ps/44.9mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 950万円

ランドローバー三鷹
0422-31-1120

第2位

AUDI ALLROAD QUATTRO 2.7T
¥2,770,000
大きいだけがSUVじゃない
 オールロードクワトロは、他ブランドのSUVが大型化していくなかでアウディ独自のコンセプトを貫いた個性派SUV。現在はアウディ版SUVの座をQ7に譲り、後継モデルはA6オールロードクワトロのネーミングとなっている。で、初代、というかオリジナルのオールロードクワトロに注目してほしい。2.7T/4.2ともに「大穴度」がかなり高いのだ。特に2.7Tは300万円の予算でおつりがくる! 特にこの個体は高額なオプションを装着しているから、新車価格は700万円を軽く超えていたはず。3年落ちの高級SUVが新車の半額以下で手に入るというのは見逃せない! オンロードでの優れた動力性能はクルマ好きもきっと満足するはず。
Audi Approved名古屋北
052-919-0151

第3位

MERCEDES-BENZ G55AMG LONG
¥7,350,000
AMGの流儀で作ったコンプリートSUV
 搭載する5.5リッターV8が353ps/54.0mkgの圧倒的なパワーとトルクを発揮するAMG版のGクラス・G55AMG。もちろん人気は非常に高く、一頃は2003年式でも1000万円前後が相場となっていたが、最近は700万円台のプライスタグを付けるタマが増えている。新車価格はなんと1410万円なのだから非常に買い得だ。パワーユニットだけではなく、サスペンションにもAMGの手が入っているので、高速道路での直進安定性も驚くほどいい。その味を知ってしまうと、もうノーマルのGクラスには戻れないかもしれない。
メルセデス・ベンツ浜松和田サーティファイドカーセンター
053-469-2553


 

2009年01月15日

今週の大穴グルマ コンパクトカー篇

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第1位

SMART FORTWO COUPE BRABUS 
¥ 1,780,000
幻の稀少車「スマート・ブラバス」、あります!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、景気の低迷で世間の“自粛ムード”が高まっているなか、俄然盛り上がりをみせているコンパクトカーを特集しよう。このカテゴリーのクルマは、何よりコストパフォーマンスと楽しさのバランスが重要。となれば、高品質で買い得感の高い認定中古車に勝る者はない。通勤などに使うセカンドカーを探している方は必見だ。認定中古車.comが取り上げるコンパクトカーは実力派の精鋭揃いだから、もちろんファーストカーとしてもおススメできる。ぜひ参考にしていただきたい。
さて、ぶっちぎりの強さで1位を獲得したのは、スマート・フォーツークーペ・ブラバスだ。その名のとおり、シティコミューターのスマート・フォーツークーペに“スマートBRABUS社”がモディファイを施した希少価値の高いコンプリートカーである。上陸を果たした2004年は、フォーツークーペなどの4モデル合計で180台しか正規輸入されていないのだ。その後も少量しか導入されていない。スマートがフルモデルチェンジを受けたのは2007年秋だから、先代のスマート・フォーツークーペ・ブラバス(正規輸入車)は日本に数百台しか存在しないわけである。そして、予約開始と同時に完売となってしまう超人気モデルだったことも1位を獲得する大きな要因となった。まさに一生モノの“足グルマ”というわけだ。
相場の話をしよう。スマート・フォーツークーペ・ブラバスは、流通量が極めて少ない人気モデルなだけに高値でピタリと安定している。というか、走行距離の少ない個体には、新車価格と変わらない値が付くことも珍しくないからプレミア相場と言っていいかもしれない。それを考えると、2004年式ながら走行1.2万kmで178万円というこの個体は安い! この機会を逃すと正規ディーラーの展示場に並ぶことは2度とないかもしれない。それほど数が少ないのだ。
ところで、既成概念の枠から飛び出して独自のコンセプトから生まれてきたスマートは、既存のヒエラルキーには属さないクルマと言っていいだろう。とにかく、高級ビッグセダンと並んでも格落ち感を感じさせない不思議なオーラを放つコンパクトカーと言えるだろう。そう、「安いから乗る」クルマではないのだ。スマートの世界観は見ても乗っても国産の軽自動車とはまったく異なっている。なかでも、より個性が際立つフォーツークーペ・ブラバスは、「ブランドモノのサンダルみたいなクルマ」なのかもしれない。そんなことを証明するように、このモデルを長年にわたり愛用するクルマ好きの著名人やセレブは非常に多い。いま、こんなクルマに乗るのがすごくカッコイイ! のである。ストックしているのはメルセデス・ベンツ豊中中古車センター。そのセンスのよさに拍手を送りたい。
スマート・フォーツークーペ・ブラバスとはこんなクルマ

