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スポーツカー編 アーカイブ

2008年10月30日

今週の大穴グルマ スポーツカー&スポーツセダン編

今週の大穴グルマランキング 第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

PORSCHE911カレラ(TYPE997)
¥7,880,000
あるところにはある! 早い者勝ち!!の997カレラ
 先週からスタートした新コンテンツ『今週の「大穴グルマ」ランキング』。相場に対して割安なのはもちろんのこと、走行距離や装備内容、コンディション、そして人気度などを検証してランキングにする企画だ。もちろん認定中古車.comが推奨するからには、ただ安いだけのクルマでないことは明言しておこう。安かろう悪かろうではない。安くていいクルマなのだ。第1週:SUV篇、第2週:番外編、第3週:セダン篇、第4週:スポーツカー&スポーツセダン篇というサイクルで更新するので、毎週金曜日にはぜひチェックしていただきたい。
  今週はスポーツカー&スポーツセダン篇である。大差で1位を獲得したのはご覧の現行型ポルシェ911カレラだ。上記のベクトルでもわかるように、ほぼ満点に近い評価を得た。相場の目安は900万円前後〜1100万円付近と考えていいだろう。さすが不滅の人気を誇る911カレラ。ガソリンが高くなろうと景気が冷え込もうと、相場は高値で安定している。つまりこの個体、正規ディーラーが扱うクルマとしては、すご〜く買い得なのだ。
 さて、価格を引き下げている理由を考えてみよう。最大の要因はスピードイエローというボディカラーにあると推測できる。赤や黄色などの原色系は好みがはっきりわかれるため、相場より安い場合が少なくないのである。対して万人受けする白は強い。そして、ディーラーが扱う個体にしては走行距離が多少のびていること、またナビが装着されていない点なども挙げられるだろう。つまり、諸条件がたまたま重なった偶然の賜なのだ。でも、このスピードイエローというボディカラー、911の雰囲気にすごくあっている。というか、スポーツカーの肝は個性なのだから、多少目立つくらいの原色系がカッコいい。特にポルシェとフェラーリに関しては、黄色や赤がまっとうな選択とも言える。そう、クルマ好きには理解できる色なのだ。走行距離だって、911は10万km走って一人前と言われるくらい頑丈なクルマだから、まだ慣らしが終わった程度と考えていいのである。いろんな条件が重なってバーゲンプライスを実現している911カレラ。こんなタマ、そうそう出てくるとは思えない。狙っている方は即リーチだ!
PORSCHE 911カレラ(TYPE997)とはこんなクルマ

ナローから数えて6代目、水冷フラットシックスの2代目となる911は、997というコードネームが与えられ2004年に上陸を開始した。カレラは言うまでもなく911の主力モデル。3.6リッターユニットを搭載するノーマルのカレラが325ps、3.8リッター版のカレラSは355psを叩き出す実力を持つ。最大のトピックはエクステリアのデザイン。楕円形のヘッドライトやグラマラスなリアビューが空冷最終版の993をイメージさせるのだ。このデザインが人気を呼び世界中で好調なセールスを記録している。中古車市場でもタマ不足が続き相場も高騰ぎみだ。ところで911といえば、リアエンジン・リアドライブ。ゆえに高速走行やコーナリング時にはフロントの接地感が薄れる傾向にあった。しかし、997にそんな心配は杞憂だ。もう911カレラには特別なドラテクは必要ないのだ。まさに「通勤からサーキット走行まで」を実現した傑作。
★全長×全幅×全高 4425×1810×1310mm ★車重1480kg(カレラTip)★エンジン 3.6リッター水平対向6気筒DOHC ★最高出力/最大トルク 325ps/37.7mkg(カレラ) ★トランスミッション 6段MT/5段Tip ★新車価格 1046〜1311万円

ポルシェセンター西宮 甲子園認定中古車センター
0798-45-0911

第2位

ALFA ROMEO BRERA 3.2JTS Q4 SKYWINDOW 
¥3,990,000
またしても登場!走行100km!! 99%新車の認定中古車
 割安度だけで考えると今回のナンバーワン。アルファ・ロメオ ブレラだ。3.2リッターV6を搭載する上級グレードだから新車価格は583万円である。とにかく399万円のプライスタグには驚く。走行距離は僅100km。相場云々を語るのは無意味だ。まさに理屈抜き。保有しているディーラーかインポーターが登録したデモカーだったことは間違いないだろう。ポルトローナフラウ製のレザーシートにも使用感はまったくない。ただし、トランスミッションはMTです。
アルファロメオ田園調布アプルーブドカーセンター
03-3721-1565

第3位

MERCEDES-BENZ E55AMG
¥6,380,000
E55AMGはいまが買い時!
 AMG、いやコンプリートカーのなかでも人気NO.1と言えるのが現行型のEクラスをベースにするE55/E63 AMG。ベテランのクルマ好きに高い評価を得ているモデルだ。でも、さすがの人気車も最近の株安・ガソリン高の影響で中古車相場は緩やかな下降線をたどっている。ただしノーマルモデルとの価格バランスからみてこのあたりが下げ止まり。つまりいまが買い時だ。この車両は相場の最下限付近! 何と言っても新車は1200万円オーバーのクルマです!!
メルセデス・ベンツ豊中 中古車センター
06-6867-3300


 

2008年11月26日

今週の大穴グルマ スポーツカー&スポーツセダン編

 

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第1位

AUDI S4 
¥3,680,000
クルマ好きが選ぶファーストカーの決定版!
 認定中古車.comが独自の視点から「買い得!」と太鼓判を押す物件をランキングにするスペシャル・コンテンツ『今週の「大穴グルマ」ランキング』。今回は特に注目度の高いスポーツカー&スポーツセダン篇をお届けしよう。
まず、このカテゴリーは基本的に買い得なモデルが多くなっているということを憶えておくといいだろう。最大の理由は趣味性の強いクルマに吹き続く“逆風”である。つまりそれはクルマ好きにとって、憧れのクルマを手に入れる好機を意味している。そう、スポーツカー&スポーツセダンの認定中古車は、いま大穴グルマの宝庫なのだ。ぜひチェックしてみよう。
さて、そんな状況のなか激戦を制したのはダブルフレーム・グリルのアウディS4である。ご存じのように、4.2リッターV8とフルタイム4WDを組み合わせたアウディ版のスーパーセダンだ。取り上げた車両は2004年登録だからB6型の最終年式。現行B7型S4(シングルフレーム・グリル)と同じエンジンを積むモデルである。この年代のB6型S4の人気は非常に高く、2005年にフェイスリフトを受けた後も相場は高値で安定していて500万円以下のタマを見つけるのは不可能だった。ところが最近になり相場がじりじりと落ちて400万円前後の認定中古車が増えてきているのだ。価格はこのあたりで落ち着くとみて間違いないから、2003~2004年のS4はいまが買い時! 狙い目である。
何と言ってもA4のコンパクトなボディに344ps/41.8mkgのV8を押し込んでいるのだ。2クラス上のA8を悠々と引っ張るユニットである。パワーウェイト・レシオは5kg/ps! ポルシェ911カレラと同様の動力性能を持つと言われているのも頷ける。で、この個体は走行1.4万km!368万円はまさにバーゲンプライスだろう。しかもS4は扱いにくいハイ・パフォーマンスカーではない。普通の人が普通に走らせることができるのだ。それがアウディ“S”の真骨頂。女性にも安心してキーを渡すことができるから、クルマ好きのファーストカーに打って付けのスーパーセダンと言える。認定中古車.comが価格以上に価値のある「大穴グルマ」として太鼓判を押そう。
アウディS4(2003~2004年)とはこんなクルマ

