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VW GOLF Variant TSI Comfortlineを試した。

暫く触れていなかったVW、チャンスを頂いて試乗に連れ出した

正式名称は「VW GOLF Variant TSI Comfortline」、1.4L エンジンは直列4気筒直噴DOHCインタークーラー付きターボ+スーパーチャージャーで武装し、160PS/24.5kgmを発生し全長4.565mm、全幅1.785mm/全高1.530mmのボディをぐいぐい加速します。車輌本体価格308万円(消費税込み)、この車輌にはHDD NAVIシステムとETCそして電動パノラマスライディングルーフが装着されていました。

この車輌は平成20年9月登録、走行12,500キロと、高年式の認定中古車にありそうなスペックですが、実はメーカーの広報車です。そのため値段はつきませんが、ワンオーナーと呼ばれる車輌に比べて不特定多数のジャーナリストが乗りますので条件はかなりきつい日々を送っているはずです。

 

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 7速を持つDSG(奇数段と偶数段を受け持つクラッチが個別にあるため、シフトアップ・シフトダウン時の時間が短縮されそのショックもかなり少なくなっています)そのシフトの様子はとても自身では出来ない速さです。

ワゴンとしては特別大きなサイズではありませんが一般的な使用条件ではまず困らないだけのスペースが確保されており、今月の後半は高原のお家に行ってきます!と言うような用途にも何一つ積み残さないスペースユーティティは自慢できます。

運転席に座ってみれば昔から知っているVWファミリーの思い出をたどると納得できる景色ですが、手に触れる部分やシートの張り加減がぐっと現代的になって素晴らしい進化を感じます。

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 あまり目にする事のないエンジンルームには最近の例に漏れずカバーされ、ボンネットを開けても整然としている様子は少々寂しい感じです。

とはいえ、インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー「ベストニューエンジン賞2006」受賞を皮切りに、今年はついに「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2009」で、「大賞」と「グリーンエンジンオブザイヤー」を受賞。「1.0L-1.4Lクラス」も4年連続受賞(2006~2009)、そして2008年次RJCカーオブザイヤー、「2008年次RJC テクノロジーオブザイヤー」を受賞したTSIユニットがDSGトランスミッションと共に潜んでいます。

本当に普段の用途に使った58.7キロを7.15Lのハイオクで走り純粋な街乗り燃費は8.07キロでした。これだけ条件の悪い使い方でのボトム値と考えられるのがこの数字、今度は週末に連れ出して1000円の高速道路料金で最高値を試してみたいと思います。 

写真が上手く取れなかったので残念ですが、メーターパネルは夜になるとオレンジ色とブルーに近い白のコントラストがナイトクルージングに誘います。

二泊三日を共にしたこの車輌ですが、1万キロ以上を走った9月登録の車輌とはとても思えないほどのコンディションです。

これはこんな事では、やれない証拠でしょう。永いお付き合いが期待できます。

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