前回のお話は、一般の人々はセイジカの先生達が思うほどバカじゃないですよというお話。
今回は、その続きです。。。まぁ話は多少変わりますが。。。
わが社は、一昔前は車屋銀座と呼ばれた東京の環状八号線(通称カンパチ)付近にあります。
大分少なくはなりましたが、まだまだ輸入車販売をしているお店が軒を並べています。
近所に1件、べらぼうに安いプライスタグを掲げた車を展示しているお店があります。
正規ディーラーの認定中古車価格と比較すると約半額ほどの値段です。非常に安い。
その展示車輌のラインナップは、イカツイ外車ではなく、若者や輸入車なんて贅沢!と思っていた人でも「かわいいし、サイズも手ごろだし乗ってみたい。」と思うような車種です。そして、そのセグメントの中古の国産車と比べることが出来るような、むしろ安いくらいの夢のある価格設定になっています。
事務所でその話をスタッフにすると、「それって残価設定でしょ?」と教えられた。
あぁ・・・な・る・ほ・ど…
残価設定ローンとは、さまざまな場合がありますが、ひとつ例に簡単に言うと3年後の下取り価格を予め設定し、その金額を引いた金額でローンを組むプログラムで、考え方とライフスタイルさえ合えば非常にお得で効率的な購入方法として、当サイトでも度々紹介しています。
しかし、残価を抜いた金額は、販売価格ではありません。
あくまでも残価は、将来を予想して設定される金額なので、結果的に多少変わることもあります。
その場合、3年後のローン終了時に差額を含め清算など次のステップの手続きが必要になります。
僕らのように、日々多くの自動車情報を目にしているも者にとっては、「なんだかおかしい?」と思うことも、一般の方々は「おっ!安いじゃん!」「良いじゃん!!」と思ってしまうのではないでしょうか?
前回書いた育児や日々の生活のことであれば、主婦や普通の人にだって冷静に判断できることも、「クルマを買う」というような何年かに一度のような事柄であれば正しい判断を誤るときもあるかもしれません。しかし、逆を言えば何年かに一度の事だから失敗は許されないのです。
そんなときに、人々を惑わすような表現ってどうなんでしょう?
そういう時だからこそ、誰にでも分かる説明や表現が必要なんじゃないでしょうか?
もどりもどって。。。。結局、政治もそうですよね。
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