アウディ版のスーパーセダンであるS4は1999年春にリリースされた。当初、搭載されていたエンジンは2.7リッターV6ツインターボだ。2003年秋に4.2リッターV8ユニットへ換装、そして2005年2月にはエクステリアとサスペンションなどを変更したシングルフレーム・グリルの新生S4が登場している。ただし、エンジンは先代のものをコンバート、プラットフォームも同様と考えていいだろう。つまり、4.2リッターV8版ダブルフレーム・グリルのS4は約1年半しか存在しなかった稀少価値の高いモデルなのだ。コンプリートカーといえど、リアウイングやエアインテークなどの大仰な装備は一切取り付けられていない。クルマに疎い人はノーマルのA4と見分けるのは難しいが、その「さりげなさ」こそがアウディ流の「羊・狼」モデルの仕立てかたなのである。ノーズに凄む強力なパワーユニットは、クワトロシステム(4WD)を利して、200km/hオーバーの超高速巡航も易々とこなす実力を持つ。
★全長×全幅×全高 4585×1780×1410mm ★車重 1750kg ★エンジン 4.2リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 344ps/41.8mkg ★トランスミッション 6段AT(ティプトロニック) ★新車価格 ¥8,032,500

Audi Approved世田谷
03-5752-4455

第2位

PEUGEOT COUPE407  
¥3,885,000
待ちに待った「買い得」価格!
 プジョー唯一のGTカーであるクーペ407は、流通量が少なく500万円以下の車両を見つけ出すのが難しかったモデル。でも最近になって、ようやく400万円付近のプライスタグを付ける個体も登場し始めたから狙い目だ。ご覧の物件は走行4,000kmで388万5000円! エクステリア・デザインの洗練度、インテリアの上質感、そして力強い高速走行などを考えると、この価格は間違いなく買い得だ。上陸から3年も経たないモデルなだけに相場がこれ以上下がることはないだろう。クーペ407の認定中古車は、買うならいま!
PEUGEOT山口
083-901-2030

第3位

PORSCHE CAYMAN S  
¥5,880,000
ケイマンの“S”も流通が本格化!
 相場云々の前に探すのも難しい状況が続いていたフラットシックスをミドに搭載するケイマン。なかでも、3.4リッター版“S”の数は少なかった。でも最近になりようやく流通が本格化してきたようだ。気になる相場は600万円台中盤から700万円付近。911と同様に高値で安定していると言えよう。しかし、ご覧の物件は600万円を大きく割り込み588万円! 価格を押し下げている大きな要因は走行距離とトランスミッションにあるだろう。そう、珍しいMT仕様なのだ。ただし、これこそがクルマ好きにとってはマル! なのです。
ポルシェセンター広島 認定中古車ギャラリー
082-926-3311


 

2008年12月26日

年末年始拡大版-大穴グルマ BMWスポーツカー&スポーツセダン編

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第1位

BMW Z4 2.5i
¥ 3,570,000
オープンカーは冬が気持ちいい!
 今週の『大穴グルマ ランキング』は、スポーツカー&スポーツセダン篇のニューイヤー拡大版として、BMW/メルセデス・ベンツ/アウディ/ポルシェをそれぞれにランキングしたスペシャル企画をお届けする。お正月を家でのんびり過ごしている方のために、認定中古車.comがクルマ探しの迷宮にご招待しようというわけだ。もちろん、スペシャルな12台がランクインしているから、存分にじっくり悩んでいただきたい。
さて、トップバッターはBMWだ。1位を獲得したのは2シーター・オープンスポーツカーのZ4である。Z4は、より精悍なスタイリングが採用された2006年モデル以降の車両を中心に探すといいだろう。この後期型は人気が高く認定中古車も高値で安定していたが、最近になり相場はようやく落ち着いてきたようだ。2.5リッター直6を搭載する2.5iなら、350万円の予算で充分ロックオンできる。そこでこの物件だ。7000kmの走行距離で357万円という魅力的なプライスタグが付いている。しかも、赤いレザーシートがなかなかスタイリッシュ! 純正ナビパッケージなどの高額なオプションも満載している。買い得感は非常に高い。
ところで、なぜ真冬にオープンカー? と不思議に思う方もいるだろう。でも、冬こそオープンエアモータリングの季節なのだ。BMWプレミアム・セレクションは全車テストドライブがOKとなっているので、試乗はぜひソフトトップを畳んで走ってみることをお勧めしたい。ジャンパーを着てグローブさえ着けていれば決して寒くはない。きっと、真冬の澄み切った空気の気持ちよさにハートを打ち抜かれるはず。BMW製ストレートシックスの鼓動をダイレクトに味わえるのもマルだ。
Z4は、強固なボディと優れたサスペンションによる基本性能の高さを持つ欧州屈指のスポーツカーであることに間違いはない。特に人気の高い後期型のZ4は流通量も多く、ボディカラーやレザーシートの色も十二分に選べる状況だ。クルマ趣味を忘れかけている大人のクルマ好きにお勧めしたい。
BMW Z4とはこんなクルマ

Z3の後継モデルとしてZ4が上陸したのは2003年。ロングノーズ・ショートデッキという基本的なデザイン・コンセプトは先代より継承しているものの、新世代BMWのエクステリア・デザインと上質なインテリアを採用しているのがトピックだ。BMWは当時、プレミアム・セグメントに移行した新しいロードスターだと強調した。そう、Z3よりグッと大人っぽくなっている。それは見かけの高級感だけではなく、走りのクオリティも飛躍的に高めていることを意味する。実際、Z3と比較するとボディの剛性感やシャシーのクオリティなどはレベルが数段上だ。特に捻れ剛性値はZ3の3倍近くに向上しているという。そして、2006年にマイナーチェンジが行われ、エクステリアやインテリアなどを変更、その際に廉価グレードの2.2iはカタログから姿を消して、現在は、2.5リッター直6を積む2.5iと3リッター直6の3.0siが用意されている。ともに6段ATを介して後輪を駆動。
Z4 2.5i ★全長×全幅×全高 4100×1780×1285mm ★車重1400kg ★エンジン 2.5リッター直6DOHC ★最高出力/最大トルク 177ps/23.5mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 455万円

BMW Premium Selection越谷
048-962-9500

第2位

BMW M3
¥ 8,400,000
現行のM3はいまが買い時!
 いつの時代も高い人気を誇る世界屈指のコンプリートカー M3。現行型は4世代目となるモデルだ。ところで、ご紹介する車両の走行距離と価格の欄を見て驚いた方も少なくないだろう。ひと頃に比べるとずいぶん買いやすくなっているのだ。1年前なら新車価格とほぼ変わらないプライスボードが掲げられていたはず。そう、M3の相場がかなり落ち着いてきたとみて間違いない。需要と供給のバランスからみて価格がこれ以上落ちるとは考えにくい。賢いクルマ好きならこの時期を見逃す手はない。それにしても、このビカモンのM3、グラッときます!
BMW Premium Selection大和
0120-730-328

