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ワゴン編 アーカイブ

2008年12月19日

今週の大穴グルマ 4WD ステーションワゴン編

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

JAGUAR X-TYPE ESTATE 2.5SE 
¥2,980,000
決め手はインテリアの高級感!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、いよいよ本格的なスキー/スノーボードシーズン到来! ということで、4輪駆動のステーションワゴンを特集しよう。「冬山は行かない」という方も、雪や雨が降ればやっぱり4WDに勝るクルマはないから、ぜひともチェックしてもらいたい。それにしても、ステーションワゴン+4WDと言えば、一昔前はかなりコアなカテゴリーだったものの、最近では各ブランドから魅力的なモデルが続々とリリースされている。残念ながら僅差でランキングからは外れたが、アルファ・ロメオ159スポーツワゴン3.2JTS Q4、メルセデス・ベンツE350ステーションワゴン4MATICなど、強豪が揃う。ただし、2輪駆動に比べると新車価格はやはり割高だ。ゆえに、認定中古車の存在感が増してくる。中古車市場では2輪駆動との価格差がグーンと縮まる傾向にあるのだ!
さて、僅差で1位を獲得したのは、ダークホース的な存在だった2005年式のジャガーXタイプ・エステート 2.5SEだ。2004年にリリースされたXタイプのエステートは、さすがに最近まで高値が続いていたがようやく買いやすい価格に落ち着いてきている。特に2.5リッターV6を搭載して4輪を駆動する上級グレードの2.5SEは狙い目。デビュー当時の新車価格は545万円! だったのである。取り上げた物件の298万円というプライスはかなり買い得だ。高速安定性や静粛性、そして何よりインテリアの高級感は価格以上に価値があると断言できよう。
ジャガーXタイプ・エステート 2.5SEの相場は、300万円付近を下限として、300万円台後半から400万円台中盤付近の車両が主流となる。2.1リッターV6を搭載して前輪を駆動する2.0V6 SEとは、新車時の価格差を大幅に縮めているもようなので狙い目だ。4WDのジャガーでスキーに出かけるなんて、なかなかイケる冬の旅になるのではないだろうか。
ジャガー Xタイプ・エステートとはこんなクルマ

ジャガーの末っ子としてXタイプ・セダンが登場したのは2001年・秋のこと。そのステーションワゴン版のエステートは約3年後にリリースされた。用意されたパワーユニットは2.1リッターV6(159ps/20.4mkg)と2.5リッターV6(198ps/24.9mkg)。前者がFF、後者は4WDとなる。当時、すでにフォードの傘下に入っていたとはいえ、ジャガー・ブランドでは初めてのステーションワゴンということでかなり話題を集めたモデルだ。ベースになっているのはフォード・モンデオだが、レザーやウッドを惜しげもなく使ったインテリアのプレミアム感はやはりジャガー以外のなにものでもない。ライバルたちとは一線を画すアナザーワールドを演出している。2008年にエクステリアやインテリアを変更するマイナーチェンジが実施されている。

ジャガー世田谷アプルーブドカーセンター
03-5477-3922

第2位

Volkswagen PASSAT WAGON V6 4MOTION
¥2,080,000
価格以上に価値あるクルマ!
 2006年にフルモデルチェンジが行われ、パサートのステーションワゴンはヴァリアントとなったものの、現行型と変わらない実力を持つ先代のワゴンV6 4モーション。とにかく、廉価グレードの直4・2.0やV5との価格差が確実に縮まってきているのを見逃さないでほしい。搭載される2.8リッター・ユニットの力強さ、そして完成度の高いシャシーは一級品だと断言できよう。走行2.1万kmで208万円は買い得!新車価格は446万3000円だったのだ。まさに大穴グルマ! である。クルマの好きな方にファーストカーとしてお勧めしたい。
フォルクスワーゲン江戸川Uカーセンター
03-3656-9995

第3位

AUDI A4 AVANT 2.0TFSI QUATTRO 
¥2,940,000
4WDワゴンの大本命!
 僅差でダークホースのV6搭載モデルに1位の座を譲ったものの、このカテゴリーの本命であることに異を唱える方は少ないだろう。現行型のアウディA4アバント2.0のTFSIクワトロである。さすがに人気モデルだけあって相場は高値安定型だが、そろそろ2005〜2006年式あたりは200万円台後半で狙えるようになってきた。走行距離を検討すれば諸経費込みの予算が300万円で射程圏内。流通量も豊富だからボディカラーも選べる。ちなみにこの個体は、Sラインパッケージやキセノンパッケージ、HDDナビなどの高額なオプションを満載している。294万円は安い!
Audi Approved調布
0424-87-3925


