今から数年前のことになりますが、ミニのイベントを取材した際に、なにやら人だかりができている一角があったので覗いてみたら『ロッカーカバー・カー・レース(タペットカバー・レース)』が開催されていました。
ロッカーカバー・カー・レースとは、エンジンのロッカーアームを覆っているカバー(ロッカーカバーと呼ばれたり、タペットカバーと呼ばれたりします)に車輪を付け、下り坂のコース(レース・ボード)を転がして競走するという、なにやら楽しげなゲームです。
ルールは単純明快で、レース・ボードの上から2台同時にスタートし、先にゴールしたロッカーカバー・カーが勝ちとなります。
ロッカーカバー・カーには車検が存在し、レース・ボード(坂の部分&平面の部分)の長さもレギュレーションで決まっているみたいなので、きっと、マシン作りのセンスが勝敗を左右するのでしょうね。