第3位

BMW 650i
¥ 6,480,000
BMW認定中古車で最も「大穴度」の高いモデル
 M3に続き、価格を見て驚いた方も多いだろう。650iと言えば、搭載する4.8リッターV8が367ps/50.0mkgの強大なパワーとトルクを叩き出す第一級のGTクーペ。新車価格は1180万円! なのだ。648万円は安い! 走行距離は4.1万kmだがコンディションはすごくいい。とりあえず、このクーペはディーラーの店頭へ見に行ってほしい。その美しいボディを目の当たりにすると、ため息が出るはずだ。これぞ主役を張れるクルマである。相場が底値と断言できるいまがチャンス!
BMW Premium Selection愛媛
089-905-0050


 

年末年始拡大版-大穴グルマ Audiスポーツカー&スポーツセダン編

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第1位

Audi R8
¥ 13,800,000
アウディ版スーパーカーR8。あります!
 「高い!」という声が聞こえてきそうだが、このアウディ製の貴重なスーパーカーが認定中古車として「あるところにはある!」というのが肝なのである。新車価格が1700万円のクルマをストックするディーラーには大きな拍手を送りたい。まさに、買い得感や希少性などを超越した「大穴スポーツカー」だ
。 といってもこの個体、新車価格を考えると1年落ちで1380万円は安い。中古車価格を引き下げた大きな要因は3万kmという走行距離だろう。それにしても前オーナーはよく走ったものである。たぶん日常的に東京~名古屋などをR8で移動していたはずだ。ほとんど高速走行だったからだろう、コンディションはすごくいい。もちろん、内外装は新車の輝きを失っていない。
さて、アウディR8の相場だが、1500万円前後が目安になる。流通量は非常に少なく、全国のディーラーを探しても、10台もないはずだ。つまり、出逢えるだけで幸せと思ったほうがいい。
そして乗り込んで、4.2リッターV8に火を入れたらもうR8の虜だ。クルマ好きなら、アイドリングさせているだけでランボルギーニ・ガヤルドの中身をそのまま移植しているようなクルマではないことに気づくはず。ドライバーズシートに“緩さ”みたいなものが微塵も伝わってこないからである。ボディ、パワーユニット、サスペンション、トランスミッション、ブレーキなど、そこにはアウディが持っている最新技術のすべてが投入されているといっても過言ではない。
で、このスタイリングだ。さぞかし運転は疲れるだろう、と想像する方も多いと思うが、R8は高い日常性を持つスーパーカーだということも忘れないでほしい。取り上げた車両の走行距離がそれを証明していると言えよう。1時間も運転したらクタクタに疲れるようなクルマはここまで走行距離はのびない。メインテナンスにそれほど神経をとがらせる必要がないことも意味しているのだ。
さあ、どうだろう。清水の舞台から飛び降りるに値する超弩級のスポーツカーであることに間違いはない。
 
アウディR8とはこんなクルマ

 アウディが放つミドエンジンスポーツ R8は、ルマン・カーそのままのネーミングを採用して2007年・夏にデビューを果たした。搭載されるパワーユニットは420ps/43.8mkgを叩き出すRS4譲りの4.2リッターV8FSI。0-100km加速は4.6秒、アルミボディを301km/hまで引っ張り上げる実力を持つ。駆動方式はもちろん4WDのクワトロとなるのだが、センターデフにビスカス・カップリングを採用していることを考えると、基本的にはランボルギーニ・ガヤルドのシステムをコンバートしていると言えよう。また、インテリアの雰囲気もいい。それもそのはず、ルマン・カーのR8がモチーフになっているというから徹底している。とにかく、すべてが非日常的な塊でありながら、大人しく走らせれば普段使いもこなすところがR8の真骨頂。認定中古車は新車より200~350万円前後は安くなるから検討してみる価値はある!?
R8 ★全長×全幅×全高 4435×1905×1250mm ★車重1630kg ★エンジン 4.2リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 420ps/43.8mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 1700万円

Audi Approved豊洲
03-3534-4412

第2位

Audi TT COUPE 3.2 quattro
¥ 3,280,000
TTクーペを狙うなら3.2クワトロが狙い目!
 2006年・秋に登場した現行型TTの流通が本格化している。人気モデルなだけに、相場は高値で安定しているものの、注意深く検証していけば「穴」は必ずある。で、初期型のTTクーペ3.2クワトロに注目してみよう。この車両をご覧いただきたい。走行距離が1.5万kmで328万円! 新車価格は574万円なのだ。買い得感は非常に高い。上質な走行感覚とインテリアを味わう代価として考えれば「安い買い物」である。
Audi札幌南
011-588-3311

第3位

Audi TT ROADSTER 2.0 TFSI
¥ 3,500,000
現行のTTロードスターは意外と探しやすいモデル
 アウディのオープンスポーツと言えばこのモデル。TTロードスターだ。現行型は2007年の初夏にリリースされている。登場後、まだ1年半ほどしか経っていないモデルなだけにまだ中古車は少ないのが現状だが、このように「大穴度」の高い車両が店頭を飾ることもある。取り上げた車両は走行距離の少なさ、使用感のなさからみてデモカーとして登録されていたのだろう。ほとんど新車の状態だ。新車価格は489万円。350万円は、「うそっ!」と叫びたくなるようなバーゲンプライス! お早めにどうぞ!
Audi寝屋川
072-834-2500


 

年末年始拡大版-大穴グルマ Mercedes-Benzスポーツカー&スポーツセダン編

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第1位

MERCEDES-BENZ SL500
¥ 6,980,000
メルセデス製スポーツカーの「大穴モデル」NO.1はSL500!
 いまメルセデス・ベンツからリリースされるスポーツカーを狙うならSL500が狙い目だ。SLのV8版は2006年・秋に実施されたマイナーチェンジで登場した5.5リッターのSL550に移行しているが、さすがにまだ流通量は少なく価格も900~1000万円付近から落ちてこない。で、5リッターのSL500に注目してほしい。なかでも2004~2005年モデルあたりがタマ数も多く探しやすいだろう。趣味グルマだからセカンドカーとして使われていた個体が多く、ゆえに走行距離はどれも信じられないほど少ない。取り上げた車両が証拠物件だ。新車価格は約1400万円だったのである。つまり、走行距離が僅か1.6万kmで、コンディションが非常にいい認定中古車のSL500が新車の半値近くで手に入るわけだ。まさに買い得! いつの時代も特別な高級スポーツカーとして君臨し続ける「エスエル」なのだ。
SL500の相場は、高年式車両で700万円前後~800万円付近が目安となり、年式や走行距離を検討すれば600万円前後の予算でも射程圏内となる。V6ユニットを積むSL350は、マイナーチェンジ以降のモデルでも700万円付近で探せるだろう。また、V12版のSL600の流通量は非常に少なくなる。
さて、ご紹介するSL500は、V8ユニットが叩き出す306ps/46.9mkgの加速力がセールスポイントであることに間違いはないけれど、重量級のボディを感じさせない軽快感もチェックポイント。メタルトップのバリオルーフを開け放ち、ワインディングロードをヒラリ・ヒラリと走るフィーリングはライトウェイト・スポーツカーの爽快感に近いかもしれない。7段ATの作動感も実に小気味がいい。つまり、SLは快適さやスタイリングだけをウリにするGTカーではないのだ。さらに、大きいエンジンを積んでいるからといって直線番長でもない。まぎれもなく、純粋に走ることを楽しむスポーツカーなのである。
現行型SLの相場がこれ以上落ちるとは考えにくい。しかも、割安な認定中古車には引き合いが集中するようだ。しばらくは、認定中古車のSLから目を離さないほうがいいだろう。
メルセデス・ベンツSLとはこんなクルマ

