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今こそ乗っておくべきクルマ

最近、エコカー関連のニュースで古い車をEV化するというのを幾つか見ました。

古い車の生き残る一つの方法として「そんな手もあるんだ」とは思いましたが、僕自身はいま一つ魅力を感じることはできませんでした。

クルマは、見た目のデザインもさることながら、エンジン・サスペンションなどすべてが一体となってその車の個性となっているので、カタチだけエンスーなクルマではあんまり意味がないのではないかと思っているからです。

それなら潔くEVの為の性能を発揮できるデザインにしたほうが「らしく」て良いと思うのです。

とは言っても、1960年代くらいの国産車ともなれば、ボディはある程度修復できてもエンジンやミッションなどはパーツも少なく、ヨタハチあたりのクルマなんかだったら、「それもありかもね」と思うところもあります。

ガソリンの高騰や、世情の変化などから一昔前のクルマに乗ることが難しくなってきています。

しかし、クルマ好きなら「一生のうちに一度は乗っておきたいクルマ」というのが幾つかあると思います。

僕にとってそのうちの1台が今乗っている1967年のVW TYPE2 ウェストファリアでした。
物は古くなると、だんだんと数も減ってくるので「手に入れるのなら今が最後のチャンスかも」と思い購入を決断しました。

結局大金を払えば大概のものは手に入りますが、でも数が減ればだんだんと値段も上がってくるし、程度の良い物も少なくなってくる。そんなこんなで、現実的には価格が自分の価値観に合わなければ購入することは難しいし、タイミングを逃したら一生乗ることは出来ないかもしれません。

僕には、他にも幾つかそんなクルマがあります。

例えばPORSCHE914。

僕が子供のころは、ワーゲンポルシェと呼ばれ、結構迫害されてました。一頃は非常に安価でそこそこの程度の物が手に入れることができましたが、今となっては、台数も少なく、程度の良い個体を探すことが難しい1台です。

今気になっているのは、60年~70年代のマッスル系アメ車です。

現実問題、TYPE2で手いっぱいなので無理ですが、エコ化が進んだ今となっては、2度とあんなクルマは作られないだろうし、ハイオクが150円位の今ならまだなんとか乗ることができそうですが、このもうちょっと先になったら無理かもしれません。

1台ですべてを賄うことはできないけど、週末にちょっと楽しむ位ならまだできそうです。

そう考えると、クルマ好きなら「いまじゃないと乗れないクルマ」って言うのを手に入れてみるのはいかがですか?

 

 シボレー コルベット C2-Garage ENZO

名車館で見つけた1台。67年のC2コンバチ。たまらんです。

あと、最近のクルマではフォルクスワーゲンW12エンジン。これももうこんなエンジン積んだクルマでてこないんでしょうね。

VW トゥアレグ W12 -フォルクスワーゲン相模原橋本

 

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