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SUV編 アーカイブ

2008年11月04日

今週の大穴グルマ SUV編

今週の大穴グルマランキング 第2位へ 第3位へ

第1位

MERCEDES-BENZ G320 LONG 
¥3,980,000
人気のGクラスはいまが買い時!
 相場に対して割安なのはもちろんのこと、走行距離や装備内容、コンディション、そして人気度などを総合的に検証してランキングする新コンテンツ『今週の「大穴グルマ」ランキング』。認定中古車.comが「買い得!」と、太鼓判を押したクルマのリストである。第3回となる今週はSUV篇をお届けしよう。
激戦の末、僅差で1位を勝ち取ったのはご覧のようにメルセデス・ベンツ G320ロングだ。詳細を説明する前にお耳に入れておきたいのは、SUVというカテゴリーに入るすべての中古車の相場が落ちてきているということ。いまのところ例外となるモデルは「存在しない」と言い切っていい。景気の冷え込み、ガソリン高、コンパクトカー人気、そしてSUVブームが一段落したことなど、多数の要因が重なって相場を引き下げているのである。
これまで慢性的なタマ不足が続き、価格が高騰していた超人気モデルのGクラスも、1年ほど前からようやく正常な価格帯で推移するようになった。今回は既に絶版となっているG320ロングをチョイスしたけれど、もちろんG500ロングだって狙い目なのは言うまでもない。
さて、このG320ロング。高騰していた相場を知る人にとっては信じられないプライスだろう。V6ユニットを搭載するエントリーグレードとはいえ、500万円の大台どころか、400万円を切っている。しかもディーラー・メカニックの手により徹底した納車整備が施されるのだ。レザーシートは装着されていないものの、通勤からアウトドアまでガンガン使う人にとってはむしろ好都合だと言える。
Gクラスの相場にも触れておこう。中古車価格は1100万円前後を上限として550万円付近が下限だ。G320ロングはG500ロングの約100万円安とみていい。前述したように相場は下降線をたどってきたけれど、需要と供給のバランス、そして人気度からみて、このあたりで価格が落ち着くのは間違いない。ゆえに、Gクラスはいまが買い時ということだ。ご覧のG320ロングが証拠物件である。
メルセデス・ベンツ Gクラスとはこんなクルマ

SUVというカテゴリーが生まれる遙か昔の1979年にメルセデス・ベンツが軍用としてリリースしたGクラス。戦地で使うことを想定していたわけだから、快適性や見た目のカッコよさより耐久性や機能性を優先して開発された。でも、その飾り気のない無骨なスタイリングが、現代の都会に暮らす人、特に富裕層に受けたのだ。フロントグリルに輝くスリーポインテッドスターを使った究極のハズシ技である。果たして、その人気はいまも衰えることがなく、GLクラスが登場したいまも好調なセールスを記録している。メルセデス・ベンツは数年前から今度こそ最終モデルと公言しながらも、マーケットの声に応えるかたちで、度々生産終了を見送ってきた。現在、5リッターV8SOHCユニットに7段ATを組み合わせたG500ロングのみが正規輸入されている。ちなみに、G500のショートボディは2001年に、3.2リッターV6のG320ロング/ショートは2006年にカタログから姿を消している。
★全長×全幅×全高 4490×1810×1970mm ★車重 2310kg ★エンジン 3.2リッターV6SOHC ★最高出力/最大トルク 215ps/30.6mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 991万2000円

メルセデス・ベンツいわき
0246-24-5600

第2位

Volkswagen TOUAREG V6  
¥3,580,000
新車のときから大穴グルマ
 僅差でG320ロングに破れはしたものの、ナンバー・ワンとほとんど変わらない大穴度を持つこの物件。レザーシート、HDDナビ、サンルーフ、ETCなど、装備はかなり充実している。で、このプライス! 二重マル!! ちなみに、トゥアレグはポルシェと共同で開発が行われたSUVだ。カイエンとは兄弟と言ってもいいだろう。でもV6の新車価格は605万円。カイエンV6(AT)は718万円だから、考えようによっては新車のときから大穴グルマなのである。
フォルクスワーゲン世田谷Uカーセンター
03-5758-6529