現行のR230型がR129型からバトンを受けたのは2001年・秋のこと。脱着式のメタルルーフ/ソフトトップではなく、電動開閉式のメタルトップ“バリオルーフ”を採用してのデビューだった。したがって、ルーフを閉めればクーペと同様の室内空間が提供される。さらに、ボンネットやドアパネル、フロントフェンダーなどにはアルミ、ドアのインナーシェルにマグネシウムを使用するなど徹底した軽量化が図られているのも忘れてはならない。ゆえに、車重は豪華装備を満載するクルマとしては非常に軽量だ。当初、用意されたパワーユニットは5リッターV8のみだったが、翌年になると5.5リッターV12と3.7リッターV6が追加された。そして、2006年に実施されたマイナーチェンジの際に、SL500はSL550にアップデートされて5.5リッターV8ユニットが積まれている。中古車市場で特に人気が高いのは、このV8版のSL500/SL550だ。買い得感が高く、流通量も豊富、さらに最もバランスのとれたSLであることを市場が証明しているのかもしれない。
SL500 ★全長×全幅×全高 4535×1830×1830mm ★車重1850kg ★エンジン 5リッターV8SOHC ★最高出力/最大トルク 306ps/46.9mkg ★トランスミッション 7段AT ★新車価格 1386万円

メルセデス・ベンツ葛飾 柏サーティファイドカーセンター
04-7134-6616

第2位

MERCEDES-BENZ SLK200 KOMPRESSOR
¥ 4,280,000
現行のSLKもいよいよ流通が本格化
 2004年にリリースされた現行のSLKもようやく流通量が増えてきたようだ。主流になっているのは当初から設定されていた3.5リッターV6のSLK350と2006年に登場した1.8リッター直4にスーパーチャージャーを装着したSLK200コンプレッサー。相場は、初期型が300万円前半から、高年式車両は400万円前後からが目安となる。それにしても、取り上げた物件の走行距離は870km! ほとんど新車と言えよう。新車価格は570万円。バーゲンプライスだ!
メルセデス・ベンツ岡山
086-279-2511

第3位

C55 AMG
¥ 4,680,000
価格以上に価値あるクルマの代表格
 2007年に現行のC63 AMGが登場して先代モデルとなったものの、いまも根強い人気のあるC55 AMG。さすがに、2003年まで存在していた3.2リッターV6にスーパーチャージャーを装着したユニットを搭載するC32 AMGは流通量が少なくなるが、2003年にリリースされた5.5リッターV8版のC55 AMGならグッとタマ数も増えて探しやすくなる。ランクインした物件は走行3万kmで468万円。当時の新車価格が966万円だったことを考えると買い得感は高い。ファーストカーとして、ぜひ長く乗ってもらいたい。
メルセデス・ベンツ品川 サーティファイドカーセンター
03-5479-1700


 

年末年始拡大版-大穴グルマ Porscheスポーツカー編

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第1位

PORSCHE 911 TURBO
¥ 8,980,000
911は996型ターボに注目してみよう!
 ガソリンが高くなろうと、不景気になろうと、株価が下落しようと、まったく動じなかったのがポルシェ911の中古車相場だ。 他ブランドのスポーツカーや高級スポーツセダンがじりじりと値を下げるなか、特に現行型は高値をキープし続けた。いや、い まも997型のカレラは1000万円前後が目安という状況だから、もうプレミア相場と呼んでもいいかもしれない。993型や964型など の空冷モデルも同様だ。そこで、注目したいのが、初代の水冷911となった996型である。911にしては珍しく中古車価格が変動し ていて、特に初期モデルのカレラやターボは割安感があって狙い目だ。
取り上げた物件は2001年式のターボ。走行5.5万kmの認定中古車が898万円! 新車価格はなんと約1700万円! というスーパー カーなのだ。まさに「大穴グルマ」である。しかもこの車両、渋いレッドにベージュの内装がすごくスタイリッシュ。高額なオ プションも満載しているから買い得感は高い。
なぜ安いのか? それはもう“人気度”以外に考えられないだろう。“涙目”と言われるフロントマスクが「911らしくない」 と話す911ファンが少なくないのだ。ただし、それが狙い目となる。風評を忘れて眺めてみると、もちろんカッコいいし、特にタ ーボは低く構えていて精悍。走らせれば、911ターボらしく怒濤の加速も披露してくれる。ポルシェ911版のスーパーカーである ことに間違いはない。雨の日の運転は怖いと言われてきたターボだが、996型は4WD、さらに電子デバイスがフォローしてくれる から安心して走らせることができる。そしてこの物件はティプトロニック。996型のターボに、もう走らせるための特別なドラテ クは要らないのだ。ステアリングを握り、高速道路を走らせれば、クルマ好きならきっと「買ってよかった」と思うはずだ。898 万円は安い!
ポルシェ911ターボ(TYPE996)とはこんなクルマ

996型のターボは、カレラより1年半ほど遅れて、1999年・秋にデビューを果たした。用意されたパワーユニットは、420psを叩き 出すターボ付き3.6リッター・フラットシックス。6段MT/5段ティプトロニックを介して4輪を駆動する。最大のトピックは、水 冷エンジン+4WDとなったことによる扱いやすさにあるだろう。もう、雨の日や高速コーナーでハラハラさせられることがなくな った。正確に言えば、そういうスリリングな状態になるスピードの領域が格段に向上しているのだ。では、公道を走らせるには 退屈なクルマになってしまったのか? もちろんそんなことはない。アクセルを深く踏み込めば、まさに背中を蹴飛ばされたよう な加速を味わうこともできるし、フラットシックスの力強いビート感も健在。さらに、それまでの空冷モデルとは比較にならな いほどメインテナンスが容易になったこともポイント。当然、維持費も格段に抑えられるわけだ。まさに理想的なスーパーカー と言えるだろう。

ポルシェセンター宇都宮 認定中古車ギャラリー
028-684-2131

第2位

PORSCHE 911 CARRERA
¥ 10,800,000
ほとんど新車です!
 高値安定が続いている現行型のカレラだが、こんな車両もあるのでぜひチェックしていただきたい。走行距離が僅か100kmなの だ。たぶん、ディーラーが登録したデモカーだろう。もちろん使用感はまったくない。価格は1080万円。高額なオプションも搭 載しているから、新車より300万円近くは安い。さらにボディカラーは一番人気のキャララホワイト。まさに100点満点の優等生 としてランクインを果たしたわけだ。この物件は、本サイト掲載の正規販売店なら全国どこでも購入できるD-Freeであることも 見逃せない。
ポルシェセンター広島 認定中古車ギャラリー
082-926-3311

