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2009年02月 アーカイブ

2009年02月05日

今週の大穴グルマ コンパクト・スポーツ編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

VW GOLF GTI
¥2,880,000
ゴルフGTIはクルマ好きの「永遠のアイドル」!
 未曾有の経済危機が襲うなか、主婦 の財布の紐は一段と硬く閉められているようだ。でも、奥さんの設定したクルマ購入予算がどんなに厳しい数字になっても、より楽しめるクルマを探すのがクル マ好きだろう。で、お勧めしたいのが欧州のスポーツ・コンパクトだ。このカテゴリーはいま価格以上に価値のあるクルマの宝庫となっているのである。そう、 ホットハッチは絶滅なんかしていない。生きているのだ! 今回は各ブランドの強豪が揃うホットハッチ系のモデルから「大穴グルマ」を紹介しよう。 
さて、本題に入ろう。満点に近い評価を得て1位を獲得したのは、不滅の人気を誇るVWゴルフGTIだ。いまやVWのイメージリーダーと言っても過言ではな い。世の中が不景気になっても、株価が下落しても、中古車の相場は高値でピタリと安定して最近まで落ちてこなかった。でも、ゴルフⅤのモデルライフが終わ ろうとしているいま、ようやくジリジリと値を下げ始めたので狙い目だ。GTIを上手に買うコツは、高年式・低走行距離の個体を中心に探すこと。取り上げた 物件のデータをチェックしてもらいたい。能書きは要らないだろう。走行距離が50kmなのだ。もちろん認定中古車なのだけれど、これはもうほとんど新車と 言っていい! そしてプライスタグをチェックしてみよう。288万円! 安い! 新車価格は359万円なのである。大穴度は非常に高い。
ところで、ゴルフⅤ GTIがなぜ好調なセールスを記録し続けるのか? それはもう「楽しいクルマだから」、これに尽きるだろう。実際、200psを叩き出す2リッター直4ターボのパンチが効いた加速力、DSGのシャープな応 答性、どっしりと安定感のあるサスペンション、そして普段使いも楽にこなせる扱い易さ、まさにベストゴルフ。歴史的な名車と言われるゴルフⅠ/ⅡのGTI を超えるVWの傑作と言っても過言ではない。ちなみに、288万円というと、同クラスの国産(新車)とガチンコになる価格帯。どちらを選ぶか? 言うまでもないだろう。とりあえず、この物件には奥さんや彼女も異論はないはずだ。
VW ゴルフ GTIとはこんなクルマ

5代目ゴルフが上陸を果たしたのは2004年初夏のこと。ラインナップで最もスポーティな仕様となるGTIも約1年後に導入された。先代のⅣ GTIは、快適性や上質な乗り心地に主眼が置かれていたため、総合力はグーンと向上したものの、牙の抜かれた“クールハッチ”などと言う者もいたが、Vの GTIは違った。VWがGTIの原点に返って開発したと断言していることからも分かるように、“ホットハッチ”と呼ぶに相応しいキャラクターに仕立てて あったのだ。GTIの鋭い「牙」が復活していたのである。専用のデザインとなった赤いピンストライプが印象的なフロントマスク、力強いビートを奏でながら 200psを叩き出すパワーユニット、サスペンションも専用のチューニングが施されていた。果たして、V GTIは世界中で大ヒットを記録。日本でも、ゴルフ・ラインナップのなかでNO.1の登録台数を獲得する驚異的なセールスとなったのだ。廉価グレードのE や中核を担うGTよりも売れたのだからすごい。「最強のゴルフ」の座はその後リリースされた3.2リッターV6+4WDのR32に譲ったものの、いまでも GTIの人気は衰えていない。やはりゴルフGTIは、クルマ好きの「永遠のアイドル」なのである。
★全長×全幅×全高 4225×1760×1495mm ★車重1460kg ★エンジン 2リッター直4DOHCターボ ★最高出力/最大トルク 200ps/28.6mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 359万円

