実は、ここ最近、プジョー206スタイルに乗っている友人の影響で、プジョーのことも気になっているのですね。参考までに述べておくと、その友人が購入したパソコンを私も速攻でゲットしたりしておりまして、かな~り感化されているのでありました。
で、自分もプジョーを買うのであれば何にしようかなぁ~などと時折妄想してみたりするのですが、やはり、イタリア車フリークを自認するからにはプジョー406クーペをチョイスするべきだろう! と強く思うわけです。
406クーペは、504クーペ以来となるプジョーのクーペ・モデルとして1996年にデビューしました。前作同様、設計・製作ともにピニンファリーナが担当した点が特徴で、イタリア車好きであれば、この成り立ちを知った瞬間に無条件で欲しくなってしまう……といえるでしょう。
なお、406クーペはシャシー形式こそ406セダンや406ブレークと基本的に同じでしたが、リアのハブを新設計としてトレッドを広げるなど、実際には406クーペだけ差が付けられておりました。そのキャラクターを考慮してエンジンはガソリン仕様のみが用意され、2000ccの直列4気筒DOHCと3000ccのV型6気筒DOHCがエレガントなスタイルのボディに積まれました。
1998年のマイナーチェンジ時にV型6気筒エンジンのパワーが194psから210psにアップしたので、406クーペのベストバイを探すならば「このところ価格が落ち着いているけれど性能がいい1999年式」ということになるでしょうね。