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2008年12月 アーカイブ

2008年12月11日

いよいよ始まる「裏・名車探訪記」

クルマ好きなら見逃せない「ハッサンの裏・名車探訪記」。
取材先で見つけた気になるクルマ達やこぼれ話など、普段記事などでは見ることの出来ないオモシロ話をお届けします。
ご期待ください。

 

2008年12月15日

イタリア車は目立ってナンボ!?

皆さん、こんにちは。名車探訪記の原稿書き&撮影を担当しております、ハッサンこと高桑でゴザイマス。

我が愛車は10年前に買った1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアと新車で買った2005年式フィアット・ムルティプラなのですが、アルファは内外装とも水色で仕上げ、ムルティプラは外装色:オレンジをチョイスしました。

この他に昨年購入したW210型Eクラス(1999年式・前期型の最終モデル)も活用しておりますが、こちらは現在コントロールパネルが不動になっており、真夏の設定のままエアコンが暴走しております。

我が家に納車されたクルマは必ず壊れるという悪しき慣習を、ドイツの雄であるメルセデス・ベンツをもってしても止めることはできませんでした。

今後は名車探訪記では扱えないような世界の名車(珍車?)を紹介しつつ、愛機のトラブル・レポートもアップしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

2008年12月17日

右ハンドル車コレクターを目指します!

やっぱり、日本で使う場合は右ハンドルのほうがラクだろうなぁ~と思い、10年前に購入したアルファ・ロメオは敢えて右ハンドル仕様をチョイス!

これが大正解だったこともあり、その後にゲットしたムルティプラ&W210も迷うことなく右ハンドル仕様にしました。今後もクルマを買うならば「右ハンドルであること」を大前提にしたいと思っているわけですが、先日、名車探訪記の取材で訪問した群馬のCAR HOUSEさんに超~気になるフォルクスワーゲンがありました。

そのクルマは1970年式の白いカルマンギアなのですが、なんと、ヤナセ物の右ハンドル仕様だったのです。しかもキャリアまで付いたセンスのイイ仕様で、久しぶりに“本気モードで”欲しくなってしまいました。

さすがに旧車を2台も所有することは難しいので、ムルティプラで帰路につきながら「オレにはアルファ・ロメオがあるから贅沢はいえないな……」と自分を納得させ、あきらめましたが、あのカルマンギアは驚くほど程度が良好だったので、ヒストリックカー・ビギナーの方にもオススメできると思います。年末ジャンボ宝くじが当たったら、私が買いに行くかもしれませんので、気になる方はお早めに!

ちなみに、名車探訪記のページでご紹介しているポルシェ356スピードスター・レプリカ(取り扱い:CAR HOUSE)の写真の端っこが切れてしまいました。私の撮り方が悪かったので、ここでリベンジさせてください。以後、気をつけます。

2008年12月19日

猛スピードで走っているところを見てみたかった!

先日、栃木県の某市で駐車場に捨てられた(保管されている?)シトロエンSMに遭遇しました。輸入車ディーラーや街のスペシャルショップを訪問するのが仕事なので、これまでに様々なクルマと出会いましたが、さすがに“幻の名車”と呼ばれるSM(DS同様にステアリングの操舵角に応じて左右に照射角度を変える機能を備えた6灯式ヘッドライトですよ!)を見たことはありませんでした。

ということで、エアロダイナミクスに優れた2ドア・クーペボディをじっくり観察させていただきましたが、さすがにFFの量産車として世界で初めて200km/hオーバーを実現したそのスタイルは超~流麗かつアグレッシブで、往時に高速道路等で追い越されたら「お口アングリ」状態になっただろうなぁ~と思わず感心してしまいました。

ちなみに、SMに搭載されたのは、マセラティ製、2.7リッター、V型6気筒DOHCエンジンで、90度という特徴的なバンク角を持ち、3基のキャブレターによって燃料が供給されて最高出力170馬力を誇ったそうです。そして、驚くべきことにトップスピードは220km/hに達したらしく、今でもチャンスがあれば超高速で疾走している姿を見てみたいものです!

SMは、オイルショックをきっかけとして1975年9月に生産中止となりましたが、トータルで12920台ほど造られたそうです。12920台ぶんの1台に出会えたことを、シトロエンの神様に感謝!!
 

2008年12月22日

実は4輪駆動車も大好きです。特にジープ!