フォルクスワーゲン世田谷Uカーセンター
03-5758-6529

第2位

MINI John Cooper Works Cooper S Convertible
¥2,770,000
稀少! ミニの最強バージョンあります!!
 希少価値の高いレアモノを紹介しよう。ミニの最強バージョンとしてリリースされたジョンクーパー ワークス・クーパーSコンバーチブルだ。正規ディーラーの展示場を飾ることが非常に珍しいモデルである。しかも、新車価格は395万円だったのだから、 277万円は買い得! 走行距離は僅か9300kmなのだ。搭載されるスーパーチャージャー付き1.6リッター直4は、専用のシリンダー・ヘッドや吸気系部品などを採用してクー パーSの48psアップとなる218psを叩き出す。組み合わされるのは6段MT! しかも、後席を取り去るなどの徹底した軽量化が図られていて、車重はなんと1190kg! まさに早い者勝ちの1台。
MINI NEXT 横浜港南
045-842-4932

第3位

RENAULT MEGANE RENAULT SPORT
¥2,400,000
メガーヌRSは前期型を狙え!
 ルノー・メガーヌのスポーツモデルと言えば、搭載する2リッター直4ターボが224ps/30.6mkgという圧倒的なパワーとトルクを発揮 するルノー・スポールだ。まさにクルマ好き垂涎のホットハッチだろう。もちろん人気は非常に高く、高年式の車両には新車価格とそれほど変わらない値が付 く。で、予算を抑えたいという方には、2006年に実施されたマイナーチェンジ前のモデルをお勧めしたい。内外装に変更は受けているものの、肝になるエン ジンは後期型と同じなのだから見逃す手はない。取り上げた個体は240万円! 新車価格の378万円を考えれば、買い得!
ルノー京都CADONO
075-322-2133


 

2009年02月12日

今週の大穴グルマ SUV篇

今週の大穴グルマランキング

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第1位

PORSCHE CAYENNE
¥ 4,700,000
超人気モデルがいよいよ400万円台で射程圏に!
 今週の大穴グルマは、買い得物件が 目白押しとなっているプレミアムSUVのランキングをお届けしよう。買い得感の高い相場を形成するモデルが多く、人気車でも驚くようなバーゲンプライスを 掲げるケースが増えている。いま、最も価格変動が大きいカテゴリーと言えるかもしれない。ぜひ注目してもらいたい。
さて、激戦を制して1位を獲得したのは、3.2リッターV6ユニットを搭載するポルシェ・カイエンのベースグレードだ。正規輸入が開始されたのは2003 年の秋だったから、取り上げた物件は最初期の個体である。それにしても470万円という価格には驚かされる。安い! 1~2年ほど前までは、相場が云々の前に、流通することがほとんどなかった超人気モデル。希に展示場に並ぶことがあっても新車と変わらないプライスボード が掲げられていたものだ。それでも引き合いが集中していた。市場が加熱していて、まっとうな相場というものが形成されなかったのである。昨年あたりから市 場はようやく落ち着き、カイエンV6は500万円台前半が下限となっていた。そして、今年になってさらに相場は下降線をたどり400万円台の物件も登場し 始めたというわけだ。ただし、相変わらず人気が高いので、1ヶ月を超えて展示場に並んでいることはないだろう。なぜ、カイエンV6がこれほど異常なまでの 人気を維持しているのか? 答えは、オンロード、特に高速道路でのパフォーマンスが、群を抜いて優れているからに他ならない。多くの人がポルシェのクレストを付けるだけの価値ある SUVと認めているのだ。実際、250psを絞り出すV6エンジンは、2トンを超えるボディを余裕で引っ張る実力を備えている。ポルシェファンの期待を裏 切ることは「ない」と断言しよう。
その人気から判断して、相場はこのあたりが下げ止まりとみていい。つまり、狙っている方はいまが買い時! ということ。早めの行動をお勧めしたい。
ポルシェ・カイエン(V6)とはこんなクルマ

