自動車業界の不況のおかげで、時間が出来ました。

このときがチャンスとばかり、自身のレストアをする時間を貰いました。

去年中にあと１回はブログを書かなければ・・・と思ってはいたのですが、１２月２５日から「狭心症」の手術を受けるために入院し（決してブログをサボったのではありません。）内視鏡手術で無事にレストア作業を終え、退院しました。

そのおかげでエンジンはバッチリですが、今は「慣らし中」なので比較的、おとなしくしています。　　　

慣らしが終ったら本領発揮しますね。＜佐藤＞　

ＳＬＲマクラーレンの作り方をご披露します。

メモのご用意お願いします。

用意するもの
①ドライカーボンボディ
②ＡＭＧＶ８コンプレッサーエンジン
③内装材
④補機類
⑤その他

まず、①のドライカーボンボディに

お好みに合わせた13色のカラーの中から
１色をチョイスいたします。
①のボディに振りかけます。その後、丁寧に焼きます。

次に、冷やした後に、デコレーション（飾りつけ）をいたします。

１台づつ台に乗せ、パートごとにデコレーションいたします。
このライン、奥まで行って、戻ってきます。

最後に②ＡＭＧＶ８コンプレッサーエンジンをドッキング、これをマリッジ（結婚）と言うらしいですよ。

おしまいはタイヤの取り付け。

はい、出来上がりー＜ＫＭ＞

 レストア後のリハビリテーションに大阪へ行ってきました。

佐藤自身のレストア完了をお待ちいただき、大阪のお客様宅に伺い契約をいただきました。  契約をいただきに遠征したのは初めての経験です。　 が、しかし出向かせていただいて良かったと実感しています。  とても気持ちの温かい方でしたから。  

昨年12月に当社在庫のAMG S63L(220系)に大阪のお客様より、お問い合わせをいただきました。  このお客様も実車確認で一度、柏まで来ていただいたお客様です。  現在、ご使用いただいているのが5.8L-V12搭載のCL600(215系)で、V12搭載車をえらく探され、ついに柏で見つけたというくらいメルセデスのV12にゾッコンのお客様です。

お客様ご自身も風邪をひかれ体調不良だったにも関わらず、貴重なお時間をいただいたうえ快く契約をしていただき、ありがたい気持ちでいっぱいです。  また月内に登録・納車で大阪に行きますが、またお会い出来るのが楽しみです。

リハビリテーションに何より効果があるのは、心の通じたお客様とのコミュニケーションでした。

もちろん契約書にサインを頂くのは電気ショック以上のブースターです！＜佐藤＞

SLRファミリーの問題です。さて、彼らは何人兄弟でしょうか？

あまり世に出回ってないためにご存じない方が多いと思いますが、現在までにＳＬＲは３タイプ、６種類が発表になっております。クーペ、ロードスター、そしてデトロイトで発表されたスピードスターで３タイプ。

今回は長男であるSLRクーペにスポットを当ててみます。

ＳＬＲは2003年のフランクフルトショーで発表され、２００４年の後半に日本でデリバリー開始となりました。

2006年にパリサロンで発表され、馬力を６５０馬力に上げ、更なる走行性能の向上を狙った世界限定150台の７２２が2007年にデリバリーになりました。

更に２００８年にヨーロッパにおけるワンメークレース用の７２２ＧＴが発売されました。日本には未入荷です。

この暴力的なルックス！！この車は、公道を走れませんが通常のＳＬＲをもっていれば改造して７２２ＧＴを作成することも可能です。
勿論、その為にイギリスに送らなければなりませんが・・・・続く＜Ｋ．Ｍ＞