日々の仕事に忙殺され、またもや更新が滞ってしまいました。スミマセン。今年も、よろしくお願いいたします。
さて、昨年の年末に某オーナーさんを取材したのですが、ご自宅のガレージの中にMk1仕様にコンバートしたMGミジェット1500(赤色)があったのです。それまでのAタイプ・エンジンではなく、トライアンフ製エンジンを搭載していたMGミジェット1500は不人気車という印象が強く(失礼!)、これまで、あまり注目してきませんでした。
あまり注目してこなかったのですが、このオーナーさんはディーノ246GTとアルピーヌA110を普段の足として使い、MGAとMGミジェット1500を趣味のパートナーとしている好事家なのです。そう、そのような御仁がMGミジェット1500を所有しているのですから、「あれ?もしかしてMGミジェット1500って、いいクルマなのか???」と思ったわけですが、取材の合い間にMGミジェット1500について伺ってみたところ、やはり「面白いよ、コレ」という回答が返ってきました。
取材を終え、帰宅した後に早速インターネットで『MGミジェット1500』を検索してみたところ、以前取材したことがある某ロールス・ロイス/ベントレー専門店や某ロータス・スペシャリストも極上車を売ってたりして、MGミジェット1500に対するネガティブな印象が一気に好転しました。
さらに今年になってから店舗取材でお邪魔した2軒でも2台のMGミジェット1500(一台はノーマル状態をキープしているグッドコンディションの売り物/写真の黒、もう一台はMk1仕様にコンバートされた英国車フリークの愛車/写真の赤)と遭遇したので、これはもうMGミジェット1500のプチ・ブームが来ている!と断言してしまっていいでしょう。
なお、極上モノだと、すでに150万円ぐらいで売っているので、なかなかの値段になっているのでありました。