カイエンのベースグレード“V6”は、4.5リッターV8ツインターボの“ターボ”とその自然吸気版“S”の登場から1年後の2003年・秋にリ リースされた。搭載されたのは250ps/31.6mkgのパワーとトルクを発揮する3.2リッターV6の自然吸気NAユニット。ご存じのとおり、カイエ ンはVWトゥアレグと同じプロジェクトから生まれたSUV。サスペンションを含むプラットフォームやアウタースキンの一部などを共有している。トゥアレグ にも3.2リッターV6を積むモデルが存在するが、吸気系はポルシェのオリジナル、排気系ではキャタライザーこそ同じ部品となっているが、マフラーも異 なっている。また、燃焼室の形状やエンジン・マネジメントシステムもポルシェ独自のものを採用しているという。言うまでもなく、カイエンはバッジ・エンジ ニアの産物などではなく、ポルシェの技術者たちが全勢力を傾けてチューニングを施し、そして差別化を図ったSUV。だから、走行感覚には紛れもなくポル シェのテイストが息づいているのだ。もちろんVWトゥアレグとは「別物」と断言できよう。その高い人気が「ポルシェらしいSUV」であることを証明してい るのである。
2003年・ティプトロニックS ★全長×全幅×全高 4800×1950×1700mm ★車重2335kg ★エンジン 3.2リッターV6 ★最高出力/最大トルク 250ps/31.6mkg ★トランスミッション 6段ティプトロニック ★新車価格 659万円

ポルシェセンター高崎・前橋 認定中古車ギャラリー
027-364-6262

第2位

BMW X3 2.5i 
¥ 2,940,000
X3は装備の充実した2.5iをチェックしよう!
 登場から約4年半が経過してようやく相場が落ち着いてきた人気のBMW X3。探しやすいのは流通量の豊富な2.5リッター直6を搭載する2.5iだろう。予算に合わして、走行距離や装備の充実度などを選べる状況にある。この 車両は、バイキセノンヘッドライト、パノラマガラスサンルーフ、社外ナビなどの高額な装備を満載していることに注目してもらいたい。新車価格は600万円 近くに達するだろう。294万円はかなり買い得だ。これぞ中古車選びの醍醐味!
BMW Premium Selection 横須賀
046-825-0036

第3位

Volkswagen Tiguan Track and Field
¥ 3,150,000
VWの最新コンパクトSUVをチェックしよう!
 2008年・秋に上陸を果たしたVWのコンパクトSUV“ティグアン”が早くもディーラーの展示場を飾っている。デビューから半年ほどしか 経っていないため、割安感はないものの、走行距離の少ない、いや、ほとんど走っていない新車のような個体が310万円~330万円付近で狙えるのだ。取り 上げた車両は走行200km! もちろん、まったく使用感はない。新車の購入を検討中の方には特にお勧めしたい。搭載される2リッター直4ターボは、力強い加速力と上質な感触を備える優 れたユニットだ。
フォルクスワーゲン港北Uカーセンター
045-470-9914


 

2009年02月18日

今週の大穴グルマ フランス車特集 ステーションワゴン篇

今週の大穴グルマランキング

 

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第1位

CITROEN C4 Picasso2.0
¥ 2,800,000
個性が際立つフランス流モノスペースワゴン
 家族や恋人、友人といっしょにドラ イブを楽しむにはもってこいの季節がやってきた。また、新年度を前に愛車を新調して心機一転を図りたいという方も多いのではないだろうか。で、認定中古 車.comがお勧めしたいのがスタイリッシュで実用性が高く、キャラクターのはっきりしているフランス製ワゴン。今回の大穴グルマ ランキングは特別篇として強豪が揃うフランス・ブランドのワゴンを特集しよう。
さて、1位に推挙したのは2007年にリリースされたシトロエン C4ピカソだ。正規輸入される台数が少なく都心部でもほとんど見かけない「大穴中の大穴」と呼べるモデル。その名のとおりハッチバックのC4をベースにし た3列シートの7人乗りを採用するモノスペースワゴンである。最大のセールスポイントは広大なグラスエリア+キャビンスペースが提供してくれる開放的な室 内だ。さらに、シャープな印象のフロントマスクと柔らかい曲線で構成される側面のデザインが渾然一体となって醸すスタイリッシュなエクステリアも都会的で マル。MPVは街の雰囲気に溶け込んでしまって印象の薄いモデルが多いけれど、C4ピカソのインパクトはなかなかのもの。このあたりの主張、というか個性 の表現方法はさすがフランス車、さすがシトロエンというところだろう。
前述したようにC4ピカソは、登録台数が少ないだけに半年ほど前まではディーラーの展示場を飾ることが非常に希で相場も高値で安定していた。ところが昨年 の暮れあたりから流通量もグッと増えて買い得感の高いプライスタグを付ける個体が多くなってきているので注目してほしい。取り上げた車両はガラスルーフな どを備える“2.0”だから、新車価格は400万円を超えていたと予測できる。使用感がまったくない走行4500kmで280万円は安い!
このワゴンは眺めているだけではなく、乗り込んでみることをお勧めしたい。できればぜひ試乗してみよう。前方と側面に広がるパノラミックな視界、そしてス ムーズで上質な感触のパワーユニット、身体をやさしく包み込んでくれるシート、しなやかに動くサスペンションなど、とにかくすべてがすごく「いい感じ」な のだ。世界中の実用車がドイツ/日本車化している現代にあって、メイド・イン・フランスを主張するシトロエン C4ピカソの存在はかなり貴重と言える。その個性的なキャラにハマった人は一生抜け出せない、それがフランス車ワールドなのである。
シトロエン C4ピカソとはこんなクルマ