第3位

PORSCHE BOXSTER S 3.2
¥ 3,675,000
低走行の先代モデル。実は狙い目!
 僅差で3位となったものの、1位の911ターボと変わらない「大穴度」を持つ先代ボクスターのS 3.2。1年ほど前までは、高値の 続く現行型に引っ張られるかたちで、先代モデルもなかなか相場が落ちてこなかったが、ようやく買いやすい価格帯に落ち着い てきたようだ。この車両が証拠物件。相場より安めなのはMT仕様だからだろう。それにしても、走行2.6万kmの3.2リッター版ボ クスターが300万円台で手に入るのだから、買い得感は高い!
ポルシェセンター浜田山 認定中古車センター
03-3313-0986


 

2009年02月05日

今週の大穴グルマ コンパクト・スポーツ編

今週の大穴グルマランキング

第1位へ 第2位へ 第3位へ

第1位

VW GOLF GTI
¥2,880,000
ゴルフGTIはクルマ好きの「永遠のアイドル」!
 未曾有の経済危機が襲うなか、主婦 の財布の紐は一段と硬く閉められているようだ。でも、奥さんの設定したクルマ購入予算がどんなに厳しい数字になっても、より楽しめるクルマを探すのがクル マ好きだろう。で、お勧めしたいのが欧州のスポーツ・コンパクトだ。このカテゴリーはいま価格以上に価値のあるクルマの宝庫となっているのである。そう、 ホットハッチは絶滅なんかしていない。生きているのだ! 今回は各ブランドの強豪が揃うホットハッチ系のモデルから「大穴グルマ」を紹介しよう。 
さて、本題に入ろう。満点に近い評価を得て1位を獲得したのは、不滅の人気を誇るVWゴルフGTIだ。いまやVWのイメージリーダーと言っても過言ではな い。世の中が不景気になっても、株価が下落しても、中古車の相場は高値でピタリと安定して最近まで落ちてこなかった。でも、ゴルフⅤのモデルライフが終わ ろうとしているいま、ようやくジリジリと値を下げ始めたので狙い目だ。GTIを上手に買うコツは、高年式・低走行距離の個体を中心に探すこと。取り上げた 物件のデータをチェックしてもらいたい。能書きは要らないだろう。走行距離が50kmなのだ。もちろん認定中古車なのだけれど、これはもうほとんど新車と 言っていい! そしてプライスタグをチェックしてみよう。288万円! 安い! 新車価格は359万円なのである。大穴度は非常に高い。
ところで、ゴルフⅤ GTIがなぜ好調なセールスを記録し続けるのか? それはもう「楽しいクルマだから」、これに尽きるだろう。実際、200psを叩き出す2リッター直4ターボのパンチが効いた加速力、DSGのシャープな応 答性、どっしりと安定感のあるサスペンション、そして普段使いも楽にこなせる扱い易さ、まさにベストゴルフ。歴史的な名車と言われるゴルフⅠ/ⅡのGTI を超えるVWの傑作と言っても過言ではない。ちなみに、288万円というと、同クラスの国産(新車)とガチンコになる価格帯。どちらを選ぶか? 言うまでもないだろう。とりあえず、この物件には奥さんや彼女も異論はないはずだ。
VW ゴルフ GTIとはこんなクルマ

5代目ゴルフが上陸を果たしたのは2004年初夏のこと。ラインナップで最もスポーティな仕様となるGTIも約1年後に導入された。先代のⅣ GTIは、快適性や上質な乗り心地に主眼が置かれていたため、総合力はグーンと向上したものの、牙の抜かれた“クールハッチ”などと言う者もいたが、Vの GTIは違った。VWがGTIの原点に返って開発したと断言していることからも分かるように、“ホットハッチ”と呼ぶに相応しいキャラクターに仕立てて あったのだ。GTIの鋭い「牙」が復活していたのである。専用のデザインとなった赤いピンストライプが印象的なフロントマスク、力強いビートを奏でながら 200psを叩き出すパワーユニット、サスペンションも専用のチューニングが施されていた。果たして、V GTIは世界中で大ヒットを記録。日本でも、ゴルフ・ラインナップのなかでNO.1の登録台数を獲得する驚異的なセールスとなったのだ。廉価グレードのE や中核を担うGTよりも売れたのだからすごい。「最強のゴルフ」の座はその後リリースされた3.2リッターV6+4WDのR32に譲ったものの、いまでも GTIの人気は衰えていない。やはりゴルフGTIは、クルマ好きの「永遠のアイドル」なのである。
★全長×全幅×全高 4225×1760×1495mm ★車重1460kg ★エンジン 2リッター直4DOHCターボ ★最高出力/最大トルク 200ps/28.6mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 359万円

フォルクスワーゲン世田谷Uカーセンター
03-5758-6529

第2位

MINI John Cooper Works Cooper S Convertible
¥2,770,000
稀少! ミニの最強バージョンあります!!
 希少価値の高いレアモノを紹介しよう。ミニの最強バージョンとしてリリースされたジョンクーパー ワークス・クーパーSコンバーチブルだ。正規ディーラーの展示場を飾ることが非常に珍しいモデルである。しかも、新車価格は395万円だったのだから、 277万円は買い得! 走行距離は僅か9300kmなのだ。搭載されるスーパーチャージャー付き1.6リッター直4は、専用のシリンダー・ヘッドや吸気系部品などを採用してクー パーSの48psアップとなる218psを叩き出す。組み合わされるのは6段MT! しかも、後席を取り去るなどの徹底した軽量化が図られていて、車重はなんと1190kg! まさに早い者勝ちの1台。
MINI NEXT 横浜港南
045-842-4932

第3位

RENAULT MEGANE RENAULT SPORT
¥2,400,000
メガーヌRSは前期型を狙え!
 ルノー・メガーヌのスポーツモデルと言えば、搭載する2リッター直4ターボが224ps/30.6mkgという圧倒的なパワーとトルクを発揮 するルノー・スポールだ。まさにクルマ好き垂涎のホットハッチだろう。もちろん人気は非常に高く、高年式の車両には新車価格とそれほど変わらない値が付 く。で、予算を抑えたいという方には、2006年に実施されたマイナーチェンジ前のモデルをお勧めしたい。内外装に変更は受けているものの、肝になるエン ジンは後期型と同じなのだから見逃す手はない。取り上げた個体は240万円! 新車価格の378万円を考えれば、買い得!
ルノー京都CADONO
075-322-2133


 