 

2009年02月18日

今週の大穴グルマ フランス車特集 ステーションワゴン篇

今週の大穴グルマランキング

 

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第1位

CITROEN C4 Picasso2.0
¥ 2,800,000
個性が際立つフランス流モノスペースワゴン
 家族や恋人、友人といっしょにドラ イブを楽しむにはもってこいの季節がやってきた。また、新年度を前に愛車を新調して心機一転を図りたいという方も多いのではないだろうか。で、認定中古 車.comがお勧めしたいのがスタイリッシュで実用性が高く、キャラクターのはっきりしているフランス製ワゴン。今回の大穴グルマ ランキングは特別篇として強豪が揃うフランス・ブランドのワゴンを特集しよう。
さて、1位に推挙したのは2007年にリリースされたシトロエン C4ピカソだ。正規輸入される台数が少なく都心部でもほとんど見かけない「大穴中の大穴」と呼べるモデル。その名のとおりハッチバックのC4をベースにし た3列シートの7人乗りを採用するモノスペースワゴンである。最大のセールスポイントは広大なグラスエリア+キャビンスペースが提供してくれる開放的な室 内だ。さらに、シャープな印象のフロントマスクと柔らかい曲線で構成される側面のデザインが渾然一体となって醸すスタイリッシュなエクステリアも都会的で マル。MPVは街の雰囲気に溶け込んでしまって印象の薄いモデルが多いけれど、C4ピカソのインパクトはなかなかのもの。このあたりの主張、というか個性 の表現方法はさすがフランス車、さすがシトロエンというところだろう。
前述したようにC4ピカソは、登録台数が少ないだけに半年ほど前まではディーラーの展示場を飾ることが非常に希で相場も高値で安定していた。ところが昨年 の暮れあたりから流通量もグッと増えて買い得感の高いプライスタグを付ける個体が多くなってきているので注目してほしい。取り上げた車両はガラスルーフな どを備える“2.0”だから、新車価格は400万円を超えていたと予測できる。使用感がまったくない走行4500kmで280万円は安い!
このワゴンは眺めているだけではなく、乗り込んでみることをお勧めしたい。できればぜひ試乗してみよう。前方と側面に広がるパノラミックな視界、そしてス ムーズで上質な感触のパワーユニット、身体をやさしく包み込んでくれるシート、しなやかに動くサスペンションなど、とにかくすべてがすごく「いい感じ」な のだ。世界中の実用車がドイツ/日本車化している現代にあって、メイド・イン・フランスを主張するシトロエン C4ピカソの存在はかなり貴重と言える。その個性的なキャラにハマった人は一生抜け出せない、それがフランス車ワールドなのである。
シトロエン C4ピカソとはこんなクルマ

7人乗りのモノスペースカーとしてシトロエンからリリースされたC4ピカソ。上陸を果たしたのは2007年初夏のことだった。C4のプラットフォー ムを流用しているものの、全長は330mm、全幅は60mm、ルーフレールなしの全高は220mmと、C4ハッチバックよりボディはひとまわり以上大き い。フロアユニットそのものは別物と考えていいだろう。導入されたモデルは2リッター直4搭載車のみだが、トランスミッションは6段セミオートマチックと おなじみの4段ATを選択することができた。もちろんスポーツカー並みの動力性能を持っているわけではないが、低回転でもトルクが厚く扱いやすいのが真骨 頂。回転の上昇も角が丸く滑らかで、スムーズに速度を高めていくいかにもフランスの実用車といったタイプだ。また、ハイドロの足を想起させるあくまでしな やかなサスペンションの仕立てはさすがシトロエンの技。乗り心地はMPVのなかでもトップクラスと断言できよう。車高調整機能を持つエアサスペンションも オプションで設定されている。
2008年2月発売モデル ★全長×全幅×全高 4590×1830×1700mm ★車重1570kg ★エンジン 2リッター直4DOHC ★最高出力/最大トルク 143ps/20.8mkg ★トランスミッション 6段セミAT/4段AT ★新車価格 335万円