ご存じのようにスマートは90年代後半にメルセデス・ベンツが本腰を入れて作った全長が約2.5mのRRを採用した2人乗り・シティコミューターだ。上陸したのは2000年の暮れ。主力モデルのクーペを始めKやロードスターなどが用意されていた。2002年にマイナーチェンジが実施されフロントマスクなどを変更、2004年にはクーペがフォーツークーペになるなどの名称変更なども受けている。また、後席のあるフォーフォーもデビューした。搭載する直3ターボが75psを発生するコンプリートカーのフォーツークーペ・ブラバスがリリースされたのもこの年だ。力強い加速、軽減されたピッチング、俊敏さを増したハンドリング、そしてスポーティで高級感のある内外装が真骨頂。限定モデルなだけに正規輸入されるクルマが非常に少なく、手に入れるのが困難な稀少車として知られている。2007年に現行型へとスイッチしているものの、先代モデルの高い人気は衰えることがなく、走行距離の少ない個体には新車価格とほとんど変わらない値が付く。
★全長×全幅×全高 2550×1550×1550mm ★車重790kg ★エンジン 698cc 直3SOHCターボ ★最高出力/最大トルク 75ps/11.2mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 228万円

メルセデス・ベンツ豊中中古車センター
06-6867-3300

第2位

MINI One 3RD ANNIVERSARY
¥ 1,764,000
走行2500kmの先代ミニ・ワン! まさに掘り出しモノ!!
 この物件に理屈は要らないだろう。走行距離の欄に並ぶ2500という数字はまさに奇跡。コンパクトカーのベーシックグレードは、足グルマとしてガンガン使われることが多いからどうしても走行距離はのびてしまうのが一般的。しかも先代モデル。これぞ掘り出しモノと断言しよう。さらに、エクステリアやオーディオ、インテリアなどが特別装備となる3周年記念モデルだ。ボディカラーのブラックも実にいい雰囲気を醸している。平均価格帯からみると若干高めとなるが「大穴度」は高い! 早い者勝ちの1台。
MINI NEXT熊谷
048-520-3255

第3位

BMW 116i 
¥ 1,932,000
BMW 1シリーズの買い得感に注目!
 流通量は豊富なものの、高値で安定していてなかなか相場が落ちてこなかったBMW1シリーズ。特に人気の116iは、新車とそれほど変わらないプライスタグを付けるタマが少なくなかった。でも最近になり、ようやく買いやすい価格帯の物件も登場し始めたので注目だ。走行距離が1万km台でも200万円の予算で手が届く。116iの積む1.6リッター直4ユニットの爽快感、そして高速道路でピタリと安定するサスペンションの安定感、その価値をぜひ試乗して確かめてもらいたい。決して後悔させないクルマと断言しよう。
BMW Premium Selection杉並
03-5307-5781


 

2009年01月23日

今週の大穴グルマ ハッチバック(2リッタークラス・5ドア)篇

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第1位

BMW 118i
¥ 1,780,000
人気! 1シリーズの大穴モデルは118i
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、欧州の強豪ブランドが揃う激戦区、2リッタークラスの5ドア・ハッチバックを特集しよう。ファッションにたとえるなら、ノッチバック・スタイルのサルーンはフォーマルなスーツ、ハッチバックはカジュアルなジーンズと言ったところだろう。使いやすさと動力性能のバランスをポイントに考えればこのカテゴリーに属するクルマに勝る者はない。また、不景気による自粛ムードのなか、ハッチバック・ブームが再燃の兆しをみせているのだ。ぜひ、注目していただきたい。
さて、激戦を制してハッチバック車の大穴グルマ・NO1を獲得したのは、BMW 1シリーズの中核モデルだった118iだ。1シリーズは2007年の春まで、2リッター直4ユニット搭載車を118iと120iの2モデル用意していた。両者の違いはエンジンの発生するパワーとトルク。129psの118iは扱いやすさを、150psの120iは動力性能を重視していたのである。そう、今回の主役であるBMW118iは、約2年半しかカタログに掲載されなかったモデル。この手のクルマは普通なら稀少車となるところなのだが、さすがシリーズの中核を担っていただけに認定中古車の流通量は豊富だ。走行距離やボディカラーを検討できるだけの数は十二分にあると言えるだろう。
ところでこの固体の走行距離と価格をチェックしていただきたい。走行1.8万kmで178万円! 安い! ちなみに118iの新車価格は332万円だったのだから、1シリーズのなかでの割安感は一頭地を抜く。相場を紐解いてみると、格下の116iとは価格帯が完全にオーバーラップしているのだ。言うまでもなく見逃す手はない。扱いやすさを重視していたモデルとはいえ、そこはBMW、並以上の動力性能を持っているということを忘れないでほしい。加速力や高速走行の安定感は、このクラスではトップレベルと思って間違いない。決してクルマ好きを落胆させることはないと断言しよう。購入予算は諸費用込み200万円でOK。かなり“おいしい”!
BMW 118iとはこんなクルマ