2009年03月05日

今週の大穴グルマ スポーツカー編

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第1位

PORSCHE 911カレラ(TYPE997) 
¥8,000,000
997型は初期モノのカレラが狙い目
 新年度を間近に控え、中古車市場が 活況を呈している。特にスポーツカーやスポーツセダン、また高級サルーンなどは、期末限定のバーゲンプライスを付ける物件が目白押しだ。ぜひチェックして みてほしい。ということで、今回の大穴グルマ ランキングは、クルマ好き必見のスポーツカー編をお届けしよう。
さて、僅差で1位を獲得したのは超人気モデルのポルシェ・現行型911カレラだ。ご存じのとおり、景気悪化などの影響で他ブランドの有力なスポーツカーが じりじりと値を下げるなか、その圧倒的な人気に支えられて相場は高値をキープし続けている。ただし、タイミングによっては買い得感の高い物件を見つけ出す ことも可能となる。そう、期末となる「いま」が好機なのだ。特に初期モノに狙いをさだめよう。
911カレラの平均的な価格帯は1000万円~1100万円前後。これは3年ほど前からピタリと安定して動いていない。でも、2月後半くらいから800万 円前後のプライスタグを付ける物件がポツリ・ポツリと登場しているのを見逃さないでほしい。もちろん、ミント・コンディションを維持する正規ディーラーの 扱う中古車の話である。なぜ800万円という買い得な価格を付けているのか? それには法則がある。その1:年度末であること、その2:2005年モデルのカレラ(3.6リッター)であること、その3:ホワイト系(一番人気)以外の ボディカラーであること、この3つだ。平たく言うとディーラーの在庫一掃セールと考えていいだろう。ちなみに、3.8リッターのカレラSや4WDのカレラ 4などは、プラス200万円以上の予算が必要になる。
で、ご紹介するのが、その法則にピタリと当てはまる物件。シルバーを纏う2005年式のカレラ。相場からみてスゴ~ク安い! 断言しておきたいのは、初期モノだからといってメカニズムに特有の弱点があるわけではないし、動力性能に問題があるわけではないということ。つまり、大穴 度は非常に高い。言うまでもなく、素のカレラといってもトップクラスの加速力を持つ一生モノのスポーツカーであることに間違いはない。それは、911フ リークの方がよくご存じのはずだ。
PORSCHE 911カレラ(TYPE997)とはこんなクルマ

ナローから数えて6代目、水冷フラットシックスの2代目となる911は、997というコードネームが与えられ2004年に上陸を開始した。カレラは 言うまでもなく911の主力モデル。3.6リッターユニットを搭載するノーマルのカレラが325ps、3.8リッター版のカレラSは355psを叩き出す 実力を持つ。最大のトピックはエクステリアのデザイン。楕円形のヘッドライトやグラマラスなリアビューが空冷最終版の993をイメージさせるのだ。このデ ザインが人気を呼び世界中で好調なセールスを記録している。中古車市場でもタマ不足が続き相場も高騰ぎみだ。ところで911といえば、リアエンジン・リア ドライブ。ゆえに高速走行やコーナリング時にはフロントの接地感が薄れる傾向にあった。しかし、997にそんな心配は杞憂。まさに「通勤からサーキット走 行まで」を実現した傑作。
★全長×全幅×全高 4425×1810×1310mm ★車重1480kg(カレラ・ティプトロニック) ★エンジン 3.6リッター水平対向6気筒 DOHC ★最高出力/最大トルク 325ps/37.7mkg(カレラ) ★トランスミッション 6段MT/5段AT ★新車価格 1046~1311 万円

ポルシェ センター 尾張・岐阜 認定中古車ギャラリー
0586-81-0997

第2位

ASTON MARTIN DB9 ヴォランテ  
¥16,000,000
大人のクルマ好きにはその価値がわかる!
 アストン・マーティンの中核を担うGTクーペの“DB9”。そのオープン版となるのがヴォランテだ。アルミ接着フレームのボディなどを採用し て徹底的な軽量化を図っているのがトピック。フロントに搭載されるのは、450psを叩き出す5.9リッターV12ユニットである。取り上げた物件はタッ チトロニックだから新車価格は2000万円を超えている。走行9800kmで1600万円は買い得。派手なイタリアン・スーパーカーを卒業したセレブが乗 る大人のスーパーカーだろう。
ATLANTIC CARS LIMITED
03-3583-8611

第3位

LAMBORGHINI ガヤルド 
¥19,000,000
生粋のスーパーカーも夢じゃない!
 誰もが認めるスーパーカー、ランボルギーニ・ガヤルドの中古車をチェックしてみよう。いま、新車同様の買い得な物件が流通していて狙い目だ。 取り上げたのは走行3500kmで1900万円!新車価格は2500万円を超えているのだから破格と言っても過言ではない。見た目はスーパーカーそのもの だが、トランスミッションはeギアで、しかも4WDだから意外と普通に運転できる。ただし、520psを叩き出す5リッター・V10にムチを入れたときの 加速は強烈!
ランボルギーニ名古屋
0561-64-7011


 

2009年03月31日

今週の大穴グルマ スポーツセダン編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

Audi S4 
¥4,300,000
S4が430万円! 認定中古車はやめられない!!
 今週の大穴グルマは、ギリギリのバーゲンプライスを付ける物件が目白押しとなっているスポーツセダン編をお届けしよう。信じられないプライスボードを掲げる車両がランクインしているから見逃す手はないだろう。
ダントツの強さで1位を獲得したのは、コンパクトなボディに344psのV8を押し込んだアウディの誇る超人気スポーツセダン、現行型のS4だ。なんと、 ほぼ満点に近い評価を得た。とにかく価格をチェックしてほしい。430万円! まさに常識破りのプライス。A4 1.8TFSIの新車価格(422万円)とほとんど同額なのだから、もちろんクルマ好きの皆さんは迷うことはないだろう。しかも、電動ガラススライディン グルーフやナビなど、装備も充実している。これぞ認定中古車の醍醐味だ。ちなみに現行型S4の相場は、最近になってかなり落ち着いてきているようだ。高年 式車両はさすがに700万円以上で推移しているものの、年式を落とせば400万円台でも充分狙えるのでぜひ注目してほしい。
S4の走行感覚に触れておこう。搭載される4.2リッターV8ユニットのパワーウェイト・レシオが5.1kg/psと聞けば、手懐けるには度胸と技が必要 と思う方が多いだろう。ところが意外とドライバー・フレンドリーで、普段使いも充分こなす懐の深さがS4の真骨頂。スタビライザーもガチガチではないか ら、ハンドリングにも神経を尖らせる必要がない。それでも、操る者を決して退屈させないのがS4のすごさなのだ。ひとたび右足に力を込めると 0-100km/h加速:5.8秒、アウトバーンの左車線を250km/hで悠々と巡航させる実力を持っている。これだけのハイ・パフォーマンスカーが 430万円とは! 狙い目だ!
アウディ S4とはこんなクルマ

2000年にデビューしたB6のコードネームを持つA4の後継として、B7型(シングルフレーム・グリル)の現行型A4が登場したのは2005年。 スポーツモデルのS4も同時にリリースされた。先代モデルと同様にアバントもラインナップに加わっているのが、ライバルのBMW M3にない特徴。フロントに縦置きされる5バルブ・ヘッドの4.2リッターV8は2002年に先代S4に 搭載されたものと基本的に同じユニット。344ps・41.8mkgの圧倒的なパワーとトルクを誇り、これこそがS4の魅力の根源となる。トランスミッ ションは6段ティプトロニックで、フルタイム4WDのクワトロシステムと組み合わされる。前述したように、ただ速いだけではなく、扱いやすいのがS4の真 骨頂。欧州のコンプリートカーにしてはコーナリングでのロールも決して小さくはない。ドライバーに過度なストレスを与えない、これがアウディ流なのだ。
★全長×全幅×全高 4585×1780×1410mm ★車重 1750kg ★エンジン 4.2リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 344ps/41.8mkg ★トランスミッション 6段AT ★新車価格 808万円

