慣れてきた所で、ペラペラ〜っとマニュアルを見たりして、「おぉ！こんな装備が！」などと感動したりしたのですが、その中の一つヘッドアップディスプレーなるもので、メーターナセルの上部奥から半透明の液晶パネルがニョキっとせり出し、スピードとクルコンの情報を表示。運転中も視界を動かさなくても情報を確認できます。似たような機能を装備した車は以前からありましたが、自分で運転して使ったのは初めてで、はじめは「スター・トレック？ガンダム？」などと感動しましたが、それよりも実に便利であることに後からジワリと感動したりしました。

通常のメーターもアナログベースである点も好みだし「これが本当にマイカーだったら、なんて贅沢なことよ！」と思ったのでした。

他にも、状況に合わせてHiLowが自動に切り替わるインテリジェントハイビームやランバーサポートが細かく調整できるシートヒーター付きの本革シートなど「なんとブルジョワ！」と身の程に合わない508に一喜一憂したりもしてます。

そんなこんなで着実に距離も伸びていて、150km以下だったオドも600kmをちょい超えたあたりです。

・・・・とまぁ、今のプジョーにおいて紛れも無いフラッグシップなのですが、ちょっとだけ不思議なことがあります。

それは・・・・

時計がない！（コレが意外に不便！）

代わりと言ってはなんですが、純正ナビ画面の端っこに小さく時間が表示されるので、「これがこの車の時計です！」と言えなくもないですが、ハンズフリーで通話中など、画面によってはそれすらも表示されないので、車に時計がないってのが意外に不便だ！って言うことにも今回気がついてしまいました。

しかし、さまざまな豪華便利機能満載なのになぜに時計が？と考えていたのですが、アレですかねぇ〜！この辺りの高級車のオーナーになる方の腕にはそれ相応のものが巻かれていたりすので、「車に時計がないなんて！」なんて思ってる段階で庶民ってことなのかな？などと思ったり・・・

しかしこのクルマが400万以内で買えるなんて・・・・認定中古車だったら200万円台からあるし、そう考えると時計が無いくらい小さいことなのかもしれません。時計はやっぱり欲しいけどね。