第3位

PORSCHE CAYENNE S
¥4,580,000
いよいよ本格化してきたカイエンの中古車市場
 価格が云々の前に探すのも厳しい状況が続いていたカイエン。特に、廉価グレードのV6と中核を担うV8のSは、「幻のモデル」と呼ばれるくらい中古車で手に入れるのが困難なモデルだった。でも、ようやく現実的な相場が形成されてきたようだ。とはいうものの、中古車価格はまだまだ高値。正規ディーラーで500万円以下のタマが出るのは非常に珍しい。この個体は走行距離がのびているがコンディションはすごくいい。だから、ディーラーが取り扱っているのだ。見逃す手はない!
ポルシェセンター奈良 認定中古車ギャラリー
0742-32-0911


 

2008年12月05日

今週の大穴グルマ SUV編

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

AUDI Q7 4.2FSI クワトロ 
¥6,000,000
最高級SUVにオプション満載!
 認定中古車.comが「買い得!」と太鼓判を押す物件をランキングにするスペシャル・コンテンツ『今週の「大穴グルマ」ランキング』。今週は注目物件が目白押しで大激戦となったSUV篇をお届けしよう。で、上位に入ったのはドイツ製プレミアムSUVを代表する3台、しかもV8ユニットを搭載するトップモデルの揃い踏みとなった。そう、上級グレードは「大穴グルマ」の宝庫! という認定中古車.comが提唱する法則は賢い認定中古車選びの基本。注意深く走行距離やボディカラーを検証すれば、廉価グレードとほとんど変わらない価格で手に入れることができるのだ。
さて、強豪を制して1位を獲得したのはアウディの誇る高級SUV、Q7 4.2FSIクワトロだ。まずは相場の話をしておこう。Q7には3.6リッターV6搭載モデルと4.2リッターV8版がある。前者が500万円台後半、後者は600万円台前半付近がスタートラインとなる。まだ導入から約2年しか経っていないモデルだけに両者とも走行距離の少ない個体には新車とほぼ変わらない価格が付く。
取り上げた物件は相場の最下限付近に位置する4.2FSIクワトロ。価格を引き下げる要因になったのは走行距離だろう。でも、約3.7万km走っただけだ。しかも徹底した納車整備と保証が付く認定中古車なのだから、それほど気にすることはない。実際、コンディションは上々だ。しかもアダプティブエアサスペンション仕様、さらに20インチ・アルミホイール、パノラマサンルーフなどの高額なオプションを満載しているのである。素のQ7 4.2FSI クワトロの新車価格は950万円だが、この個体は軽く1000万円は超えているとみて間違いない。ゆえに600万円はバーゲンプライス!
走行感覚にも簡単に触れておきたい。このV8は一言で言うと全域にわたって緻密なまわり方をするパワーユニットだ。特に高速走行では高級スポーティ・サルーンのフィーリングに近い。そして驚くほど速い! クルマ好きなら乗ると必ず「ハッ!」とする世界の最高水準にあるSUVと言えよう。
アウディ Q7 4.2FSIクワトロとはこんなクルマ

メルセデス・ベンツ/BMW/ポルシェ/VW、ドイツの強豪たちが次々とプレミアムSUV市場に打って出るなか、ひとり精悍の構えを崩さなかったアウディが、最後の“大物”として2006年にマーケットへ投入したQ7。日本には同年の秋に3.6FSIクワトロと4.2FSIクワトロが導入された。最大のトピックはその堂々たるボディサイズだ。全長は5085mm、全幅は1985mm! レンジローバーより大きいのである。なぜ、アウディがここまで大きいボディにこだわったのか。答えは3列目の居住空間。他のモデルでは“おまけ”的な存在の3列目が、Q7ではミニバン並みのスペースが用意されているのだ。さらに、Q7 4.2FSIクワトロは非常に高い動力性能を持っていることも忘れてはならない。350ps/44.9mkgというスペックは伊達じゃない。アウトバーンの左車線を悠々と走る実力を持っているのだ。開発陣がオンロード、特に高速走行に軸足を置いたのは明白だろう。ゆとりのキャビンスペースとポルシェ・カイエンSにも負けない動力性能を見事に両立させた新時代のSUV、それがQ7なのだ。
★全長×全幅×全高 5085×1985×1740mm ★車重 2370kg ★エンジン 4.2リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 350ps/44.9mkg ★トランスミッション 6段AT(ティプトロニック) ★新車価格 ¥9,960,000(4.2FSIクワトロ・アダプティブエアサスペンション仕様)

