不変のスタイリングを貫いているクルマと言えば、ポルシェ911、そしてジャガーXJでしょう。
そのサイズは大きくなってはいますが、流れる美しいシルエットは継承されています。
さてそんなXJシリーズの元祖、シリーズ1です。
所々クラシカルな雰囲気もあって、たまらないカッコよさですね。
デザインが変わらないせいか、一見すると古く見えないようですが、
グリルやライト、レンズ、バンパーなど各部はかなり違いがあって、
それがシリーズ1全体の雰囲気を作り上げています。
コイツは1971年式ですから、もう40年が経つわけです。当時このデザインは衝撃だったことでしょう。
インテリアも綺麗に仕上がってます。Evitaでバッチリレストア済み。
レッドレザーにウッドパネル。豪華な内装はさすがジャガー。
ホワイトリボンタイヤもかなりキマッてます。だいぶローダウンされてますね。
この 「グリルのデカさ」 がシリーズ1の証でもあります。
その後、だんだんと細くなっていきましたから。
奥にチラッと見えるのは1993年式のアーデンAJ4。
バンパーから上の面積の違いが分かりますね。
エンジン。 あれ?と思った人も多いでしょう。
そうです、このエンジンはオリジナルではなく、GM製の305を搭載しています!
当時の雰囲気は残しつつ実は凄い走りを・・・なんてのもクラシックカーの楽しみ方のひとつでもあります。
オリジナル派からすると「邪道」と思われるかもしれませんが、
元の素晴らしさに敬意を評しつつ、普段もガンガン乗れるようにする。これもアリでしょう。
クルマは飾っておくよりも走ってナンボですから。
そんなシリーズ1、その素晴らしさを体感していただけるように、試乗もOKです。
乗ってみればその楽しさが分かるでしょう。
XJ-Sも入れてジャガースリーショット。
なかなか良い眺めですな。
そういえば冒頭で 「不変のスタイリング」 と書きましたが、
XJ は最近全く違うカタチにモデルチェンジしましたね。
新型には賛否両論ありますが、今までの低く流れるスタイルはいったん終わりということです。
まあ実質X308までがそうで、X350は似ているけど別物だと言われてましたけど。
ということで、なおさら旧XJのアイデンティティが一番濃い「シリーズ1」が俄然魅力的なわけです。
ぜひ一度味わってみましょう。 試乗受付中です。
■Evita エヴィータ
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