最近の若者はと、こぼすのは年配者の常。私も若い頃は、年配者を疎ましく思うときがありました。
社会は、大量消費の時代からエコロジカルな時代そして、リサイクルの時代へと変化しています。日々取り残されないようにニュースなど注意しています。
しかし、変わるものと変わらないものがあるのも事実ではありませんか。
仕事柄にかこつけて、日々クルマでの生活をしています。その為電車に乗るのは地方へ出張するときばかりで通勤電車の混雑に対する実感が薄れていた私でした。
それはある朝、都合で横浜から東京に向かって東海道線の通勤電車に乗ったときです。
久しぶりの通勤電車(9時を過ぎておりラッシュアワーはとっくに過ぎていました)、ひとあし違いで座れずに、つり革につかまって窓の景色を眺めていました。隣には身奇麗な女性が立ち、やはりつり革につかまりました。
走り出してしばらくすると「ゴソゴソ、ごそごそ」と、音がしてなにやら甘い匂いがしてきました。
私は、そちらに振り向き、驚きました!単にびっくりしたのです。
先ほど身奇麗な女性だなと思っていた人が、ハンドバックを肘にかけて手にはメロンパンを持ってかじりついていました!それも堂々としていて周囲を気にするのはこちらのほうでした。色々な事情があってやむなく通勤電車の中でパンを食べる状況になったのだろうと思います。しかし、本当に通勤電車の車内で立ったままパンにかじりついて良いのでしょうか?
社会の常識がどのようであるのかはともかく、自分の家族がそのような事をしないことを祈るばかりでした。
派手に見える外国車販売の私たちですが、常識的に過ごしているのを少しでも判っていただければ幸いです。では、バトンタッチします。
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