というか、「嫌いになった」とか嫌いにならないまでも「興味がなくなった。どうでもいい」という話を同業の仲間から聞いたり、そうなった人が少なからず僕の周りにはいます。
この業界というのは、よく言う自動車雑誌などの編集とかではなく広告寄りの業界の話で、そういうものに携わっているとあまりにも煩わしい柵が多くて、元々はクルマが大好きで飛び込んだ世界なのにいつしか見るのも考えるのも面倒になったり嫌になったりするようです。
「するようです。」と他人ごとのように書いていますが、カクイウ僕もそういう時期が周期のようにやってくることがあり、一番ひどかったときは3年近くクルマのことを考えるとそれを取り巻く人間関係なども考えない訳には行かず、それが面倒臭く本当にもうどうでもいいやと思ったりした時期も有りました。
多くの人はここで降りてしまうわけですが、真性のバカなのか単にしつこいのかわかりませんが、それでも戻ってきてしまう少数もいるわけです。
そうやって、ちょっと離れたり戻ったりする奴というのは、クルマが好きすぎて嫌になってしまったりするわけで、考えてみればこれまた非常に面倒くさい人種だったりします。
ここ最近の自分はどうなのかと?というと、まぁ結局は好きないわけですが、もし自分が普段の足に何に乗ろう?1台はあのビンテージなクルマがあるからその兼ね合いも考えてとか、駐車場の高さがアレだからこの辺がいいんじゃないか?とあれこれ最初は楽しく考えていたのですが、考えれば考えるほどに訳がわからなくなったり、叶わぬ夢と現実を実感したりして「あ゛ーーーー」と唸りながら、最後は面倒になったりしています。まぁ今はそんなものをもう「どーでもいいや」って気分なのです。
でもまぁ、それもあとから思えば楽しい妄想時間てことになるんですけどね。