Audi 長野
026-241-2112

第2位

MERCEDES-BENZ ML500 AMG SPORTS PACKAGE
¥5,558,000
Mクラスも狙うならトップモデル
 認定中古車はトップグレードが買い得という法則はメルセデス・ベンツの高級SUV「Mクラス」にも当てはまる。取り上げた車両は5リッターV8ユニットを搭載するML500。しかもAMGのエクステリアやインテリアでカスタマイズされたAMGスポーツ・パッケージだ。新車価格はアウディQ7 4.2FSIクワトロと同様、1000万円級! 理屈抜きに安い!! この物件は認定中古車.comに掲載されている正規ディーラーなら全国どこでも購入できる“D-Free”であることを付け加えておこう。
メルセデス・ベンツ岡山
086-279-2511

第3位

BMW X5 4.4i
¥5,334,000
いまX5を買うなら4.4iが狙い目!
 僅差で3位としたものの1位のアウディQ7 4.2FSIクワトロとほとんど変わらない「大穴度」を持つBMW X5 4.4i。X5は人気の高いSUVだけに相場は高値で安定していて、2007年に実施されたフルモデルチェンジ以降の認定中古車となると直6エンジンの3.0iでも450万円以下のタマを見つけるのは至難の業。V8の4.8iは500万円台中盤を超えてくる。そこで狙いは高年式の先代モデル。特にV8の4.4iが狙い目だ。この個体のように最終の2006年式でもご覧の価格! 直6版3.0iとの価格差は数十万円のレベルにまで縮まっている。ぜひチェックしていただきたい。
BMW Premium Selection 杉並
03-5307-5781


 

2009年01月08日

今週の大穴グルマ SUV篇

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第1位

LAND-ROVER RANGE-ROVER 4.4HSE
¥4,980,000
レンジはBMWユニット版に注目!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、スキーやスノーボード、温泉に行く方の頼れる相棒となるSUVを特集しよう。今シーズンはどのゲレンデもけっこう雪に恵まれているようだからオフィスにばかりいるのはもったいない。ぜひ自分のライフスタイルに合うSUVを賢く選んでロングツーリングを楽しんでいただきたい。
さて、1位を獲得したのは、2002年にデビューを果たした第3世代のレンジローバーだ。取り上げた物件は2005年の初度登録だから、BMW製のパワーユニットを搭載する最終型。レンジローバーは、ランドローバー社がBMWからフォードの傘下へ移行したことにより、この年に実施されたマイナーチェンジでジャガー製のエンジンに換装されている。
とりあえず、価格と走行距離の欄に並ぶ数字を見て驚いた方が多いと思う。走行1.1万kmで498万円! なのである。2年ほど前なら、第2世代の価格帯だ。この個体は高額なオプションを満載しているから、新車価格は軽く1000万円を超えているはず。理屈抜きに安い! そうなのだ。景気の後退にともない新世代レンジローバーの中古車相場もじりじりと値を下げていたのである。特にBMWエンジンを積む2002年~2005年式は、SE/HSE/ヴォーグともに、500万円台の予算でコンディションが抜群にいい認定中古車にらくらく手が届く。大穴度は非常に高いと思って間違いない。
クルマ好きの方ならわかると思うが、エクステリアとインテリアに漂う上品な高級感、上質な乗り心地、そして高速道路での高い安定性などを総合的に考えれば、500万円というのはまさにバーゲンプライス!
ちなみに、ジャガーエンジンを搭載する2006年モデル以降のレンジローバーは、流通量がぐーんと増えるものの相場はさすがに700万円台前半~1000万円付近から落ちてこない。やはり「大穴」を狙うなら初期型のBMW版だ! 根気強く探せば、必ず「一生モノのレンジ」に出逢えるはずである。
レンジローバー(2002~2008)とはこんなクルマ

レンジローバーは1970年に登場したランドローバーのフラッグシップモデル。初代から英国王室御用達のクルマに選ばれていることからもわかるように、オフロードの走破性とオンロードの快適性を高い次元で両立させた高級SUVのランドマークとなっているクルマだ。3世代目はBMWが開発を行い2002年に登場。パワートレーンは4.4リッターV8と5段ATの組み合わせで、もちろんともにBMW製である。装備により、SE/HSE/ヴォーグの3グレードが用意された。そして、2005年に実施されたマイナーチェンジでエンジンをジャガー製の4.4リッターV8と428psを叩き出すスーパーチャージャー付き4.2リッターV8に換装。トランスミッションもZF製の6段ATを採用、同時にフロントマスクにも若干の手が入っている。現在、ランドローバーブランドはフォードの傘下からも外れているものの、「レンジローバーらしさ」は、“親会社”がどこになっても脈々と受け継がれているのである。
HSE(2004)★全長×全幅×全高 4950×1955×1900mm ★車重2420kg ★エンジン 4.4リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 286ps/44.9mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 950万円

