歴代メルセデスの中でも個人的にかなり好きなモデル、W111クーペです。
しかもこれはコンバーチブル。シルバーにホワイトリボンの組み合わせは、なかなかツワモノです。
なんと言ってもこのクルマの特長は、長~いクーペスタイル。
ベンツでありながらベンツらしくない、他も出るとは一線を画すようなカタチです。
アメリカマーケットを相当に意識していたことが窺えますね。
セダンのフィンテールなんて、まぎれもなく当時のキャデラックあたりを彷彿とさせます。
タテ目のライトに大きなグリル、前後にはメッキが巡るバンパー、かなりセクシーでございます。
幌はブラック。張り替えられているようで、新品の質感でした。
これをオープンにして走ったら、それはそれは優雅なひとときを味わえるでしょう。
年配の方はもちろん、デザイン的には若者も虜にしてしまう魅力を持っていると思います。
このW111は、1959~1971までの約12年間も生産されました。
1961年に追加された高級版(エアサス・6気筒)はW112となります。
さて「Garage ENZO」で見つけたこのコンバーチブル、
1962年式 2200ccのマニュアルミッションです。
ボディサイズからしても少し小さめのエンジンなので、MTのほうがかえって軽快に走れそうです。
黒のMBテックスに大径ホワイトハンドルもお決まりスタイル。
この大きなハンドルを軽~く握りながら流していると、とても贅沢な時間を過ごすことができそうです。
気になる方は、ぜひ一度見に行ってみましょう。
3.5クーペはわりとありますが、220のコンバーチブルはなかなか珍しいですよ。
■Garage ENZO ガレージエンゾウ
茨城県牛久市柏田町3041-3 TEL:029-878-0911 http://www.enzo.co.jp
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