BMWの末っ子、1シリーズがリリースされたのは2004年・秋のこと。用意されたのは、直4ユニットが1.6リッターの116iと2リッターの118i/120i。直6が3リッターの130iだった。ハッチバックとはいえ、BMWの法則に習いこのクラスでは唯一となる後輪駆動を採用している。その型式名で勘違いされやすいのだが、118iは1.8リッターではなく、120iと同じ2リッターを搭載するモデル。120iは150ps、118iは実用域のトルクを重視した129psとなる。ところで、1シリーズのトピックと言えば、世界屈指の実力を誇るパワーユニットとサスペンション、そしてプレミアム・コンパクトと呼ぶにふさわしい装備の数々。ランフラット・タイヤやトラクションコントロール付きDSC、しっとり落ち着いた雰囲気を醸すインテリアなどはCセグメントに属するクルマの常識を完全に越えている。ちなみに、118iは2007年にカタログから落ちているものの、決して日影のクルマなどではない。普通の人が普通に走らせたときのバランスのよさはシリーズで最も優れているモデルかもしれない。
★全長×全幅×全高 4240×1750×1430mm ★車重1360kg ★エンジン 2リッター直4DOHC ★最高出力/最大トルク 129ps/18.4mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 332万円

BMW Premium Selection 堺
072-277-2300

第2位

RENAULT MEGANE 2.0
¥ 1,980,000
ルノー製プレミアム・コンパクトに注目!
 人気が高いものの、流通量が少なく相場が高値で安定していたルノー・メガーヌ。とくに2006年に実施されたマイナーチェンジ以降の2.0は、走行距離が1万km台のタマとなると新車価格とそれほど変わらないプライスタグが付けられていた。でも、最近になりようやく買いやすい価格帯に落ち着いてきたようだ。取り上げた後期型の個体は走行1.9万kmで198万円! 新車価格の280万円を考えると買い得感は高い。個性的なエクステリアに漂う高級感は価格以上の雰囲気を醸している。狙い目!
ルノーネクストワン徳島
088-674-8341

第3位

ALFA ROMEO 147 2.0 TWIN SPARK 
¥ 2,290,000
いまやプレミアム・コンパクトの定番モデル!
 デビューから約8年経ったいまも、根強い人気を維持し続けるアルファ・ロメオ147。後継モデルのリリースが間近に迫っても、世の中の景気が悪くなっても、中古車の引き合いが減ることはない、という不思議なクルマ。認定中古車の主流は、2005年・春のマイナーチェンジで登場した新世代アルファのフロントマスクを持つ後期型に移行している。中古車の147を賢く購入するコツは走行距離の少ない個体に的を絞ること。取り上げたビカモンの物件がそれを証明しているだろう。0.7万kmで229万円は安い! アルファはやっぱりツインスパーク! ですよね。
アルファ ロメオ 田園調布 アプルーブドカーセンター
03-3721-1565


 