ランドローバー三鷹
0422-31-1120

第2位

AUDI ALLROAD QUATTRO 2.7T
¥2,770,000
大きいだけがSUVじゃない
 オールロードクワトロは、他ブランドのSUVが大型化していくなかでアウディ独自のコンセプトを貫いた個性派SUV。現在はアウディ版SUVの座をQ7に譲り、後継モデルはA6オールロードクワトロのネーミングとなっている。で、初代、というかオリジナルのオールロードクワトロに注目してほしい。2.7T/4.2ともに「大穴度」がかなり高いのだ。特に2.7Tは300万円の予算でおつりがくる! 特にこの個体は高額なオプションを装着しているから、新車価格は700万円を軽く超えていたはず。3年落ちの高級SUVが新車の半額以下で手に入るというのは見逃せない! オンロードでの優れた動力性能はクルマ好きもきっと満足するはず。
Audi Approved名古屋北
052-919-0151

第3位

MERCEDES-BENZ G55AMG LONG
¥7,350,000
AMGの流儀で作ったコンプリートSUV
 搭載する5.5リッターV8が353ps/54.0mkgの圧倒的なパワーとトルクを発揮するAMG版のGクラス・G55AMG。もちろん人気は非常に高く、一頃は2003年式でも1000万円前後が相場となっていたが、最近は700万円台のプライスタグを付けるタマが増えている。新車価格はなんと1410万円なのだから非常に買い得だ。パワーユニットだけではなく、サスペンションにもAMGの手が入っているので、高速道路での直進安定性も驚くほどいい。その味を知ってしまうと、もうノーマルのGクラスには戻れないかもしれない。
メルセデス・ベンツ浜松和田サーティファイドカーセンター
053-469-2553


 

2009年03月13日

今週の大穴グルマ SUV編

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第1位

MERCEDES-BENZ G320 LONG
¥ 3,780,000
Gクラスはいまが底値!
 先週のスポーツカー編では、いま期末限定のバーゲンプライスを付ける物件が多いことをお伝えしたが、プレミアムSUVも相場よりかなり安い値を付けた物件が目白押しとなっている。ぜひ、チェックしてみよう。
1位に推挙したのはメルセデス・ベンツの超人気SUV“G320ロング”だ。流通量や人気度、エンジンのパワーではV8を搭載する上級グレードのG500 ロングが上だが、割安感では3.2リッターV6を積むG320ロングに軍配が上がる。とにかくGクラスと言えば、3年ほど前までは予約を入れて待たなけれ ば手に入らなかったSUV。価格も高騰していて、認定中古車となると、低年式のG320ロングでも800万円付近が目安だった。高年式のG500ロングと なると1000万円オーバーが常識。しかし最近では、高年式のG500ロングが800万円前後、G320ロングは600万円付近が平均価格帯となってい る。ただし、相変わらず人気は高く、流通量も少ないから、相場はこのあたりが下げ止まりとみていいだろう。
取り上げた物件は、1999年式のG320ロング。高騰していた頃の価格を知る人にとっては信じられないプライスだろう。走行5.8万kmで378万円は安い! しかも、レザーシートやサンルーフなども装備しているから狙い目だ。
さて、G320ロングと言えば、非力というイメージがあるようだが、決してそんなことはない。215ps/30.6mkgを発揮する3.2リッターV6 は、低回転でのトルクが厚く、むしろ街中ではG500ロングよりスムーズに走れるほど。日常の足にするならG320ロングのほうが扱いやすいと感じる方の ほうが多いかもしれない。通勤などに使う人にはおススメだ。この機会に、ぜひGクラスのある生活を満喫してほしい。
メルセデス・ベンツ Gクラスとはこんなクルマ

