ミッドシップに水平対向12気筒エンジンを積む、最後のフェラーリ、F512Mです。
365GT4BBから始まった、V12エンジンミッドシップ搭載モデル。
512BB → テスタロッサ → 512TRへと進化し、最後がこのF512Mというわけです。
テスタロッサの代名詞とも言える、サイドからの流れを組むリアテールは、F512Mでは丸型になってます。
リトラクタブルヘッドライトも固定式に。
F512Mの「M」とは、Modificata = 改良 の意で、
512TRの改良版という位置付け。
この後の550に引き継がれるポイントが随所に見られますね。
しかし今見ると、さすがのフェラーリもタイヤが小さいですね。
シンプルな内装。 最近の誰でも乗れるスポーツカーではなく、男の乗り物です。
女性ではクラッチは踏めないかも。 パワステもありません。
そういう意味では、この年代を境にフェラーリは分けられるかもしれませんね。
このあたりの男臭いフェラーリにしか興味が沸かない方、まだまだたくさんいるはずです。(笑)
ドアを開けて横から見ると、おもしろいです。
ドアノブはこの中に隠れてます。
■FERRARI F512M
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