Audi京都中央
075-315-1181

第2位

BMW M3  
¥8,480,000
ほとんど新車です!
 BMW 3シリーズの頂点に君臨するコンプリートカーと言えばM3だ。スーパーセダンのベンチマークになっている超人気モデルでもある。現行型の搭載するパワーユ ニットは420psという強大なパワーを叩き出す世界屈指の4リッターV8。取り上げた個体は走行5000kmで848万円! たぶんデモカーとして使われていた車両だろう。使用感はまったくないから、新車価格の1013万円を考えると大穴度は非常に高い。420psを6段MTで 操りたいという硬派な方にお勧めしたい物件だ。
名鉄AUTO BMW Premium Selection長久手
0561-65-0700

第3位

E55 AMG  
¥6,200,000
不滅の人気を誇るコンプリートカーの代名詞
 メルセデス・ベンツ EクラスをベースにしたコンプリートカーのE55AMG。搭載されるスーパーチャージャー付き5.5リッターV8が476ps・71.4mkgという圧倒 的なパワーとトルクを叩き出す超弩級のスーパーセダンだ。2006年のマイナーチェンジで6.3リッターV8の自然吸気ユニットに換装され、現在はE63 となっているものの、E55の人気はいまも衰えることはない。新車価格の1220万円と高い人気を考えれば、この物件の620万円は買い得!ぜひ、チェッ クしてほしい。
メルセデス・ベンツ浜松和田サーティファイドカーセンター
053-469-2553
 

2009年04月06日

今週の大穴グルマ スポーツカー編 ロードスター特集

今週の大穴グルマランキング

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第1位

BMW Z4 2.2i 
¥2,280,000
ロードスターの入門編に好適!
 桜前線が首都圏を通過していよいよ本格的な春がやってきた。で、クルマ好きにとってこの季節にハズせない楽しみといえば、オープンエア・モータリングだろう。ゆったり走るもよし、ストイックに峠道を飛ばすのもいい。とにかく「やっぱりクルマは楽しい」と思わせる理屈抜きの魅力に溢れている。今回の大穴グルマは、まさにいまが旬の2シーター・オープン「ロードスター」を特集してみよう。
1位を獲得したのは、BMWの人気ロードスター“Z4”だ。導入されてすでに6年余りが経過しているモデルだから、趣味性の強いスポーツカーにしては認定中古車の流通量も多く「探しやすい定番のロードスター」と言っていいだろう。正規ディーラーには、ボディカラーやパワーユニット、装備などを自由に選べるだけの数が揃っている。最も流通量が多いのは2.5リッター直6の2.5i、次いで3リッター直6を積む3.0iだ。で、認定中古車.comが大穴グルマとして注目したのは、2003年から約2年半しか導入されていなかったZ4の末っ子・2.2リッター直6を搭載する2.2iだ。2006年のマイナーチェンジの際にカタログから落ちているので前期型しか存在しないわけだが、非常に買い得感が高いから注目してほしい。なんと、200万円前後が認定中古車の平均価格帯になっているのである。前期型でも2.5i/3.0iは250万円?300万円、後期型になると両者とも300万円中盤付近のプライスタグを付ける個体が多くなる。大穴度の高い2.2iは、「ロードスターは初めて」「セカンドカーだからそんなに贅沢はできない」という方にピッタリの入門モデルなのである。
170psを発揮するストレートシックスは決して非力なユニットではなく、1380kgのボディをスムーズに軽々と加速させる実力を持つ。3.0iより格段に鼻先が軽いから、むしろワインディングロードではロードスター本来の楽しみを味わえるのだ。特に、意識的に高回転を使って走らせれば「手に入れてよかった」と思わせてくれるはず。それは、オーナーにとって至福の時となるだろう。
取り上げた物件は228万円。セカンドカーとしても買いやすい価格帯だ。しかも走行距離は1.4万km。ぜひ、チェックしていただきたい。
BMW Z4とはこんなクルマ

Z3の後継モデルとしてZ4が上陸したのは2003年。ロングノーズ・ショートデッキという基本的なデザイン・コンセプトは先代より継承しているものの、新世代BMWのエクステリア・デザインと上質なインテリアを採用しているのがトピックだ。BMWは当時、プレミアム・セグメントに移行した新しいロードスターだと強調した。実際、Z3と比較するとボディの剛性感やシャシーのクオリティなどはレベルが数段上だ。特に捻れ剛性値はZ3の3倍近くに向上しているという。この頁の主役2.2iは、2.5i/3.0iより半年ほど遅れて2003年10月に導入されている。ところが2006年にマイナーチェンジが実施された際、カタログから姿を消した。認定中古車は、2.5iに比べるとグッと少なくなるものの、ボディカラーを選べるだけの流通量はあるからじっくり探していただきたい。
Z4 2.2i ★全長×全幅×全高 4100×1780×1285mm ★車重1380kg ★エンジン 2.2リッター直6DOHC ★最高出力/最大トルク 170ps/21.4mkg ★トランスミッション 5段AT ★新車価格 417万9000円

BMW Premium Selection愛媛
089-905-0050

第2位

AMG SLK55 AMG  
¥5,400,000
360psの超弩級ロードスター
 電動開閉式のバリオルーフによって、オープンカーとクーペを使い分けることができるメルセデス・ベンツのSLKをベースにAMGがモディファイを施したスーパー・ロードスターがSLK55 AMG。搭載される5.5リッターV8ユニットが叩き出すパワーとトルクは360ps/52.0mkg! まさに異次元のオープン走行を楽しめるハイパフォーマンス・モデルだ。初期型の新車価格は959万7000円だが、取り上げた物件が掲げるのは540万円のプライスボード! 狙い目だ。
メルセデス・ベンツつくば 下館中古車センター
0296-21-0600

第3位

PORSCHE BOXSTER  
¥4,750,000
走行5000kmの現行型ボクスターが400万円台で登場!
 鮮やかなイエロー・ボディがスタイリッシュでスポーティな雰囲気を醸す「いい感じ」のポルシェ・ボクスターを紹介しよう。何と言ってもこの物件のポイントはトランスミッションにある。稀少なマニュアル仕様なのだ。ゆえに、走行5000kmのビカモンながら、相場より若干低めの475万円というプライスタグが付く。「ロードスターはMTこそ本来の姿」と信じる硬派なクルマ好きにぜひおススメしたい。
ポルシェセンター京都
075-691-1621
 