2009年01月29日

今週の大穴グルマ セダン編

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第1位

MERCEDES—BENZ E320CDI LIMITED
¥ 4,850,000
人気のCDIはいまが買い時!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、全体的な相場が下がる傾向にあり買い得物件が目白押しとなっているアッパークラスのセダンをお届けしよう。このクラスで賢いクルマ選びを するコツは上級グレードに狙いを定めること。期待をうらぎらないプライスボードが掲げられているケースが少なくないから要チェックだ。
さて1位を獲得したのは、いま唯一正規輸入されているディーゼル乗用車となるメルセデス・ベンツ E320CDIだ。ご存じのとおりヨーロッパでは新車登録の半数近くを占めるにもかかわらず、日本では絶滅状態にあるディーゼル仕様。ただし、高級車にも 燃費に対して厳しい目が注がれるようになったいま、その存在が注目を集めているのだ。
ディーゼル車と言えば、皆さんが気になるのは「音」と「速さ」だろう。でも、E320CDIにそんな心配は杞憂だ。搭載する3リッターV6ディーゼルター ボは、211ps/55.1mkgのパワーとトルクを発揮、その加速力はガソリン車と肩を並べる。というか、当時のデータを紐解けば0-100km/h加 速ではガソリンのE350を凌ぐのだからすごい! とにかく低回転からの力強いトルク感には舌を巻く。しかも車体側が音と震動の遮断に優れているため静粛性も非常に高い。このクルマに乗れば、遅い、うるさ い、というディーゼル車への既成概念が間違っていることに気づくはずだ。
相場の話をしよう。1~2年ほど前までは、人気の高いクルマだけにプレミア価格と呼べるほどの高値が続いていたものの、徐々に流通量が増えてきたことが要 因になりようやく買いやすい価格帯に落ち着いてきた。500万円前後~600万円台後半が目安になるだろう。新車価格は800万円を超えているのだから買 い得だ。ちなみに取り上げた物件は2007年5月にリリースされた限定車の“リミテッド”。カタログモデルはスポーティ仕様の“アバンギャルド”のみとな るが、このモデルはエレガンス仕様となる。乗り心地を重視するなら断然“リミテッド”がお勧めだ。
買い得感が高い認定中古車。そして維持費の面で有利なディーゼル仕様。認定中古車のCDIはまさに賢い人が選ぶクルマ。実際、CDIオーナーには知的で上品な人が多いのも事実である。
メルセデス・ベンツ E320CDIとはこんなクルマ

日本市場においてディーゼル乗用車の復権を図るべく2006年・夏に正規輸入が開始されたメルセデス・ベンツE320CDI。言うまでもなく、地球 温暖化や不安定な石油価格により低燃費車を求める声に答えるモデルとして登場した。搭載されたのは、コモンレール・システムによる高圧燃料噴射とターボ チャージャーにより211ps/55.1mkgを発揮するパワーユニット。前述したようにその加速力はガソリンのE350を凌いでいたのだから驚く。加え て、最新技術により高い燃費性能と燃焼音の低減、さらにユーロ4規格もクリアしているのだから、まさに隙のない優等生である。とにかく、音や震動、また加 速力で、ディーゼル車を意識させられる場面はまったくない。ただし新車価格は現在858万円。普通の人が気軽に購入する価格帯ではないだろう。で、500 万円前後から狙える認定中古車の存在感が増してくる。ぜひとも注目していただきたい。

メルセデス・ベンツ中野 サーティファイドカーセンター
03-3952-3622

第2位

PEUGEOT 407 SPORT3.0
¥ 2,700,000
407は初期型のV6版を狙え!
 プジョーのアッパーミドルクラス・セダン“407”に注目してほしい。特に上級グレードとなる初期型のV6版“3.0”がお勧め! 諸費用込みの予算が300万円で手が届くのである。格下の直4版“2.2”とは価格差が縮まるどころか、年式を検討すれば、相場が完全にオーバーラップし ているのだから見逃せない。取り上げた物件は270万円! 理屈抜きのバーゲンプライスだ。ちなみに、プジョー製3リッターV6とアイシン製6段ATの相性は抜群にいい!
PEUGEOT水戸
029-304-0206

第3位

BMW 740i
¥ 6,430,000
大穴度満点!のLセグメントカー
 僅差で3位となったものの、1位と変わらない大穴度を持つBMWのフラッグシップ・サルーン“7シリーズ”。特にチェックしたいのは、流通量 が多い高年式の740iだ。この物件は走行5,000kmで643万円! 高額なオプションを満載している個体だから新車価格は軽く1000万円を超えているだろう。怒濤の買い得感! まさに大穴グルマである。306psを叩き出す4リッターV8の動力性能、ピタリと安定しているサスペンションの上質感、そのクオリティは間違いなく世界 のトップレベルにあるビッグサルーンだ。
BMW Premium Selection横須賀
046-825-0036