実はワタクシ、子供の頃から4輪駆動車も大好きで、一時期、三菱ジープ(最終モデル)を本気で買おうと思っておりました。結局、1974年式のイタリア車を購入してしまい、現在に至っておりますが、今でもジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン(ラングラー・ルビコンでもOK)が欲しい!と思いながら日夜頑張っております。

ということで、街中や山奥やショップの店頭でカッコイイ4輪駆動車に遭遇すると必ず写真を撮っているわけですが、今回は秘蔵コレクションの中から自慢の一台を披露したいと思います。

実はコレ、1950年式のウィリスCJV-35で、アメリカのオハイオ州において生産された本物のウィリスなのですね。アメリカ海軍からの発注を受け、約1000台ほどが生産されたといわれております。なお、現存するCJV-35は29台のみとされており、現車は大変貴重な一台なのでありました。

で、このウィリスは、以前、知りあいのクルマ屋さんが売っていたモノで、

平成9年頃にミッションをオーバーホール。シリンダーヘッドのオーバーホールも必要だが、それは納車前に作業する。現在、車検が無いが納車前に取得する。登録は1ナンバーとなる。ガソリンエンジンなので、排ガス規制は問題ナシ。

という概要でした。300万円ぐらいだったので、あきらめましたが、もう少し安かったら買っていたかもしれません。だって、アメリカ海軍が使っていた本物ですよ、ホンモノ! ちなみに、知りあいのクルマ屋さんは、前職がアメリカ海軍の軍人さんだったので、現車は、いわゆる“正規モノ”なのでありました(笑)。

たしか、コレって、エボだと思う……。

この前、ミニチュアカー雑誌のお仕事でフェラーリ FXX  エボルツィオーネの説明文を書いたのですが、ページ作成用の材料としてメールにて送信されてきたミニチュアカーの写真を見て、去る2008年5月11日(日)に富士スピードウェイにて開催されたフェラーリ・フェスティバル・ジャパン2008において“実物を見た!”ことを思い出しました。

ということで、急に写真をアップしたくなったのですが、クルマの概要を簡単に説明いたしますと、フェラーリ FXX  エボルツィオーネは、サーキット専用モデルとして2005年に登場したFXXに、ハンドリングとパフォーマンスの向上を目的とする進化パッケージを装着したパワーアップ・バージョンでゴザイマス。進化パッケージの開発には、ミハエル・シューマッハ氏も携わったといわれております。

V型12気筒エンジンの最高出力は860hp/9500rpmにまで高められ、F1ギアボックスの変速時間も短縮されたそうです。エクステリアでは、新形状のディフューザー等を採用し、空力効率も従来比で25%ほど向上を果たしたみたいです。

ようするに、“FXX大吟醸”みたいなスーパーなクルマなわけですが、なんか、もう、凄すぎて実感ワカナイっすね、ここまで来ると。

2008年12月23日

さすがに大迫力です!

毎日毎日、街中を走っていると思わず「おぉ~! 素晴らしい~」と叫びたくなるような旧車や珍車と遭遇する機会に恵まれるわけですが、ごく稀に旧車や珍車といったカテゴリーには属さないけど「おぉ~! スゲ~」と絶叫したくなるような超~レアなクルマを目撃できちゃうわけです。

そのレアなクルマこそ戦うために造られた軍用車なのですが、片側4輪のWheeled Armored Personnel Carrierは、小松製作所が量産している「陸上自衛隊 96式装輪装甲車 クーガー」で、先日、環八を普通に走っている姿を目撃しました。車重が14.5トンもあるのに、時速100km/hで疾走できるそうですよ。

アメリカ軍の巨大な6輪トラックは、神奈川県内の首都高速を走行中に遭遇しました。料金所で一時停止した際によく見たら、前に並んでいるトヨタ・アルファードが恐ろしく小さく見えたので、コイツ、近くで見たらモノ凄~くデカイんだと思います。いやはや、戦場はもちろん、公道上でも会いたくないクルマですな。

 



 

2008年12月29日

ファニーフェイス・ムルも買おうかなぁ~。

ムルティプラというと、やはり、ファニーフェイスの前期モデル(600ベルリーナのコンポーネンツを使った初代ではありません)をイメージする方が多いと思います。実際にムルティプラ・ミーティングを開催してみると、ファニーフェイス・ムル・ユーザーが大挙して押し寄せ、普通の顔をした後期型ムルティプラは毎回マイノリティーになってしまうわけです。

まあ、マイノリティーだからこそ所有する歓びを得られるともいえますが、ファニーフェイス・ムルと普通の顔をしたムルを並べてみると、やっぱり、変な顔をした前期ムルのほうが格段にインパクトがあるので、「そりゃあ、こっち(ファニーフェイス)のオーナーのほうが多いわけだよなぁ~」と妙に納得してしまうのでありました。

本当は後期型ムルを足として使いつつ、前期型ムルをガレージ内にしまっておくことができればベストなのですが、それを達成するのは結構勇気がいることだと個人的には思っています(だって、基本的に同じクルマですからねぇ~)。

世の中には凄い方がイッパイいるので、前期型ムルと後期型ムルの両方を所有している好事家がいらっしゃるかもしれませんが、どこかのイベント会場で私&オレンジ・ムルを見かけたら、気軽に声をかけてくださいね。

ご自宅(ガレージ)を訪問させていただきますので!