撮影のために訪問していたポルシェセンター青山 世田谷認定中古車センターの展示場でとても良い「ボクスター」を見つけました。
それが写真のクルマです。2007年7月登録、キャララホワイトのボディにオーシャンブルーの内装、そしてソフトトップのメトロポールブルーがすごくスタイリッシュな2007年登録のボクスターです。第2世代・TYPE987の前期型(2.7リッター・240ps・27.5kg・m)スタンダードモデルということになります。
ポルシェフリークの方はすでにご存じのことと思いますが、このボクスターのポイントは、フラットシックスを座席背後に搭載するミドシップのオープンカーであることです。
ちなみに、第4世代(2016年~)のボクスターは、往年のレーシングカーの名を冠して、車名が「718ボクスター」となり、ターボ付き水平対向4気筒エンジンを搭載、エクステリアはけっこうスパルタンな雰囲気になっています。
あくまで持論ですが、ボクスターはやっぱりこのナローなルックスが良いです。そして、やっぱり、自然吸気・水平対向6気筒のほうが味わい深いと思います。当然、350psの718ボクスターSのほうが速いに決まっていますし、良いところもいっぱいあります。でも、エンジン回転の味わいというか、加速するドラマ感みたいなものは、自然吸気のフラットシックスが勝っているような気がします。
このTYPE987前期型のポルシェ・ボクスター(Tip-S)は、走行4万km、左ハンドルで、258万円です。スポーツクロノパッケージ、シートヒーター、キセノンヘッドライトも装備しています。年式的に認定中古車の対象外となりますが、きっちり納車整備を施すそうですから、3年以上は平穏に乗れるでしょう。これぞ中古車の醍醐味、買い得です。
トランスミッションだけは、ティプトロより2009年モデルから採用されたPDKのほうが格段に良いのですが、まっ、欲を言ったらキリがありません。
「ところで母さん、今年の春はこんなスポーツカーで温泉旅行なんていうのも粋じゃないか」、なんてこの画面を見せれば、奥さんのOKが出るかもしれません。「我が家はそんなに甘くない」というご同輩の声が聞こえてきそうですが、万にひとつということもあります。挑戦してみる価値のあるクルマだと思います。
Porsche Boxster
初年度登録2007年7月 キャララホワイト 走行4万キロ
左ハンドル スポーツクロノパッケージ シートヒーター
2.7リッター 水平対向6気筒 240ps 27.5kg・m
車両本体価格258万円(認定中古車対象外)
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