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中古車第三者評価がなぜ必要か?

先日、新聞を読んでいて「中古車の品質、第三者が評価 販売テコ入れへ導入続々」という記事を見つけました。

その記事は、国産メーカー系中古車販売店がAISという第3者機関に車輌の検査を委託しその検査シートを販売車両に掲示を始めたという内容でした。

僕がその記事を読んで思った率直な感想は・・・なんでメーカーの直営店で?と言う疑問でした。

認定中古車.comの情報は、各メーカーまたはインポーターが全世界や全国統一の基準にてクリアーしたものを「認定中古車」として皆さんにご覧いただいているわけですが、全てメーカー・インポーター基準なのです。査定検査機関を客観的だとすれば主観的です。

ここだけを見れば、疑問に思うことも無く第3者機関に委託する方が良いように思いますが、これって根本的な考え方の違いなのか?自分たちの商品に対する思いの違いなのか?普段から何気なく認定中古車に触れている身としては、やっぱり疑問に思わざるをえません。そして考え進めていくうちに、やっぱり中古車と認定中古車は根本的に違うものなんだなぁと改めて思いました。

そもそも、何故そのように第3者による評価が必要なのか?

それは、「中古車」というものの信頼性と販売者の信用に問題があるからに他なりません。

中古車である以上、個体差があるのは当然です。それにより価格などに差が出ることも当然です。

認定中古車の場合、メーカーなど売り手側が全国・全世界統一の基準を設けていて、それにクリアーできなければ販売できないとすれば基準に合うように整備・修理などをし販売する。それが認定中古車です。

中古車に第3者機関の目が必要となるのは、販売する車輌に一定の基準が無いからではないのか?と思ったのです。

ここでいわゆる中古車と認定中古車の最大の違いが見えてきます。

「認定中古車は作られるもの」と言うことです。

中古車であれば現状を客観的に判断する人が必要ですが、一定の基準に合うように仕立てられている認定中古車は、メーカー・インポーターが思う最低限のレベルをクリアしているということです。

また、最低限の意味も普通いわれている中古車の基準と違ってきます。

運行上問題の無い商品であることは、最最低限です。

認定中古車基準の整備内容を見て思うのは、各ブランドが考える自社商品の「らしさ」を大切にしている点です。つまり、走る・止まるは当たり前で、ベンツらしい乗り心地やポルシェらしいハンドリングなど、基本性能+商品が本来もっているブランドのアイデンティティの価値を大切にしている点です。例えばそのために、まだ使えるワイパーブレードなどでも点火プラグでも交換してから商品化しています。

逆に言うと、自動車の基本的な性能・デザイン以外で差別化できる最重要ポイントで、メルセデス・ベンツにポルシェにAUDIに乗る意味・喜びの部分なんだと思います。大切にして当然といえます。

さて話は戻って、なぜその新聞記事を読んで疑問に思ったのかと言うと、それがメーカー直営店だったからです。自分たちが世に送り出した商品をリセールするにあたり、再度価値付けするのに第3者評価っていうのは?と思ったからです。しかし、単に下取り車に値札を付けて売るだけなら、そういう手法になるのかな?とおもいました。

あなたがもしメルセデス・ベンツの中古車を買うとして、「安全に走るクルマと」「安全にベンツらしく走るクルマ」どちらを買いますか?

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