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今週の大穴グルマ コンパクトカー編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

RENAULT KANGOO 1.6
¥ 1,550,000
フランスの実用車は気持ちいい!
 大型連休も終わり淡々とした日常生活を送るなかで“五月病”にかかっている方も少なくないだろう。今週は、そんな憂鬱な気分をスッキリ吹き飛ばしてくれる元気で楽しいコンパクトカーを紹介しよう。爽快感と運転する悦びを味わわせてくれる大穴度の高い3台が揃った。しかも諸費用込みの予算は200万円以内でらくらくOK! ぜひチェックしてみよう。
さて1位を獲得したのは日本におけるルノーの一番人気モデル“カングー”だ。不況になっても、デフレになっても、相場は“超”の付く高値で安定していて、走行距離が多少のびている個体にも新車価格に近い値が付いていた。需要が供給を大幅に上回っていたため完全なプレミア相場だったのである。ところが最近になり、ようやく若干ではあるものの、価格が落ち着いてきたので狙っていた方にとっては好機到来と言ったところだ。そろそろ新型にスイッチするようだが、ボディはかなり大型化され、デザインも現代的に変身する模様。個性的で明るいキャラこそカングーの魅力と考える方にとっては、いまがズバリ! 買いどきだ!
取り上げた物件は快活な1.6リッターユニットを搭載するフェイズ2。全長は4035mm、全幅が1675mmのコンパクトなボディながら、室内はとにかくものすごーく広い。さらに荷室も広大! ダブルフォールディング式に収納可能なシートを使いこなせば、自転車もそのまま積める! しかもウィンドーが大きいから明るい! これこそがカングーの真骨頂だ。
155万円と言えば、国産・コンパクトカーと競合する価格帯。どちらに大枚をはたく価値があるか? クルマ好きなら答えは決まっているはず。カングーには、見ても乗ってもチープ感がまるでないのだ。ぜひレモン・イエローのボディカラーがとてもいい感じを醸す実車を見ていただきたい。写真で見るより何倍も素敵に感じると思う。
ルノー・カングーとはこんなクルマ

カングーの正規輸入が開始されたのは2002年3月のこと。1.4リッター直4SOHCと4段AT、そしてリアゲートはハッチバックのみの設定だった。一般的にこのなごみ系の顔を持つ初期型がフェイズ1、2003年8月に実施されたマイナーチェンジ以降のモデルがフェイズ2と呼ばれている。顔つきがグッとシャープになったフェイズ2は、1.6リッター直4DOHCを搭載、トランスミッションも当初は4段ATだったものの後に5段ATに進化している。さらにリアゲートはハッチバックに加え、観音開きのダブルバックも用意された。欧州では商用車としても使われることが多いため、コンパクトなボディながら広大な室内空間を持つカングー。日本ではこのルノー流のモノスペース設計がフランス製のスタイリッシュ・イメージと重なり人気は非常に高い。実際、エクステリアやインテリアのそこかしこにお洒落なフランスのセンスが感じられる。中古車の相場は高値で安定、ということはリセールバリューも非常に高い!

ルノー京都CADONO
075-322-2133

第2位

MINI COOPER
¥ 1,550,000
MINIは先代モデルが買い得!
 MINIで大穴度の高いクルマを探すなら、相場が超高値で安定している現行型より、先代モデル(2006年モデルまで)がおススメ。取り上げた2004年式のクーパーは、オプションの15インチタイヤを履き、ボンネットに走るストライプが非常にスポーティでスタイリッシュな個体。ナビなども装備していて155万円は安い! 現行型とは内外装の変更点がほとんどないから、区別がつきにくく、型遅れ感がまるでないのもマル。
MINI NEXT横浜港南
045-842-4932

第3位

PEUGEOT 106 S16
¥ 800,000
とっておきのエンスーモデル、あります!
 現在、プジョーの正規ディーラーで買うことができる認定中古車のなかで、最もエンスー度の高いモデルと言える106 S16。搭載する118psの1.6リッター直4DOHCはレブリミットまでシャープに吹けあがる名機だ。で、車重はなんと僅か960kg! その走行感覚は用意に想像できるだろう。峠道で高級スポーツカーをカモるのも容易なことなのだ。取り上げた物件の80万円はまさにバーゲンプライス! クルマ好きのセカンドカーとしても好適!
PEUGEOT水戸
029-304-0206