2009年05月01日

今週の大穴グルマ スポーツカー編

今週の大穴グルマランキング

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第1位

BMW Z8
¥ 10,800,000
1080万円は安い!
 今週は2座の高級スポーツカーの中から特に大穴度の高い物件を紹介しよう。クルマ好き垂涎のモデルが揃ったのでぜひチェックしてみてほしい。
さて、満点に近い評価で1位を獲得したのは、BMW史にその名を刻む名車“Z8”である。価格が云々というより、市場に流通するのが非常に珍しい孤高のロードスターだ。さすがに超高級スポーツカーだけあって、そのプライスタグは1080万円! でも、新車価格が1650万円だったことを考えると買い得と言えるし、それだけ「価値」のある特別なクルマと断言していいだろう。
ご存じのとおり、Z8は1955年にリリースされた“507”の復刻版だ。クリス・バングルが陣頭指揮をとったそのスタイリングは、クラシカルなロードスターの定石どおり、ロングノーズ・ショートデッキに、丸みを帯びたテールラインが特徴。とにかく時を忘れ見とれてしまうほどセクシーなボディを持つ。ただしスタイリングとは異なり中身は最先端の技術が詰まっている。BMWの量産車として、初めてアルミスペースフレーム工法を取り入れたのが最大のトピック。また、フロントアクスルを支えるサブフレームやリヤのマルチリンク・サスペンションなどもアルミ製となり、各種電子デバイスも充実している。
ところで動力性能が気になる方も多いだろう。全長4400mm・車重1630kgのコンパクトなボディに5リッターV8を押し込んでいるのだから期待を裏切らない「速さ」を持っていることは間違いない。このV8はM5にも搭載されている名機。400ps/51.0mkgの強大なパワーとトルクを叩き出すが、ただ速いだけではなく、スムーズさとパンチ力、そして扱いやすさを高次元でマッチングさせて一般のドライバーでも存分に“踏める”ようにしっかり調教されているのだ。決してじゃじゃ馬ではないし、回転フィールに奥深いビート感を持っているのが真骨頂。大人のクルマ好きを虜にしてしまう魅力、いや魔力を持っていると言っても過言ではない。しかもこの名機をMTで操縦できる! これってすごく幸せなことなのである。
スペースの都合で掲載できないのが残念だが、エクステリアと同様にインテリアも実にいい雰囲気を醸しているのもZ8のポイント。取り上げた物件はツートーンのレザーシート(赤と黒)でアナザーワールドを演出している。とにかくぜひ実車を見ていただきたい。1080万円は安い!
BMW Z8とはこんなクルマ

映画『007』のボンドカーとしても登場して話題を集めたBMWのラグジュアリー・ロードスター“Z8”。日本で予約受付が開始されたのは1999年のこと。その美しいスタイリングの基本になっているのは1955年にリリースされた“507”だ。その復刻版と考えていいだろう。ただし、クラシカルなボディの中身は当時の最新技術が詰まっていて、アルミスペースフレーム工法を採用して、且つフレームやボディもほとんどがアルミ製となるほか、最新の電子デバイスを満載。また、今ではお馴染みとなっているランフラット・タイヤを初めて採用したのもZ8だった。搭載される5リッターV8とゲトラク製の6段MTはM5の高性能ユニットをコンバートしたものだ。桁外れの動力性能を持っていることは言うまでもないが、スムーズでパワーバンドが広く、エンジンマナーが非常にジェントルなのが特徴。究極の趣味グルマと言っても過言ではないだろう。正規ディーラーの展示場を飾ることが奇跡と言っていいほどの稀少車。
★全長×全幅×全高 4400×1830×1315mm ★車重1630kg ★エンジン 5リッターV8DOHC ★最高出力/最大トルク 400ps/51.0mkg ★トランスミッション 6段MT ★新車価格 1650万円

BMW Premium Selection 杉並
03-5307-5781

第2位

Audi R8 4.2FSI Quattro
¥ 13,900,000
探しやすくなったアウディのスーパーカー
 アウディ製スポーツカーの頂点に君臨する“R8”。新車の販売台数が非常に少ない1700万円のスーパーカーだが、都市部のディーラーを中心に認定中古車が流通しているので注目だ。相場は1300万円-1500万円前後で推移していて、走行距離によっては1200万円台でも見つけることができるだろう。取り上げた物件は1390万円。もちろん決して安くはないが、超弩級のミドエンジンスポーツを味わう代価として考えれば安い!?。
Audi Approved 世田谷
03-5752-4455

第3位

PORSCHE Cayman
¥ 5,980,000
ほとんど新車のケイマン!
 ようやく中古車価格が落ち着いてきたポルシェ・ケイマン。この物件は相場の上限付近に位置するものの、走行距離は僅か1000km! もちろん使用感はまったくないから限りなく新車に近い。しかも、スポーツパッケージや19インチのアルミホイールなど高価なオプションを満載しているので新車価格は750万円くらいに達していたはず。それを考えると安い! 特にフラットシックスをMTで操りたい方にとってはこれぞ大穴物件!
ポルシェセンター宇都宮 認定中古車ギャラリー
028-684-2131

 

2009年07月10日

今週の大穴グルマ ロードスター編

今週の大穴グルマランキング

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認定中古車.comの人気コンテンツ『今週の大穴グルマランキング』は、今回からご覧のように体裁を若干変更してお届けしたい。これまでのランキング方式を進化させて、同タイプに属するクルマを3つのカテゴリーにセグメントし、それぞれ認定中古車.comが推奨する認定中古車をズバリ1台ずつ紹介する。まずは3つの「賞」の選考基準を説明しておこう。
■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離の少ないデビューから間もない個体が一般の中古車店には流通しない傾向にあるのでぜひチェックいただきたい。
つまり、『大穴グルマ』とはプライスボードに並ぶ数字だけが評価基準ではないということだ。認定中古車をあらゆる角度から考察して『大穴』を探し当てれば、クルマ選びをより楽しむことができるし、購入した後に後悔することもないだろう。
今週は、春・秋の季節モノと呼ばれる2座オープンカーの特集だ。クルマも季節をハズせば安く買えるのは服と同様。夏に購入するのが賢い買い方なのである。

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2009年08月19日

今週の大穴グルマ スポーツカー編

今週の大穴グルマランキング

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先週の大穴グルマは金融危機の影響を受けて僅か1年ほどの間に相場が急降下したLセグメントカーを取り上げた。今回も同様にいまが底値の様相を呈するスポーツカーの特集をお届けしよう。クルマとしての価値が非常に高いレベルにあるクルマが揃ったので、ガレージの奥にそっとしまっておいて、たまの休日にこっそり楽しむ“お忍びグルマ”として検討する価値は大いにある。日常生活に必要なクルマではないスポーツカー。だからこそ選ばれた幸運な人にしか乗れないのもスポーツカーなのだ。「クルマを楽しめない人生なんて味気ない」、スポーツカーを選ぶ理由はどんな時代になってもそこにある。

■グッドプライス賞:年式・走行距離・コンディション・オプション装備・ボディカラーなどのバランスを総合的に考察して、特に「買い得!」と評価した物件。「今週の総合力NO.1」と考えていい。
■イマがチャンス賞:最近になり相場が特に下がっているモデルのなかから注目物件を選考。世界屈指のスペシャリティカーが多いのがチェック・ポイント。
■エンスー賞:デビューから間もない、または逆に先代・先々代モデル、さらに新車の登録台数が極端に少ないモデルなど、希少性の高い物件を紹介。古めのモデルは信頼と安心の認定中古車の価値が際立つことは言うまでもないけれど、最近は走行距離が少なくデビューから間もない個体も一般の中古車店には流通しない傾向にあるので要チェック。

 

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About スポーツカー編

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