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革新的な2気筒エンジンを搭載したFIAT 500が登場!

先日、お台場にて開催されたフィアット500TwinAir(ツインエア)の試乗会に行ってきました。

ツインエアという車名からも察しがつくように、当モデルは直列2気筒マルチエア8バルブ・インタークーラー付きターボエンジン(875cc)を搭載しているのですが、

「なんでオレは、このチンクが発売される直前に1.2を買ってしまったんだろう……」と心底ガッカリするほど、マジで素晴らしいクルマでした。

具体的に何が素晴らしいかと言うと、物凄く速いのです。出だしが速く、高回転域でも速い!という不思議なエンジン設定になっており、1.2のオーナー目線で考えると、ツインエアはノーマル状態で“これ、アバルトじゃん”といった感じでした。

しかも、エンジン音がまた素晴らしく、往年のチンクエチェントと同じ「ボロンボロン」というサウンドを楽しめるのですね。そして、これも往年のチンクエチェントと同じように、エンジンが時折ブルブル震えたりして、“FIAT500らしさ”が満点なのでありました。

最後にツインエアのスペックを記しておくと、最高出力85ps/5500rpm、最大トルク14.8kgm/1900rpmです。このスペックでメチャメチャ速いのですから、ツインエアを開発したFPT(フィアット パワートレイン テクノロジー)社のスタッフは超~偉人だということでしょうね。

そして、きっと、みんな往年のチンクエチェントのことが大好きだから、ああいう「ボロンボロン」というエンジン音や、「ブルブル」震えるエンジンを作ったんでしょうねぇ~。