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スースーします。

この週末ムスコと床屋へ行って来ました。
 
ムスコの髪型については彼が小さい頃から妻は「いっそボーズに!」と、僕は「髪が硬くなるからあまり短くしないほうが〜」と意見が割れており、自分が15〜6歳のころ2度ほどボーズにしたことがあり急激に髪質が変わった経験から今までは頑なにムスコを極端な短髪にしないようにしていました。
あと数年で思春期に突入という我がムスコのおでこに、やたらと吹き出物ができるようになり、コレはもうおでこに髪の毛がかからないような髪型にするしか無いなと今回は理容師さんに、「後と横は長めに刈り上げて、上と前はスポーツ刈りが伸びたくらいの感じで、あまり短か過ぎないように」とお願いした。
 
自分も切る順番になりいつものように「後と横は高めに刈りあげて〜」といつものように伝えました。
 
ここの床屋さんは、理容師が5人ほどいて、指名をしなければ空いている人が担当になります。
 
僕は特にこだわりもないし、多少思い通りにならなくてもひと月も経てば髪の毛も伸びてくるしとあまりきにしていませんでした。
 
それに、ほとんどの理容師の方は、「こいつこの程度の説明ってことは、まぁこだわりはその程度でそこそこ上手くまとめておけばいいんだろうな。」と思うようで「じゃぁそれなりに」などと言いながら、何回かの途中確認をしながら切っていくのですが、今回はちょっと違いました。
 
こちらは確かに「全体的に短めに」と伝えたのですが、あ〜だこ〜だと聞いてきて、それに明確に答えられないと(まぁ適当にうまくやってくれれば良いって程度にしか考えてなかったので答えられないのですが)イラっとしてきて、それがこちらにもわかったので途中からは僕も「それで良いです」しか言わなくなっていました。
 
切り上がってみたら、近年稀に見る短髪姿に・・・あれ?確か短めにとは言ったけど短くとは言わなかったと思うんだけど。。。。
この、「短め」っていうのは、長い短いで言えば、どちらかと言えば短い寄りって意味だと思うんだけどなぁ。とまぁ、今回はあまり釈然としないまま床屋を後にしたのでした。(どうせそのうち伸びるからいいんですけどね)
 
先日、我が社の社長のオリエンテーションを聞いていて、勢いで説明をしているけどど~にも全体の流れで分からないところがあり、一つづつ聞いていた所、「なんでこんな簡単なことも解らないんだ!」と言われ「それはこちらの頭が悪いからでしょう」とつまらない返しをしてしまったことがありました。
 
このどこがつまらないかというと、そんなことを言った所で、解らないものが解るわけでもなく、言った方も言われた方も気分が悪いというとこです。
 
しかし、「なんでこんな簡単なことも解らないんだ!」という事の理由を考えてみれば、答えは2つしか無くて、説明が悪いか聞いている方の理解力が足りないか?しか無いわけで、なんで解らないんだ!と言った方は自分に非がないと思っているので言われた方の気持ちなど関係なしにそんなことを言うわけです。
 
さて、コミニュケーションの難しいところは、伝える側が一層の努力が必要だという点です。
 
プロモーションなど広告活動では当然のことですが、全く興味が無い人に少しでも興味を持ってもらったりする必要があったりするからです。
 
ただ聞く側が歩み寄ればお互いのコンセンサスは早くなります。
 
なぜ「なんでこんな簡単なことも解らないんだ!」と言った社長の真意はよく分からないけど、解らないことを解らないままウヤムヤに仕事を進めても間違っていれば2度手間3度手間になる訳で、そんな気分の悪いことを言われたところで黙って聞いておけばよかったのか?とも思ったりしました。
 
で、なんでこんなつまらん話を長々書いているかというと、今回の床屋の一件は、ちゃんと説明出来なかった自分に問題があったのか!と改めて思った次第です。。。まぁどうせ髪の毛なんて伸びるからいいんだけどね。