シトロエン天白
052-899-6300

第2位

PEUGEOT 307 SW2.0
¥ 2,200,000
プジョーの超人気ワゴンは今が買い時!
 シトロエンC4ピカソと同様に3列シートの7人乗りを採用するプジョー307SW。VWゴルフ・ワゴンに真っ向勝負を挑むフランスを代表する 人気ワゴンだ。昨年まで走行距離の少ない車両には新車に近いプレミア価格が付けられていたものの、308がデビューしたいま、ようやく相場が落ち着いてき ている。走行距離や年式を検討すれば200万円前後から射程圏内となるので狙い目。取り上げた物件も走行1.6万kmで220万円は安い! フランス車らしく中・高回転を使ってキビキビ走れるワゴン。
PEUGEOT水戸
029-304-0206

第3位

RENAULT MEGANE Touring Wagon
¥ 2,350,000
実力派のフランス・ワゴン
 日本ではスマッシュヒットとなっているハッチバックの人気に押されていまひとつ馴染みの薄いルノー・メガーヌ・ツーリングワゴン。クルマ好き の方にぜひとも乗ってもらいたいモデルのひとつだ。動力性能、乗り心地、実用性など、総合力はかなり高いレベルにあると断言できる。取り上げた物件は 235万円! グラスルーフを装備していてこの価格は非常に買い得! ボディカラーもなかなかいい雰囲気を醸している。価格以上の価値あり!
ルノー加古川
079-430-6577


 

2009年07月02日

今週の大穴グルマ ランキング ボルボ・ステーションワゴン編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

VOLVO V70 ENTRY
¥1,850,000
朗報! 人気のV70認定中古車が100万円台で狙える!
6月は特別企画の増刊号として各カテゴリーの頂点に君臨するスペシャリティカーの特集をお届けしてきたが、そろそろお馴染みの大穴グルマランキングに戻ることにしよう。今週は、最近になり人気が再燃してブームとなっているステーションワゴンのなかから、このカテゴリーのメインストリーマーであるボルボの特集だ。で、1位を獲得したのは「認定中古車で選ぶステーションワゴン」の人気NO.1と言える先代のV70である。

■モデルの概要
初代V70が850エステートからバトンを受けたのは1997年。このモデルはボディなどのコンポーネンツのほとんどを先代から受け継いでいたから850のマイナーチェンジ版と考えていいだろう。二代目のV70は2000年に上陸を果たす。ボディ・デザインを刷新していることからもわかるように、パワーユニットを除く主要パーツは旧型V70とは別物。この二代目がいまに続くV70の源流と考えていいだろう。2.5リッター直5ロープレッシャーターボ、2.4リッター直5ハイプレッシャーターボ、自然吸気の2.4リッター直5など、多彩なエンジンが用意されているのが特徴。そして、2007年に現行型へとスイッチしている。

■市況情報
高値で安定していた先代V70の相場も、昨年の秋あたりから徐々に落ち着き、現在は魅力的なプライスタグを付ける物件が多くなっている。これは、新型がデビューした影響というより、世界的な金融危機の影響によるものと考えていい。ボルボのステーションワゴンは、優れた耐久性や特有のキャラから先代以前のモデルでも高い価値を持つのが特徴なのだ。特に2003-2004年あたりの走行距離が多少のびている個体は割安感が強く狙い目! 取り上げた物件も程度は良好で185万円! 6.8万kmのマイレッジはボルボ車にとってようやく慣らし運転が終わったようなもの。夢のような価格と断言できよう。

■こんな人におススメ
いま、ボルボ・ステーションワゴンの価値が見直されている。日常生活のなかで便利に使えて、どこへ出しても恥ずかしくない上質感を持ち、しかも作りがしっかりしているから10年は乗れる、それが注目を集める理由である。時代に媚びず、常に「いい道具」であることに徹するボルボらしい姿勢がモノの価値を冷静な目で判断する人の心に響いているのかもしれない。つまり、正統派と呼ばれる道具の価値はどんな時代になっても不変なのだ。V70はスキーやマリンスポーツ、キャンプなどを趣味に持つ方はもちろん、奥様が普段使いするファミリー層にもおススメ。実用性と安全性に優れ、頑丈でスタイリッシュ。でも浮ついたイメージはないからご近所の目も気にならない。家族で出かけることの多い30-40代の方にとっては最強のファミリーカーとなるだろう。おじさんグルマっぽくなくて、若々しく知的に見えるのもマル!
■SPECIFICATION(V70 ENTRY 2004年)

