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2008年10月 アーカイブ

2008年10月09日

『まずはここから・・・・・。』

本日から始まりますこのコーナーは、認定中古車販売店の重鎮の方にお願いして、日々心に思う事柄をエッセイとして綴っていただきます。

自動車好きとしてこの職業に就いたか方々ばかりですが、自動車以外の事柄を題材にする場合もあります。

一週間を目処としてお預けして、これはと思う方を紹介していただくこともあります。

先ずは東京のポルシェ販売店の方からお願いします。どうぞ、ご期待下さい。

・・・・・・・・認定中古車.com編集長

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ポルシェといえば、「敷居が高いから入りづらい・・・・・。」

「行っても相手にしてくれそうにない・・・・・。」

いえいえ、そんなことはありません。

まずは、お近くのポルシェセンターに足を向けてください。

ここにあるキーホルダーは、意外にも2000円台からお求めいただけます。
 

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この他にも、帽子やオリジナルアクセサリー、ミニカー等いろいろなポルシェグッズが揃っています。

入館料をいただくわけじゃありませんので、ひやかし大歓迎です!!

ご来場いただきましたら、ショールームレディが素敵な笑顔でお出迎えいたします。

ポルシェライフは、まずはここから・・・・・<よ>

2008年10月10日

『ドイツの跳ね馬』

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ポルシェのエンブレムのことを、『ポルシェクレスト』といいます。

クレストとは紋章を指し、ポルシェの紋章にはいろいろな意味が含まれています。

まず、外側の”PORSCHE”の文字が刻印された楯状のマークは、

ポルシェAG社が本拠を置く、ドイツのヴュルテンブルク州の紋章です。

赤い帯は知性を、黒い帯はシュバルツバルト(黒い森)を、

その横には”黒い森”の住人である鹿の角をモチーフにしています。

また内側は、ヴュルテンブルクの州都であり、ポルシェ本社所在地であるシュツットガルト市の紋章です。

馬のマークは、その昔のヴュルテンブルクの領主がその地に厩舎をおいたのが由来で、


その名も、”シュツット(牝馬)”ガルト(庭=ガーデン)”と命名されました。

なんとベタな名前なんでしょう。。。。。

ちなみに、この馬のマークを付けたシュツットガルト出身のドイツ人パイロット駆る戦闘機を、

マラネロ出身のイタリア人パイロットが撃墜し、そのドイツ人に敬意を表して自分の戦闘機に、

跳ね馬(伊語:キャバリーノランパンテ)を描いたところから、

フェラーリ社がこのマークを採用したことは有名な話ですね。。。。。

と、まあ自動車メーカー(特に輸入車)のエンブレムにはいろいろな意味が込められていて、

歴史を紐解く楽しさもありますので、ぜひ一度調べてみてはいかがでしょう。<よ>
 

2008年10月11日

「今でも、クルマ好きです」

子供の頃からおもちゃはクルマでした。

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 子供の頃の話ですが当時はヤフオクもなく、新品を買うのが主流でした。

このトミカは横浜高島屋が限定販売で発売したオリジナル、神奈川県警のポルシェ・パトロールカーです。ずいぶん昔の話ですが確か1台240円で限定1000台だったと思います。

私は買いそびれていまして20年前に金銭ではなく、物々交換にて入手しました。今では20倍以上でマニア間では取引をされているようです。

交換できるということは、秘密のおもちゃ箱を持っているからです。(告白)

少しオタクな話題になりますが、トミカはスケール的にはミニカーの世界ではあまり認められておりませんが、トミカのネームバリューはわりとあります。

同じくマッチボックス、マジョレット、ホットホイール等ありますがトミカのつくりはその中では素晴らしいです。

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こちらは新車にて購入しました。

手前のクルマは40年位前に、なけなしの小遣いを貯めて、池袋の西武デパートにて新車で購入したものです。

確か800円か900円だったと思います。うれしくてかなり遊んでしまいダメージが目立ちますが、これも味です。

後ろのラリー仕様はその後中古にて購入しました。どちらもイタリアのメーベトーイ製でディテールや仕上げがかなり良かった時代の物です。

メーベトーイはその後も気になり、フェラーリP3は箱ごと大切に保管中です。

いくつになっても、自動車は楽しく気が付いたらどっぷり漬かっておりました。

そんなこんなで / ”のポルシェを売って20数年が経ってしまいました。

お後が宜しいようで、・・・・・・・・。<よ>

 

 

2008年10月17日

私の10月10日

 

はじめまして
前のかたから引き継ぎました私も、輸入車ディーラーで働いております。
編集長から日ごろ思っている事柄を書くように言われましたので
自動車とは離れた事を少々書かせてもらいます。 
 
