この超プリティ~な車、というか三輪車。
一般の方の知名度はゼロかもしれませんが、旧車好きの方には有名な「メッサーシュミット」です。
大阪はジロン自動車さんのショールームで発見!
なんとも和みます。
メッサーシュミットは、かなりい古くからドイツで航空機・戦闘機を生産していたメーカーでしたが、
戦後は戦闘機の開発ができなくなり、自動車用の小型エンジンを作ったり提供したりしていたようです。
そんな中から生まれたのが、この「KRシリーズ」。
中をのぞくと、なるほどハンドルが飛行機な感じ。 前後に2人乗るのは、まさに戦闘機スタイル。
いや~これで街中を走ったら楽しそうです。
黒いラインのところから、上にガパッと開いて乗り込みます。
初期モデルが「KR175」で、その後進化したものが「KR200」。
空冷2サイクル単気筒で、数字は排気量です。
ほとんどバイクにボディを被せたようなものなので、KR175ではバック機能がなかったのですが、
KR200ではなんとエンジンを一度止めてから逆回転させるという荒業?で、後進が可能です。
1955年にデビューしたKR200は、発売後10ヶ月で1万5千台を販売するほどの大ヒットとなったそうです。
その後は、1964年まで生産されました。
メッサーシュミット、
スペースにも困らない究極のおもちゃですね。
■Messerschmitt KR175 KR200
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