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日本自動車博物館にて気になったクルマたち。その2:国産車編。

 

◎コニー・グッピー:愛知機械工業がスクーターと軽乗用車の間を埋めるために1961年にリリースした軽商用車(ピックアップトラック)。現車は1962年式(各車のナンバープレートを見ると年式が記されています)。

 

◎フライング・フェザー:日産の下請けでダットサン車のボディを製作していた住江製作所が1954年4月に発表したサイクルカー的要素が極めて強い軽自動車。5年間の構想、試作期間を経て発表されたが、1954年9月に改定された新しい道交法上での軽自動車規格に準じた設計となっていた。

 

◎フジ・キャビン(1956年式):1955年に製作された、日本では数少ない本格的かつ革新的なキャビンスクーター。設計を担当したのは、フライング・フェザーを手がけたことでも有名な富谷龍一氏だった。

 

◎コニリオ クーペ(ナンバープレートは1967年式と記されているが1968年式):ホンダ S600/S800をベースとして造られたレーシングカー。1969年に開催された日本グランプリのクラスⅠで1位、2位を獲得し、マカオグランプリにも出場した。展示車はオープンボディにキャビンを取り付けたもので、たった一台しか製作されていない大変稀少なモノ。