外車ディーラーで働いていると、一般的には派手な生活をする人を想像するようです。
しかし私を含め仲間は皆、普通のサラリーマンです。
確かに仕事の都合で発表したばかりの自動車を仕方なく乗って帰るときもあります。
好きで入った職業なので、触れることなど嬉しいのですが走っている最中の飛び石や
事故など不安な要素を抱えながら、実は楽しめないのが実情です。
言い訳はこのぐらいで、本題に入りましょう。

  

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10月13日のことでした。
当日は出勤しており、ラジオから
「今日は体育の日です。あちらこちらで体育祭やスポーツイベントが開催されています。」
と、アナウンサーの声が流れてきます。
最近はスポーツをするチャンスが減ったな・・・、
健康のためにもっと歩くようにしなくてはいけないな。
そんな思いがよぎった途端、どうして体育の日が10月13日なのか疑問がわきました。
1964年10月10日東京オリンピックを実体験した身には、体育の日は10月10日と
染み付いており、最近の祭日の設定に追いついていない自分に気が付きました。
赤いブレザーに白いスラックスやスカートのアスリートが国立競技場を行進する姿は、
思春期の私に印象的でした。
若い方々は、年初に祭日を確認して予定をたてられるのかと思います。
しかし、私たちの年齢では体内カレンダーが同時に働いており元旦、節分、彼岸と刻まれています。
このカレンダーが微調整が利かないんです。
こんな私たちですから、ついつい「~であるべきだ、筋が違う」などと主張してしまいます。
でも、振り返ってみればどこの町内にも口うるさい親父が同じような事をいっていましたね。
そして物事をまじめに考えているからこそ、口に出します。
あ、また言い訳ばかり並べてしまいました。今回はここで失礼します。
<Y>

2008年10月20日

時代と共に変わるのは、

 最近の若者はと、こぼすのは年配者の常。私も若い頃は、年配者を疎ましく思うときがありました。

社会は、大量消費の時代からエコロジカルな時代そして、リサイクルの時代へと変化しています。日々取り残されないようにニュースなど注意しています。

しかし、変わるものと変わらないものがあるのも事実ではありませんか。

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 仕事柄にかこつけて、日々クルマでの生活をしています。その為電車に乗るのは地方へ出張するときばかりで通勤電車の混雑に対する実感が薄れていた私でした。

それはある朝、都合で横浜から東京に向かって東海道線の通勤電車に乗ったときです。

久しぶりの通勤電車(9時を過ぎておりラッシュアワーはとっくに過ぎていました)、ひとあし違いで座れずに、つり革につかまって窓の景色を眺めていました。隣には身奇麗な女性が立ち、やはりつり革につかまりました。

走り出してしばらくすると「ゴソゴソ、ごそごそ」と、音がしてなにやら甘い匂いがしてきました。

私は、そちらに振り向き、驚きました!単にびっくりしたのです。

先ほど身奇麗な女性だなと思っていた人が、ハンドバックを肘にかけて手にはメロンパンを持ってかじりついていました!それも堂々としていて周囲を気にするのはこちらのほうでした。色々な事情があってやむなく通勤電車の中でパンを食べる状況になったのだろうと思います。しかし、本当に通勤電車の車内で立ったままパンにかじりついて良いのでしょうか?

社会の常識がどのようであるのかはともかく、自分の家族がそのような事をしないことを祈るばかりでした。

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派手に見える外国車販売の私たちですが、常識的に過ごしているのを少しでも判っていただければ幸いです。では、バトンタッチします。

<Y>

2008年10月22日

「展示場」

「自動車業界には国産車の販売から入門しました。」
最初のご挨拶からきちんと、時系列に従い、順を追ってお話しをされました。
3人目は東京近郊のベンツ販売店の方に、お願いしました。
 
展示場の車の並べ方って、実は難しいんです。

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 限られたスペースの中でいかに在庫が多くあるように見せるか。

また、売れている店のように見せるために周期的に場所を動かしたり、
 
インポーターからは「車種ごとに展示」という約束事もあったりで。  
 
価格順に、極力同じ色が並ばないように、頭を揃えて・・・  パズルのようです。 
 
お客様が来店され「おっ!」と思っていただけるように並べるのは意外と頭を使うのです・・・

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これが私の最新の作品です。どうでしょう、一度見に来てみませんか?<佐藤>

「マイ・カー?」

当社には「積載車」があります。 

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 陸送の手配が間に合わない時の遠方への登録~納車、車検・点検・修理の引き取り納車時などなど・・・  マイ・カーのようにこの積載車に乗る機会が多いのがこの車です。  