SUVというカテゴリーが生まれる遙か昔の1979年にメルセデス・ベンツが軍用としてリリースしたGクラス。戦地で使うことを想定していたわけだ から、快適性や見た目のカッコよさより耐久性や機能性を優先して開発された。でも、その飾り気のない無骨なスタイリングが、現代の都会に暮らす人、特に富 裕層に受けたのだ。フロントグリルに輝くスリーポインテッドスターを使った究極のハズシ技である。メルセデス・ベンツは数年前から今度こそ最終モデルと公 言しながらも、マーケットの声に応えるかたちで、度々生産終了を見送ってきた。現在、5リッターV8SOHCユニットに7段ATを組み合わせたG500ロ ングのみが正規輸入されている。この頁の主役、G320ロングは、3リッター直6の300GEロングの後継として3.2リッター直6ユニットを積み 1995年にデビュー。1997年にはエンジンを3.2リッターV6に換装している。その後、改良が加えられてきたが、2006年にカタログから姿を消し ている。
G320ロング(最終モデル) ★全長×全幅×全高 4490×1810×1970mm ★車重 2310kg ★エンジン 3.2リッターV6SOHC ★最高出力/最大トルク 215ps/30.6mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 991万2000円

メルセデス・ベンツ長野
026-241-2111

第2位

BMW X5 4.8is 
¥ 5,799,000
V8搭載のトップグレードに注目!
 上級グレードは買い得感が増すというのは中古車の法則。そこでおススメするのが、BMW X5の先代モデル“4.8is”だ。取り上げた物件は、高価なオプションを満載しているから新車価格は軽く1300万円を超えていたはず。走行3.4万 kmで半値以下の579万9000円は安い! とにかく、360ps/51.0mkgのスペックは伊達じゃない。搭載する4.8リッターV8の加速は超弩級の迫力! スポーツカー顔負けの動力性能を持つSUV。
BMW Premium Selection横浜六角橋
045-488-4330

第3位

PORSCHE CAYENNE
¥ 7,770,000
大穴度満点のカイエン・ターボ
 僅差で3位としたものの、1位のG320ロングと変わらぬ大穴度を持つのがポルシェの人気SUV“カイエン”だ。相場はいまが底値と言ってい いだろう。特に注目したいのは、トップグレードのターボ。ご紹介する物件は777万円! 2年ほど前なら軽く1000万円を超えていたはず。というか、見つけるのも困難な超人気モデルだった。もちろん、いまもその高い人気は続いているものの、 流通量が増えて、相場は急速に落ち着いてきているようだ。ぜひチェックしてみてほしい。
ポルシェセンター西宮 甲子園認定中古車センター
0798-45-0911

2009年04月09日

今週の大穴グルマSUV編

今週の大穴グルマランキング

第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

VOLVO XC90
¥ 2,980,000
3列シートの人気SUV
 クルマ好きの皆さんはすでにご存じかもしれないが、SUVは中古車市場においていま最も価格変動の大きい注目のカテゴリーとみて間違いない。最大のマー ケットであるアメリカにおける販売不振の波で、世界的に供給過多となっているのである。ブームによって高騰していた相場が常識的な価格帯に落ち着いてきた とも言えるだろう。SUVは「いまが買いどき!」の“注目株”なのである。
さて今回、最も大穴度の高いSUVとして紹介するのはボルボ XC90だ。取り上げた物件は2.5リッター直5ライトプレッシャーターボ版のベースモデルである。新車価格は555万円だったから、298万円のプライスタグは非常に買い得感が高い。
ところで「直5モデルは動力性能が心配」という方も少なくないだろう。でも、そんな心配は杞憂だ。ターボ付きエンジンの基本性能が非常に高く、しかもレ スポンスのよい5段ATとの組み合わせが奏功して、高速道路でも痛痒を感じる場面は皆無と断言しておこう。静粛性や乗り心地も上級グレードに引けを取らな い高いレベルにある。むしろ、ストップ・アンド・ゴーの繰り返しになる街中では、直6やV8ユニット搭載モデルよりスムーズに走れるかもしれない。クルマ の性能は、スペックだけでは測れないことを教えてくれるだろう。  そして、最大のポイントとなるのが“使える”3列目のシートを標準装備していること。プリテンショナー付きシートベルトを備え、作りもしっかりしている のでミニバン的な使い方もできるはず。また、横転などに対する高度な安全対策も「さすがボルボ」と納得できる内容を持っている。
相場にも触れておこう。XC90は、2003年のリリースからフルモデルチェンジは実施されていない。節目となるのは直6エンジンやエクステリアを変更 した2006年のマイナーチェンジだ。バンパーやドアモールがボディーと同色になるのが後期型と憶えておくといいだろう。この後期型は、直6版が500万 円前後~600万円付近、V8版は600万円中盤が目安になる。そして、グッと買い得感が増すのがマイナーチェンジ前の前期型だ。直5版が200万円台後 半~300万円台前半、直6版は400万円付近、V8版は500万円台前半付近が平均価格帯となる。流通量は後期型が圧倒的に多いものの、大穴度の高い前 期型も根気強く探せば必ず出てくるからぜひチェックしてみよう。
XC90とはこんなクルマ

