先日、ティーポ・オーバーヒート・ミーティング2011内での同乗試乗会で使用するために、みんなで運転を交代しながら厚木から岡山まで頑張って陸送したKTM X-Bow(クロスボウ)が返却前の数日間我が家に滞在しました(往路だけでなく、復路の岡山→東京も、もちろん、自走です!)。
このクルマ、シートがボディに固定されている、というかボディの一部がシートを兼ねているので、前後にスライドさせることができません。ちなみに、樹脂製シートの上に薄いアンコが載っていますが、クッション機能はあまり期待できません。ということで、アクセル/ブレーキ/クラッチ・ペダルをスライドさせ、最適なポジションを作ります。
ギアシフトは、ごく普通のHパターン。ウインカースイッチなどは、ステアリングホイール内に集約されています。この部分には照明が内蔵されていないので、夜はウインカーを出すだけでひと苦労です。速度やエンジン回転数などのインフォメーションは、シフトノブの上にあるメーター(モニター)にデジタル表示されます。
でも、実は非常に運転しやすいので、MT仕様のクルマを運転できる方であれば誰でも気軽にドライブできます。ただし、フルフェイスのヘルメットが必需品なので、その点だけが問題ですかね。私は帰宅時に自宅の近所でもヘルメットを被っていたので、駅前交番のおまわりさんがビビッテおりました。面白かったです。