7人乗りのモノスペースカーとしてシトロエンからリリースされたC4ピカソ。上陸を果たしたのは2007年初夏のことだった。C4のプラットフォー ムを流用しているものの、全長は330mm、全幅は60mm、ルーフレールなしの全高は220mmと、C4ハッチバックよりボディはひとまわり以上大き い。フロアユニットそのものは別物と考えていいだろう。導入されたモデルは2リッター直4搭載車のみだが、トランスミッションは6段セミオートマチックと おなじみの4段ATを選択することができた。もちろんスポーツカー並みの動力性能を持っているわけではないが、低回転でもトルクが厚く扱いやすいのが真骨 頂。回転の上昇も角が丸く滑らかで、スムーズに速度を高めていくいかにもフランスの実用車といったタイプだ。また、ハイドロの足を想起させるあくまでしな やかなサスペンションの仕立てはさすがシトロエンの技。乗り心地はMPVのなかでもトップクラスと断言できよう。車高調整機能を持つエアサスペンションも オプションで設定されている。
2008年2月発売モデル ★全長×全幅×全高 4590×1830×1700mm ★車重1570kg ★エンジン 2リッター直4DOHC ★最高出力/最大トルク 143ps/20.8mkg ★トランスミッション 6段セミAT/4段AT ★新車価格 335万円

シトロエン天白
052-899-6300

第2位

PEUGEOT 307 SW2.0
¥ 2,200,000
プジョーの超人気ワゴンは今が買い時!
 シトロエンC4ピカソと同様に3列シートの7人乗りを採用するプジョー307SW。VWゴルフ・ワゴンに真っ向勝負を挑むフランスを代表する 人気ワゴンだ。昨年まで走行距離の少ない車両には新車に近いプレミア価格が付けられていたものの、308がデビューしたいま、ようやく相場が落ち着いてき ている。走行距離や年式を検討すれば200万円前後から射程圏内となるので狙い目。取り上げた物件も走行1.6万kmで220万円は安い! フランス車らしく中・高回転を使ってキビキビ走れるワゴン。
PEUGEOT水戸
029-304-0206

第3位

RENAULT MEGANE Touring Wagon
¥ 2,350,000
実力派のフランス・ワゴン
 日本ではスマッシュヒットとなっているハッチバックの人気に押されていまひとつ馴染みの薄いルノー・メガーヌ・ツーリングワゴン。クルマ好き の方にぜひとも乗ってもらいたいモデルのひとつだ。動力性能、乗り心地、実用性など、総合力はかなり高いレベルにあると断言できる。取り上げた物件は 235万円! グラスルーフを装備していてこの価格は非常に買い得! ボディカラーもなかなかいい雰囲気を醸している。価格以上の価値あり!
ルノー加古川
079-430-6577


 