先月も宮城県仙台市までご購入いただいたCLK350AVGを積み登録~納車した時に出動しました。

お客様には「へぇ・・・ コレに乗って来たんだ?」とビックリされる事もありますが、だいたいのお客様は喜んでいただけます。  

どうせなら、ご購入いただいたお車だけではなく、感動も一緒に届けたいですから。(^_^)

<佐藤>

2008年10月28日

今年で22年のお付き合い

 今年で22年のお付き合い

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早いもので自動車業界に入り、22年の月日が経ちました。
 
写真のご夫妻は最初に働いたトヨタの時に引継ぎで担当させていただいた池田夫妻です。
つまり、佐藤とは22年来のお付き合いをさせていただいております。  
 
トヨタ党だった池田様に最初にご購入いただいたのは「GX81系クレスタ」 
 
佐藤がメルセデス・ベンツに移ってからも良いお付き合いをさせていただき、
当社が中古車部を設立し、佐藤が中古車部マネージャーとなった時に
「お祝いだ!」と言いC200の中古車で契約をいただきました。 
 
が、病気になられてしまい、「病気が治ったら改めて買ってもらうね。」とこちらからキャンセル。 
 
病床にありながらも「俺はお前からベンツ買ったんだ!つべこべ言わずに持って来い!!」と怒られました・・・
それから約、半年後に(車に乗りたい一心で!?)回復し203系Cクラスを新車でご購入いただきました。 
 
その203を7年ほどお乗りいただき去年、204系Cクラスにお乗換えいただきました。
この写真を撮りにお伺いした時、「まだベンツに居ろよ! もう1回買うから。」と言っていただきました。
 
この仕事を続けられて来たのは、池田様のように応援してくださるお客様のおかげです。  
「こちらこそ、今後とも宜しくお願いします!!」
<佐藤>

2008年10月29日

過去に扱った車の中で・・・

 一番、インパクトがあったのがこの車!  

「1991年 AMG 560SEC 6.0 WIDE VERSION」 

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 聞くところによると、当時の560にはSOHCのV8エンジンを搭載していて、そのエンジンルーム内に「AMG製 M117型」というDOHC・375psのV8エンジンを無理無理収めたそうです。  

そのためにシャーシ部分をハンマーで叩いて広げエンジンを載せたとか。  

オーバーフェンダーも今時によくある樹脂製ではなく、オリジナルのフェンダーをもい1枚被せパテ整形などせず、職人さんが溶接と「手」による仕上げを行ったなどなど、とても手の込んだ究極の1台だそうです。 

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 当時のカタログによると、レカロ スポーツシート CSEタイプ(前2席) レザー仕様:¥1,400,000 

ボディー廻り同色ペイント(モール・クローム・ブラスティック・ホイール・バンパー):¥700,000  

ワイド・バージョン:¥2,800,000!!  

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 今では考えられないようなスペシャル・モデルだったのですね。  

この車を新車で買われた方はすごい!と素直に思います。  

現在のAMG車両にはスペックなど、とても敵わないのですが、子供の頃のスーパーカー・ブームの時に雑誌誌面上でしか見た事がない希少車を自身の目で見、触り、運転し・・・この業界(この会社)に居なかったら経験出来ない貴重な体験をしました。

<佐藤> 

2008年10月30日

途中ですが、

皆さん、今度はドイツ系ではない方の登場です。

ドイツ系の方のブログは引き続き継続中ですので、文末の署名を注意して下さい。

こちらもまた、楽しそうな題材満載です。

まずは自己紹介からお願いしましょう。

 

遊びくるま早く乗りたい。
PEUGEOT 106RALLYE

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私は、茨城でライオンの飼育係をしていますT原と申します。
 弊社、工場のすみにPEUGEOT 106RALLYE(1.3)が置いてあります。
エンジン、足回り良好ですがクラッチ版が減り、現在は乗れません。
早く乗りたくて堪りませんね~
 
先日、㊥さんが来たときに406Breakを見つけて写真を撮っていましたが、工場の片すみまでは気が着かなかったと思いました。
㊥さんが106RALLYEを観つけたら喜んだと思いましたね。
今度、来た時に見せてやらないと悪いね、日本に400台、有るぐらいでしょう。
106RALLYEのクラッチ版を交換したら弊社の代車にと思っています。
 
くるま好きのお客様にお貸したら喜ぶと思いますね~
車検証の記載を見ると車両重量840Kg 、総排気量1.29ℓ
最大出力は100ps/7200rpm ですから軽自動車に1.3ℓのエンジンを搭載している様なものですね。
山道をドライブしたいですね、今の季節は、紅葉も綺麗で最高でしょうね。
早く乗りたいですね、㊥さんにも乗せますからね、
楽しみにして下さい。
<T原>