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今昔物語は終りを告げた。

今、思い返せばそれは1974年の事でした。六本木のポルシェショールームへ911S(2.4L)を見に行き、そのプライスタッグにため息をついたものでした。当時乗っていったのはスカイラインGTX HTという流行のクルマでしたがポルシェは約5倍のプライスでした。

それから四半世紀、やはりポルシェは特別な車です。価格もそうですが、オーダーしてからほぼ1年待ち、いつ頃納車になるかはセールスに聞いても正確には返事が出来ないような状況が続いていましたね。

 

 

「スポーツカーという名前から受ける印象で、いまだに良く壊れるって言われるんです」困った顔をしてお話してくださるポルシェセンター名古屋の酒井明副社長は根っからのポルシェ人。ほぼ30年をポルシェと共に歩んだその含蓄にある言葉にいちいちうなずいてしまう。

今回の「MyLife MyPorsche」企画ページ内に開示してくれている車輌は彼らのストックヤードにあるので、非常に早い納車が可能ですと言われると、あっ時代が変わった、とつい口に出してしまいます。今までポルシェを販売する会社がここまで自社の情報開示をしたでしょうか?少なくともコチラの会社は先へ先へと走り出しているのです。

それは酒井明副社長自ら語り始めた言葉で明らかになりました。

「今までポルシェはお客様に買いに来ていただいていました。しかしこれからはお客様のところへ買ってもらいに行く時代です。特に私たちの商圏である愛知県・岐阜県というところは山を控えていて冬には雪が積もる所から名古屋市内へ通勤される方も数多くいらっしゃいます。

この付近はトヨタ自動車の本拠地があるからなのかは判りませんが、高速道路網が特に素晴らしく整備されているのでスポーツカー天国といってもいいかもしれません。

そのようなインフラが整っている地だからこそ、スポーツカーであるポルシェの良さを知ってもらい皆さんにポルシェは毎日乗って楽しめるスポーツカーであること、買い物に乗っていくような用途でも何の問題も無く、そして殆ど壊れません。これを知っていただく為にモニターキャンペーンを実施します。買っていただくためには良く知っていただかなくてはなりません。モニターキャンペーンによってより多くの方々の口コミでポルシェを広めたいと思っています。」

自動車産業の構造は世間のニュースになるほど保守的です。その中にあってこのような画期的な試みは大英断だと思います。メディアに携わる一人として素晴らしい決断に敬意を表します。

自動車のバックボーンは揺るぎませんが、時代と共に自動車と社会の関係は進化していくのですね。

地域限定モニターキャンペーン、詳しくはコチラをご覧下さい。

   

 

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