2009年02月27日

今週の大穴グルマ セダン編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

BMW 323i
¥ 2,980,000
BMWの直6モデルが300万円の予算で射程圏!
 プレミアムを掲げる重量級のミニバ ン・ブームが一段落して、扱いやすく燃費の面で有利なセダンの人気が高まっている。特に、2~2.5リッター・エンジンを搭載するミドルクラスがファミ リー層から注目を集めているようだ。“浮気“をしていたクルマ好きがミニバンやSUVから運転を楽しめるセダンに戻ってきた、とも考えられるだろう。今回 は、「ステアリングを握る悦び」を堪能できるミドルクラス・セダンから、大穴度の高い「おいしいモデル」をセレクトしてみた。言うまでもなくこのセグメン トには各ブランドの強豪が揃う。
激戦を制して1位を獲得したのは、BMW 323iだ。現行のE90型だが、2008年秋に実施されたマイナーチェンジの際にカタログから落ちているモデルである。つまり約3年間しか導入されてい なかった直6ユニット搭載モデルに目を付けたわけだ。それでは、323iが325iの単なる廉価版だったのかというと、決してそんなことはない。323i と名付けられているものの、325iと基本的に同じエンジンを積んでいるのだ。そう、323iは2.3リッターではなく2.5リッターのストレートシック ス。325iのエンジンとは排気量も同じなら11.0という圧縮比も共通で、発生するパワーが41ps/トルクが2mkgほど大人しくなるだけなのであ る。CPUのセッティングが異なるだけと考えていいだろう。
ところで、41馬力の差というと、動力性能にかなりの差があると思う方が少なくないかもしれない。でも、トップエンドまでまわさないかぎり、加速性能や回 転フィールに違いを発見できる人はほとんどいないと思う。それほど、クランクケースやシリンダーヘッドカバーにマグネシウム合金を使用し、バルブトロニッ クが装着されたN52B25A型ストレートシックスの基本性能は高いのだ。で、圧倒的な人気を誇る325iだけではなく、323iにも注目してほしいわけ である。取り上げた物件のように、300万円を切る予算でシルキーシックスが手に入るのだから買い得感は高い。というか、相場は直4の320iと完全に オーバーラップしているから、かなり「おいしい」。流通量もボディカラーや年式を選べるくらいの量はあるから心配ない。ぜひ、世界屈指の直6ユニットを味 わっていただきたい。
BMW 323iとはこんなクルマ

現行の3シリーズ、E90型がデビューしたのは2005年・春のこと。323iは半年ほど遅れて上陸を果たした。搭載されるパワーユニットは 177ps/23.5mkgを発生する2.5リッターのストレートシックス。前述したように少々ややこしいが、323iは2.3リッターではなく325i と同じエンジンを積む2.5リッターなのだ。エグゾーストマニフォールドや排気系も共通で、CPUの設定だけが異なる。当時の新車価格が530万円だった 325iと408万円の直4モデル・320iの価格的なギャップを埋めるための戦略機種だったのだろう。しかし、323iは2008年に実施されたマイ ナーチェンジの際に姿を消している。さて、この直6ユニットは、滑らかな回転フィールが真骨頂。レッドゾーン付近まで気持ちよく吹けあがるその感触はまさ に“名機”と呼ぶに相応しい。剛性感の高いボディ、絶妙なフラット感を提供するサスペンション、高いステアリングの支持剛性などは間違いなく世界のトップ レベルにある。
★全長×全幅×全高 4525×1815×1425mm ★車重1510kg ★エンジン 2.5リッター直6DOHC ★最高出力/最大トルク 177ps/23.5mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 480万円

BMW Premium Selection岐阜
058-248-1168

第2位

Audi A6 2.4
¥ 3,160,000
買い得感の高いA6をチェックしよう!
 僅差で2位としたもののBMW 323iと変わらない大穴度と実力を持つA6 2.4。搭載する2.4リッターV6ユニットは“シルキーシックス”に負けない滑らかな回転フィールが真骨頂。CVTとの相性も抜群にいい。それにして も、取り上げた物件の316万円!は安い。高価なパッケージオプションも満載しているから新車価格は600万円に達していたはず。見逃す手はないだろう。 ちなみにA6 2.4の相場はA4の直4モデルとも完全にオーバーラップしている。要チェックだ!
Audi Approved調布
042-487-3925

第3位

CITROEN C5 2.0
¥ 2,580,000
スタイリッシュなエクステリアがポイント
 直4ユニット搭載モデルでランクインを果たしたのはシトロエンのミドルクラス・セダン“C5 2.0”。C5は昨年の秋にモデルチェンジが実施されているので、取り上げた物件は先代モデルの最終型だ。この物件はブラウン系のボディカラーとベージュ のレザーシートが実にいい雰囲気を醸している。コンディションも非常にいい。300万円の予算があれば、諸費用込みでも余裕で手が届くのだから大穴度はか なり高い。
シトロエン宮前
044-872-5590