XC90はボルボ初の本格SUVとして2003年にデビュー。初期モデルに搭載されたパワーユニットは、2.5リッター直5ライトプレッシャーター ボと2.9リッター直6ツインターボ、そして4.4リッターV8の3種だ。2006年のマイナーチェンジで直5ユニットは消え、直6が3.2リッターに アップデートされている。ボルボらしく、高い安全性を誇っていることは言うまでもないが、3列目のシートが備わり、また高速道路での快適性は第一級の実力 を持つ。雪道などの走行性能が高いレベルにあることは言うまでもないが、普段使いからファミリーでのロングツーリングまで使える懐の深さが真骨頂だ。今回 取り上げたのは直5ユニットを積むベースモデルだが、前述したように高速道路での力強い加速感と高い静粛性などは上級グレードに負けない実力を持つ。特 に、乗り心地に関してはラインナップのなかで最も優れていると言えるかもしれない。
XC90 ベースモデル ★全長×全幅×全高 4800×1900×1780mm ★車重2090kg ★エンジン 2.5リッター直5DOHCターボ ★最高出力/最大トルク 209ps/32.6mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 555万円

ボルボ・カーズ東京アプルーブドカーセンター
03-6412-5225

第2位

Volkswagen Touareg V6 
¥ 3,990,000
新車同様のトゥアレグが399万円!
 僅差で2位としたものの、1位のボルボ XC90と変わらない大穴度を持つVW トゥアレグ。取り上げたV6モデルは、ディーラーの試乗車だっただけに使用感はほとんどなく、またレザーシートやサンルーフなども装備しているから399 万円はまさにバーゲンプライス! 1年ほど前なら、500万円台中盤のプライスボードが掲げられていたとみて間違いない。中古車価格はこのあたりが下げ止まりだ。まさに「いま」がチャンス である。
フォルクスワーゲン東名横浜Uカーセンター
042-796-9906

第3位

Audi Q7 3.6FSI Quattro 
¥ 5,480,000
Q7はいまが買いどき
 いまや都会的でスタイリッシュな高級SUVの筆頭に挙げられる存在になったアウディQ7。1年ほど前までは新車に近い価格帯で推移していた相場も最近で はかなり落ち着いてきたので注目してほしい。取り上げた物件は走行1.4万kmで548万円! 高額なオプションを満載している個体だから新車価格は750万円を軽く超えていたはずだ。買い得感は非常に高い。装着されているアダプティブ・エアサスペ ンションは、高級サルーンと変わらない乗り心地と高速安定性を提供してくれる。狙い目だ。
Audi静岡
054-282-1331

2009年05月07日

今週の大穴グルマ SUV編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

BMW X3 2.5i
¥ 2,814,000
オプション満載のX3が200万円台で登場!
 いよいよ待ちに待ったゴールデンウィークがスタート! 怒濤の8連休を利用して、自宅でまったりクルマ探しをしている方も多いだろう。で、今週の大穴グルマは本格的なアウトドアシーズンを前に、普段使いからオフロードまで1台でこなせる実用性の高いSUVを取り上げてみよう。プレミアムSUVの平均的な相場はいまが底値の様相を呈しているからぜひ注目してほしい。
さて、圧倒的な強さで1位を獲得したのはBMWの誇る世界屈指のスポーティSUV“X3”だ。ご存じのとおり、X5の弟分として2004年にリリースされた“SAV”である。ただし、弟分といってもX5の廉価版などではない。ボディサイズもX5との差は僅かなもので堂々たる風格、さらに機能や装備も同等と考えていい。違いはV8搭載モデルが用意されていないことだけと言っても過言ではない。つまりX3は高い動力性能を持つ世界屈指のプレミアムSUVなのだ。
X3の認定中古車はX5と同様に昨年の夏あたりからグッと買い得感が増している。相場は2.5iの前期型が300万円前後、2006年のマイナーチェンジで登場した後期型が400万円付近から500万円台中盤が目安になる。特にMスポーツ仕様が多いようだ。3リッター直6を搭載する上級グレードの3.0iは、50万円-80万円高が目安になるが、稀少車と呼べるほど流通量が少なくなる。
取り上げた物件は走行4.2万kmで281万4000円の前期型2.5i。パノラマガラスサンルーフなどの高価なオプションを満載しているから新車価格は600万円前後に達していただろう。4年落ちで半値以下のプライスタグは非常に買い得!並のセダンでは太刀打ちできないオンロードでの動力性能と、雪道などでの高い走破性を持つ高性能SUVを味わう代価としては安い! 狙い目だ。
BMW X3とはこんなクルマ

