話は変わるような変わらないような感じですが、我が愛車の自慢の一つは45年前の車体、それも実用車でありながら、ほぼオリジナルのパーツ、それも工場を出た時ついていたものがそのまま残っている点で、ボディにリベット留めされたフロントのカーテンレールもそうですが、そこに付いている樹脂製のランナーが全て残っていた点です。

まぁ樹脂なので、経年劣化でそのうち割れてしまうこともあるかもしれませんが、このサイズのランナーは有るところには有るようですが、僕は未だ売っているところを見たことがありません。

あとそれ絡みで言えば、写真にも写っているカーテンをまとめるためのビニール製のタッセル（ベルト）。これも当時モノのオリジナルです。まぁどーでもいいような物ですが、キャンパー用のキャビネットやその他の大物と違って中古などで探すことがほぼ不可能な小物なので、好きな人にはこういうどーでもいい物がちゃんとあることが意外と重要なポイントだったりします。

・・・とひと通りの自慢ぽい事を書きながら全く伝わってないだろうなぁ～と自分自身苦笑いしております。

話は変わってTWINGOレポートでお伝えした通り、2年半ほどお世話になったTWINGOは無事に返却してきました。

その間、QSもGTも乗りましたが、その他のレポート者がMTは運転できないとか、ATでないと都内の移動は辛いとか言う要望もあり、後半はほぼ僕がGT（MT)の担当をしていました。普段快適さを多少犠牲にしてもこだわりのクルマに乗る身としては、それほどこだわりのないクルマや普段の足くらいは楽なものに乗りたいし、一応僕も都内を移動しているわけで・・・などと思っていましたが、どうやら周りからはマニュアル車が好きなんじゃないかとの誤解すら受けていてちょっと迷惑（困惑）しています。。。まぁ嫌いじゃないですけどね。

そんなこんなで今、仕事用の足がない状態なのですが、「クルマ好きオヤジのsmart diary」でレポート中の赤スマート（450ブラバス）を一時的にお借りしています。

このクルマ、担当者というか持ち主はイタくお気に入りの秘蔵っ子なのですが、その良さが周りには全く伝わっていないという悲運のクルマ。そして、オーナーが熱い思いを語れば語るほど周りは引いていくという、田舎の深夜のファミレスなどで走り屋カップル数組がたむろしながら車談義に花を咲かしている時一緒にいるクルマに興味のない彼女のような気分な訳です。

これがベーシックなモデルであればもうちょっと違ったのかもしれません。

ただ、初期型スマートブラバスで赤のロードスター。世界的にも多分希少だし所有者の満足度は高いかもしれません。それに、乗ればちゃんとチューニングされていることも分かるし、なにより楽しい。。。興味のない人が足に使うには単に乗り心地の悪いウルサくて派手なクルマになっちゃうので非常にもったいない話ですが。

そして今回お借りした際に、以前借りた時からのアップデート点としてスマートレポにも以前書かれていましたがエンジンスタートがプッシュボタンに変更されているのでそれのレクチャーなどを簡単に受けました。

以前レポートを読んだ際には、なんて無駄な事をと正直ちょっと思ったのですが、今回数日乗ってみて、このプッシュボタン、なんてことはないのですがオーナーのマンドク度が凄く上がるのがなんとなくわかりました。

こういうモノって気分が大切なんですよねきっと。当時のレポートではリモコンキーのキー部分が不要になってスッキリなどと実用面も書かれていましたが、そんなことは二の次で、乗り込んでシルバーのボタンをプッシュ、リヤから野太いブラバスサウンドが聞こえてくるだけで、ニタァ～と。。。僕はしませんけどオーナーならしてもしようがないだろうなぁ思ったわけです。

なぜなら、我が愛車VW Type2のカーテンレール一つで熱く語ってしまう僕だからです。まぁ方向性は全く違いますが、やっぱりなんだか分かるような気がするのです。と言っても、気持ちが分かるだけですけどね。

と、なんだか長々書いていますがお盆前で仕事が押していて、またまた本日作業をしています。ブログ書くことで現実逃避をしているのですが。。。今の作業環境で最大に悲しいのは・・・オリンピックが見れないこと・・・orz

我が社は未だに地デジ化していません。。。。予定も無いですが。