先日、エアポートリムジンバスの撮影補助(我がメルセデス・ベンツでカメラマンを乗せて追走)、というオモシロイお仕事で羽田空港に行った際に、ワタクシの趣味の対象であるクルマのそれとは明らかに異なる、リムジンバスや飛行機といった乗り物特有の存在感を楽しむことができました。
↓燃料電池バス(FCHV-BUS)=化石燃料を使用したクルマよりもエネルギー効率が高く、排気ガスが発生しないため環境に超~優しいエコ・バス
東京空港交通株式会社が走らせているエアポートリムジンバスで、ワタクシは新宿駅西口~羽田空港の間を走っているバスを追走しました。燃料電池バスは水素と酸素の化学反応で発電した電力を使ってモーターを動かし、音もなく走行するので、真横や後ろを走っている時に「う~ん、コレは完全に未来の乗り物だね!」とシミジミ思いました。
なお、経済産業省の「水素利用社会システム構築実証事業」の一環として水素供給・利用技術研究組(HySUT)が実施する「水素ハイウェイプロジェクト」にリムジンバスが協力し、高速道路での定期運行実証を行なっているそうです。そして、今回の実証で得たデータが、今後の燃料電池バスの本格的な実用化に向けて活用されるみたいですよ。
新宿駅西口~羽田空港を運行しているエアポートリムジンバスを新宿駅西口から追走していたので、必然的に羽田空港に到着したわけですが、羽田空港では、懐かしいカラーリングの飛行機や話題の最新鋭機を拝むことができました。ラッキー!
↓ANAモヒカンジェット
ANAモヒカンジェットは、1969年5月の一番塗装機から20年間、日本の空を就航しました。どうやら航空業界でも世界的に懐古主義が巻き起こっているらしく、ANAモヒカンジェットが20年ぶりに復活したみたいです。ちなみに、現在、ANAモヒカンジェットは定期運航を行なっていないらしく、たまたま羽田空港を訪問した日に遭遇することができた私は非常にラッキーでした。
そして、幸運にもボーイング社が開発、製造している次世代中型ジェット旅客機のボーイング 787 ドリームライナーも羽田空港にいました。この機体の他にもう一機の787 ドリームライナーが駐機している姿をチラッと目撃したので、写真の機体が全日本空輸向けの第1号機なのかワカリマセン(←飛行機のことは詳しくないので・・・)が、とにかく間近なところで見ることができて本当によかったです。なお、ロールス・ロイス製エンジン(Trent1000=燃費がイイらしい。ということで、中型機としては航続距離が長く、今までは大型機でないと行けなかった距離もボーイング787シリーズを使うことにより直行が可能になる)ので、クルマ・ファンもときめいてしまいます。
↓そういえば、こんな腕章をしてウロウロしていましたよ。
燃料電池バス(FCHV-BUS)の撮影後、羽田空港からYCAT(横浜シティエアターミナル)間を運行している京浜急行バスの空港リムジンバスの追走もしましたが、横浜に着いた時には、もう夜でした。長い一日でした。