★全長×全幅×全高 4710×1815×1470mm ★車重1560kg ★エンジン 2.4リッター直5DOHC ★最高出力/最大トルク 140ps/22.4mkg ★トランスミッション 5段AT

ボルボ・カーズ港北ニュータウン
045-593-1185

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VOLVO V50 2.4
¥2,180,000
子供が乗ることが少なくなったご夫婦におススメ!
■モデルの概要
ボルボ製コンパクトワゴンの二代目としてV50がデビューしたのは2004年のこと。フォード・フォーカスやマツダ・アクセラと共通のプラットフォームを採用しているものの、安全性や快適性、そして内外装や乗り味の上質感に「ボルボらしさ」を備えるCセグメントのステーションワゴン。パワーユニットは、2リッター直4や2.4リッター直5、2.5リッター直5ターボが用意されている。全長はV70より20cmほど短い。

■市況情報
V70と同様の人気を誇り、認定中古車はタマ不足の状況が続いていたが、最近になりようやく流通量が増えてきた。エンジンやボディカラーを選べるだけの数はありそう。紹介する物件は2.4リッター直5を搭載する中核モデルの2.4。価格がV70とオーバーラップしていることからもわかるようにいまも高い人気は続いている。でも、新車価格が400万円を超えるクルマなのだから安い!

■こんな人におススメ
V70と同様にアウトドア派のファミリーにおススメできるのはもちろん、ひとまわりコンパクトなボディを持つV50は、子供が大きくなって家族全員で出かける機会が少なくなった50代のご夫婦に好適。普段使いから小旅行まで幅広いシーンで活躍してくれるだろう。車幅は1m77cmだから駐車場を選ぶわずらわしさからも解放される。
■SPECIFICATION(V50 2.4 2006年)

★全長×全幅×全高 4515×1770×1480mm ★車重1470kg ★エンジン 2.4リッター直5DOHC ★最高出力/最大トルク 140ps/22.4mkg ★トランスミッション 5段AT

ボルボ・カーズ葛飾
03-5670-7911

第3位

VOLVO V40 NORDIC
¥980,000
20-30代のご夫婦に好適!
■モデルの概要
ボルボがリリースする初のコンパクトワゴンとして1997年に登場。三菱カリスマとプラットフォームを共用し、ボルボと三菱が共同で経営するオランダの子会社ネッドカーで生産が行われた。ただし、V70と同等の安全装備や快適性を持たせボルボ流を貫いている。エンジンは2リッター直4のターボと自然吸気がラインナップ。ちなみに広大な荷室は4つのゴルフバッグを軽々と飲み込む。2004年が最終モデル。

■市況情報
認定中古車の主流はV50に移行しているから流通量はかなり少なくなっているものの、割安感ではボルボNO.1のV40。100万円前後の予算で充分狙える。取り上げた物件は人気のNORDIC。レザーシートやサンルーフなど装備が非常に充実している。注目の存在だが、そろそろラストチャンスか?

■こんな人におススメ
若いご夫婦が普段使いするのに最適。とてもスタイリッシュで扱いやすいので、お二人で買い物やゴルフ、海や山へ出かけるのにこれ以上のステーションワゴンはない。そして、高い安全性を持っているから子供ができても安心して乗せることができる。広い荷室はベビーカーを積むのにも便利。
■SPECIFICATION(V40 CLASSIC 2004年)

★全長×全幅×全高 4515×1720×1460mm ★車重1380kg ★エンジン 2リッター直4DOHC ターボ ★最高出力/最大トルク 163ps/24.5mkg ★トランスミッション 5段AT

ボルボ・カーズ港北ニュータウン
045-593-1185

 

2009年07月31日

今週の大穴グルマ ステーションワゴン編

今週の大穴グルマランキング

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今週の大穴グルマは、スポーツカーやSUVのセールスが記録的な落ち込みをみせているなか、逆にブームが再燃しているステーションワゴンの特集をお届けしよう。消費者がモノの価値を厳しい目で判断するようになったいま、便利で長く使える「欧州製ステーションワゴン」の価値が見直されている。たしかに、まじめに作られたステーションワゴンは日常生活のあらゆるシーンで大活躍してくれるし、好感度が高いから自粛ムードが漂ういまの時代に合っているのかもしれない。もちろん認定中古車も活発に動いているので、ぜひチェックしていただきたい。

■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離が少なくデビューから間もない個体も一般の中古車店には流通しない傾向にあるので要チェック。

 

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