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今週の大穴グルマ コンパクトカー篇

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

SMART FORTWO COUPE BRABUS 
¥ 1,780,000
幻の稀少車「スマート・ブラバス」、あります!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、景気の低迷で世間の“自粛ムード”が高まっているなか、俄然盛り上がりをみせているコンパクトカーを特集しよう。このカテゴリーのクルマは、何よりコストパフォーマンスと楽しさのバランスが重要。となれば、高品質で買い得感の高い認定中古車に勝る者はない。通勤などに使うセカンドカーを探している方は必見だ。認定中古車.comが取り上げるコンパクトカーは実力派の精鋭揃いだから、もちろんファーストカーとしてもおススメできる。ぜひ参考にしていただきたい。
さて、ぶっちぎりの強さで1位を獲得したのは、スマート・フォーツークーペ・ブラバスだ。その名のとおり、シティコミューターのスマート・フォーツークーペに“スマートBRABUS社”がモディファイを施した希少価値の高いコンプリートカーである。上陸を果たした2004年は、フォーツークーペなどの4モデル合計で180台しか正規輸入されていないのだ。その後も少量しか導入されていない。スマートがフルモデルチェンジを受けたのは2007年秋だから、先代のスマート・フォーツークーペ・ブラバス(正規輸入車)は日本に数百台しか存在しないわけである。そして、予約開始と同時に完売となってしまう超人気モデルだったことも1位を獲得する大きな要因となった。まさに一生モノの“足グルマ”というわけだ。
相場の話をしよう。スマート・フォーツークーペ・ブラバスは、流通量が極めて少ない人気モデルなだけに高値でピタリと安定している。というか、走行距離の少ない個体には、新車価格と変わらない値が付くことも珍しくないからプレミア相場と言っていいかもしれない。それを考えると、2004年式ながら走行1.2万kmで178万円というこの個体は安い! この機会を逃すと正規ディーラーの展示場に並ぶことは2度とないかもしれない。それほど数が少ないのだ。
ところで、既成概念の枠から飛び出して独自のコンセプトから生まれてきたスマートは、既存のヒエラルキーには属さないクルマと言っていいだろう。とにかく、高級ビッグセダンと並んでも格落ち感を感じさせない不思議なオーラを放つコンパクトカーと言えるだろう。そう、「安いから乗る」クルマではないのだ。スマートの世界観は見ても乗っても国産の軽自動車とはまったく異なっている。なかでも、より個性が際立つフォーツークーペ・ブラバスは、「ブランドモノのサンダルみたいなクルマ」なのかもしれない。そんなことを証明するように、このモデルを長年にわたり愛用するクルマ好きの著名人やセレブは非常に多い。いま、こんなクルマに乗るのがすごくカッコイイ! のである。ストックしているのはメルセデス・ベンツ豊中中古車センター。そのセンスのよさに拍手を送りたい。
スマート・フォーツークーペ・ブラバスとはこんなクルマ

ご存じのようにスマートは90年代後半にメルセデス・ベンツが本腰を入れて作った全長が約2.5mのRRを採用した2人乗り・シティコミューターだ。上陸したのは2000年の暮れ。主力モデルのクーペを始めKやロードスターなどが用意されていた。2002年にマイナーチェンジが実施されフロントマスクなどを変更、2004年にはクーペがフォーツークーペになるなどの名称変更なども受けている。また、後席のあるフォーフォーもデビューした。搭載する直3ターボが75psを発生するコンプリートカーのフォーツークーペ・ブラバスがリリースされたのもこの年だ。力強い加速、軽減されたピッチング、俊敏さを増したハンドリング、そしてスポーティで高級感のある内外装が真骨頂。限定モデルなだけに正規輸入されるクルマが非常に少なく、手に入れるのが困難な稀少車として知られている。2007年に現行型へとスイッチしているものの、先代モデルの高い人気は衰えることがなく、走行距離の少ない個体には新車価格とほとんど変わらない値が付く。
★全長×全幅×全高 2550×1550×1550mm ★車重790kg ★エンジン 698cc 直3SOHCターボ ★最高出力/最大トルク 75ps/11.2mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 228万円

メルセデス・ベンツ豊中中古車センター
06-6867-3300

第2位

MINI One 3RD ANNIVERSARY
¥ 1,764,000
走行2500kmの先代ミニ・ワン! まさに掘り出しモノ!!
 この物件に理屈は要らないだろう。走行距離の欄に並ぶ2500という数字はまさに奇跡。コンパクトカーのベーシックグレードは、足グルマとしてガンガン使われることが多いからどうしても走行距離はのびてしまうのが一般的。しかも先代モデル。これぞ掘り出しモノと断言しよう。さらに、エクステリアやオーディオ、インテリアなどが特別装備となる3周年記念モデルだ。ボディカラーのブラックも実にいい雰囲気を醸している。平均価格帯からみると若干高めとなるが「大穴度」は高い! 早い者勝ちの1台。
MINI NEXT熊谷
048-520-3255

第3位

BMW 116i 
¥ 1,932,000
BMW 1シリーズの買い得感に注目!
 流通量は豊富なものの、高値で安定していてなかなか相場が落ちてこなかったBMW1シリーズ。特に人気の116iは、新車とそれほど変わらないプライスタグを付けるタマが少なくなかった。でも最近になり、ようやく買いやすい価格帯の物件も登場し始めたので注目だ。走行距離が1万km台でも200万円の予算で手が届く。116iの積む1.6リッター直4ユニットの爽快感、そして高速道路でピタリと安定するサスペンションの安定感、その価値をぜひ試乗して確かめてもらいたい。決して後悔させないクルマと断言しよう。
BMW Premium Selection杉並
03-5307-5781