1967年式、いわゆる「段付き」というヤツです。

1600cc のジュリアスプリントGTの廉価版として待ち望まれてデビューした1台です。

心臓部は2基のツインチョーク・ウェバーで89PS／6000rpmという、ジュリエッタ時代のベローチェに相当するパワーを持ち、当時はまだ少なかった5速MTが組み合わされました。

やはりアルファに赤は美しい。　こんなにしっくりくる車は他にはありませんよね。

廉価版とはいえ本格的な造りと内容で、1300GTジュニアは世界的に大ヒットとなりました。

インテリアはブラック。キレイに手入れされており、非常に良い状態です。

この車、ハンドル位置は左右とも見かけますが、

ブレーキの取りまわしの関係で左右の造りが異なる点がいくつかあります。

ブレーキマスターの位置は左側（左ハンドル側）にあるので、

右Hの場合は単純にブレーキペダルからの距離が長く、

左Hならひとつで前後ブレーキへいくものが、右Hは前後分かれています。

つまりここの修理に倍かかるということらしいです。

そんな違いが多少あるそうで、1300GTジュニアを狙う方は左Hがオススメみたいですよ。

アルファでなくても、左右の違いでハンドルやブレーキの重さが全然違ったりすることはよくありますね。

さてそんな左ハンドルの1300GTジュニア、車検も22年7月まで残って　198万円！

まずは一度見に行ってみましょう。

他にもいろいろ目を奪われてしまうクルマが揃っていましたので、

それはまた次回に・・・。

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