車にとって最も過酷な状況と言えるレースシーン。その第一線で活躍してきたレーシングドライバー井出有治が開発に携わったコーティング剤、それが“スーパーグロス・モーター”だ。過酷な現場を知る彼だからこそ実現した、その性能とは。
固形・液状・スプレー式、様々なワックスやコーティング剤がある中で、いったい何を選べばよいのか?カーショップで悩んだ経験のある方も多いはず。ポイ ントとしてはやはり、艶が出る、長持ちする、作業がラク、といったところ。でもそれらが全て叶うものを見つけるのはなかなか難しい。
「どれかを突出させてどれかを犠牲にすることはしたくなかった。全ての面で満足できる製品にしたかったんです。特にサーキットでは、全てが求められます。」
もともと戦闘機のキャノピーやレーシングカーに使用されることを念頭において開発されたものなので、光沢の維持だけでなく、乱反射防止、帯電防止など、その拘りと求めるレベルは非常に高い。
具体的に言うと、まず、柔軟性のあるレジン(樹脂)を加えた被膜は3層コートになっており、マイナス65℃-250℃までの温度域に対応している。つまり劣化や成分の分解などは起こらず、その被膜は長く維持される。そしてその3層によって、潤滑・光沢・撥水・UVカットに威力を発揮しボディを保護してく れる。
それと最後のポイント、「作業がラク」というのも外せない。今どき、せっかくの休日に汗だくになってワックスがけなんて…。スーパーグロス・モーター は、濡れたボディにも作業が可能。むしろ濡れていたほうがよく伸びるので塗り込みも簡単だそう。そして拭き取りにもポイントが。
「ボディを一周塗り終えたら、そのまま最初に塗ったところから拭き取り始めて大丈夫です。」固形ワックスの場合、ある程度乾燥させてからでないと拭き取れ ないこともあるが、実はその間にもボディに砂や粉塵などが付着し、それを力いっぱい拭き取ることで、ボディを磨いているつもりが傷を付けていることもある のだ。お父さんが必死に綺麗にしている車ほど、ボンネットに丸い磨き傷がたくさんあるもの…。なので、すぐに拭き取れるというのは、作業的にも嬉しいがボ ディにも優しい。そして一度被膜を作ってしまえば、2回目以降はもっと簡単なメンテナンスで十分となる。
また、ガラスやメッキ、ホイールにも使用でき、ゴムモールに付着しても白くなることはないそうなので、一台丸ごとこれ一本でコーティングできてしまう。内装各部の艶出しにも使えそうだ。実際にサーキットでは、ホイールの裏側にも塗布することで、ブレーキダストの汚れが飛び散るのを防ぐそう。
「テスト段階の時からサーキットで使用していたのですが、あまりにも評判が良くて、みんな自分の愛車にも使ってました。なんか減りが早いなと思ったら。(笑)」
まさにプロ仕様と言えるコーティング剤。ボディカラーを選ばないその硬い被膜は、あなたの愛車を守り輝かせてくれる強い味方となってくれそうだ。
コレツィオーネさんのご好意により、テスト用ボトルを一本いただきました。
認定中古車.com編集部で今後、使用レポートする予定です。乞うご期待!
SUPER GLOSS MOTOR
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販売店 COLLEZIONEhttp://www.collezione.co.jp TEL.03-5758-7007 |
井出有治選手が参加する
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