BMWがX5に続くSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)としてリリースしたX3。日本に上陸を果たしたのは2004年だった。スリーサイズは全長こそX5より10cmほど短くなるものの全幅と全高はほとんど同一。堂々たるボリューム感を持ち、またX5に劣らぬ豪華装備や電子デバイスを満載しているのもトピック。搭載されるエンジンは2.5リッターと3リッターの直6。3シリーズ・セダンなどに積まれるストレートシックスと同じユニットだから、高い動力性能と扱いやすさを持つことは言うまでもない。もちろんセダンほどの軽快感と加速力はないものの、あくまでそれは世界屈指のスポーティ・セダンである330iなどと比較してのこと。並のセダンを超えるコーナリングスピードとパンチ力はドライバーを退屈させることなどないだろう。2006年に実施されたマイナーチェンジでパワーユニットやエクステリアを変更、現在はxDrive25i/xDrive30iというネーミングになっている。
X3 2.5i(2005年)★全長×全幅×全高 4565×1855×1675mm ★車重1790kg ★エンジン 2.5リッター直6DOHC ★最高出力/最大トルク 192ps/25.0mkg ★トランスミッション 5段MT ★新車価格 523万円

BMW Premium Selection 横須賀
046-825-0036

第2位

Volkswagen Tiguan Track & Field
¥ 3,050,000
ほとんど新車のティグアン
 街中でも扱いやすいコンパクトなボディサイズにVWが世界に誇る高性能ユニットのターボ付2リッター直4を搭載するティグアン。リリースされたのは2008年の秋だから、まだ流通量は少ないものの、そろそろデモカー・アップ車両が展示場を飾り始めたのでチェックしてみよう。紹介する物件はなんと走行250km! 中古車というより新車に限りなく近い未使用車で、新車より60万円以上も安く買えてしまうのだからおトク! ぜひ実車をご覧いただきたい。
フォルクスワーゲン世田谷Uカーセンター
03-5758-6529

第3位

MERCEDES-BENZ ML350 Sports Package
¥ 4,500,000
人気のML350が狙い目!
 メルセデス・ベンツ ラインナップのなかでも安定した人気を誇るMクラス。高級セダンのEクラスに劣らぬ動力性能とプレミアム感を持つ高級SUVだ。取り上げた物件は特に人気の高い3.5リッターV6を積むML350スポーツパッケージ。アルカンタラシートなどが装着されているので新車価格は軽く700万円を超えていただろう。4年落ちながらミントコンディションを維持する個体で450万円は非常に買い得だ。大人のクルマ好きにおススメ!
メルセデス・ベンツ浜松和田サーティファイドカーセンター
053-469-2553

2009年09月01日

今週の大穴グルマ SUV編

今週の大穴グルマランキング

第1位へ 第2位へ 第3位へ

今週はスポーツカーやビッグセダンと同様に、世界的な不景気の影響を強く受けて、全体的な相場が下落傾向にある欧州製プレミアムSUVの特集をお届けしよう。このカテゴリーには、各ブランドが威信をかけて投入してくる価値の高い強豪たちが揃う。ところが認定中古車の価格は、1年ほど前に比べて100-200万円は落ちているのだから、この状況はもう理屈ではない。この時期にクオリティの高い認定中古車を手にしておくのが最も賢い購入法となるのだ。ブランドもののTシャツを冬のバーゲンで安く買うようなものと考えていいだろう。ところで、市場に流通するプレミアムSUVの数は急速に減少している状況と言える。となると近いうちに需要が供給を上回ってくるはずだから、今後は相場も上昇していくと予想できる。間違いなくイマが底値。好機到来!

■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離が少なくデビューから間もない個体も一般の中古車店には流通しない傾向にあるので要チェック。

 

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